埼玉 寄居町・深谷市・熊谷市 ピアノ教室Andante/アンダンテ

~「音楽は楽しい!」から「本物の音楽」へつながるレッスン~

コンサートパーティー2008

2009年09月22日 | グループコンサート
2008年10月4日(土)

午前中に小学生以下のコンサートパーティー。

おやつタイム
はじめてのコンサートパーティーで好評だった“わたあめ”を再び。


これまで、くじやゲームなどの景品としてお菓子をあげていた。

でも、ピアノの練習に役立つようなプレゼントをあげたいと思い、雑貨屋さんや100円ショップをグルグルして、いろいろ集めてきた。

それを、前回のグループコンサートからの1年で弾けるようになった曲を「ひけたよ花丸カード」に書き、
その曲数分、プレゼントがもらえるゲームに挑戦できることにした。

これで、普段あまり練習しない子の刺激になるといなぁ、なんていう企みも…。


プレゼントは、
指先強化のためのクリップ
手の山がつぶれないようにするためのボール
練習シールに押すスタンプ
まむし指対策のヘアゴム
そのほか、文房具などを用意。

一番効果があったのは、スタンプ。

面白がって押してくるようになった。
たぶん、練習もその分してあるはず…

「また先生に新しいスタンプもらうんだぁ」なんて楽しみにしている子もいる。



コンサートタイム

・愛のあいさつ
  友人の結婚披露宴で、ご主人と連弾しているのを聞いて、ステキと思って、
 この年のクラシック曲に決定!

・聖者の行進 ジャズアレンジ
  とってもかっこいいアレンジ。
  幼稚園や学校で、鍵盤ハーモニカでよく演奏される曲なので、それがどんなふうにかっこよくなるのかを聞いてもらった。

・夕べの祈り
  ピアノランド5巻の曲。
  曲名を伏せて、演奏を聞いて曲名を考えてもらった。
  
・しゃぼん玉
  日本の歌のジャズアレンジを弾いていたとき、いつか私もこんなアレンジができるようになりたい、と思っていた。
  コード塾のオプション講義が再びあるということで、小さいころから好きだった「しゃぼん玉」を
 リハーモナイズ(原曲とは別のコードをつける)してアレンジすることに挑戦!

・手紙~拝啓15の君へ/アンジェラ・アキ
  グループコンサートの少し前に、生徒が「今度弾いてみたい曲がある」と教えてくれて、私も気に入ってしまった曲。
  歌詞の内容が、勉強中のコーチングに通ずるものがあったので、生徒たちが自分の心にもっと目を向けられるようにと願いながら、歌った。

・崖の上のポニョ
  子どもたちに大人気の曲。
  コンサートまでに、弾き語りの楽譜の発売が間に合ったので、生徒たちと一緒に歌うことができた



ゲームタイム
  プレ・ピアノランド2の「つきよのウサギ」のお手玉回しをみんなでやった。

  次のピアノコンサートの全員演奏で、この曲のコーラスをやりたいと思っていたので、大人数でやるとどんな具合なのかをやってみた。  

  大人数では初めてだったので、最初は上手に回すことができなかったが、「落としても拾わないで続ける」という約束事を作ったら、
 流れを止めずに音楽に乗って回すことができた



夕方と夜には、大人と中学生以上のコンサートパーティー。

崖の上のポニョではなく、「その手を胸に/詞:絵門ゆう子、曲:樹原涼子」を歌った。

  この曲をいつか耳コピすると公言していたのを、やっと実現。
  絵門ゆう子さんの朗読コンサートのDVDから耳コピした。
  と言っても、この時点では聞き取りきれなくて、おかしなコードで演奏


「夕べの祈り」も、小学生以下と同様に、曲名当てをした。

特に大人の方々は、レッスンでも正解を求めるような答えをすることが多い。
ご本人の感じていることを聞きたいだけなのに…。

なので、音楽のイメージを素直に受け止めて、タイトルをつけてもらった。

つけられたタイトルは、「光の中で遊ぶ子供」「秋の公園」「あいさつ」「同窓会」「さようなら、また会いましょう」…。

そして、「祈り」というピッタリなタイトルをつけた生徒も



これまでのコンサートパーティーで、大きく成長させてもらった

こういう機会があることで、より前向きに、より楽しく、音楽に向かえた。

今まで「できない」と思っていたことも、いつのまにか「できる」ことになっていた。

生徒たちに、「みんなと同じように、私もがんばっているよ!」というところを見てもらいたかった。

生徒たちが書いてくれた感想カードを読んでも、私の挑戦を認めてくれ、褒めてくれる。
そして、「自分もやりたい」と憧れ始める。


伝えたいことも、汲み取ってくれている。

私のつたない演奏でも、心を込めることで伝えることができるのを実感した。


演奏する立場でも、聞く立場でも、音楽を楽しむことができてる。

こんなにも恵まれた環境におかれているのも、これまでのいろいろなご縁があったからこそ

それらに感謝しながら、今年のグループコンサートも迎えたい

グループコンサート2008

2009年09月21日 | グループコンサート
2008年9月30日(火)~10月4日(土)

これまでのグループコンサートが、とても面白くなってきたので、
10回目を迎える2009年春のピアノコンサートを、このグループコンサートの形で行おうと考えていた。

そのため、この回のグループコンサートは、少し内容を変えた。


前回は、課題曲を設けたが、この回は、
・思い出のピアノコンサート曲
・ピアノランド、プレ・ピアノランド3から1曲
・クラシック
の中から、グループごとに選曲の目安を設けた。

選曲の偏りがないように、
そして基本は、弾けるようになったレパートリーを増やし、披露する目的のコンサートなので、
以前に弾いたピアノコンサート曲も弾き続けて欲しいという思いを込めて。


小さい子たちのグループは、プレ・ピアノランド1,2のメニューから、
みんなでやるメニューをあらかじめ決め、それを課題曲のようにした。


でも、そんな私の戦略的な思いを大きく上回るグループコンサートになった


はじめてのコンサートになったグループ。
・いつもノートに音符やト音記号をたくさん書いてくる子は、プログラムの表紙にもト音記号とヘ音記号でいっぱいにしてきた。

 年長さんで、これだけの量を書くのは大変なことに違いないが、楽しそうに書いている姿が目に浮かんだ。


・年中~小1の小さな子たちのグループなので、お母様に手伝ってもらいながらプログラムを作ってきた様子が、微笑ましい
 お母様のご協力も、ありがたい。


ピアノに入ってはじめてのコンサートになったグループ。
・「えんそくだわっはっは」の曲に合わせて、お弁当の絵を描いてくるといっていた子。
  当日もらったプログラムに、かわいく折られた折り紙が差し込んであり、
 それを開くと、おいしそうなお弁当が描かれていた

  お弁当の中身は、みんなニコニコ笑っている
  
・「やまのぼり」を踊り、「きかんしゃ」を弾いた子。
  2つを合わせて描かれた絵は、高い山を2つ、きかんしゃが線路をはみ出しそうなくらい元気よくのぼりおりしていた

これらを見たとき、この子たちの中に、音楽がこんなにも生き生きとイメージできていたのかと感動した

それって、とてもステキなこと。

そして、樹原涼子先生の音楽のすばらしさを、改めて実感。


ピアノのレパートリーも少しずつ増えてきたグループ。
・お気に入りの3曲で、お話を作ることを演出にした子。
 当日は、そのお話に合わせて、1曲ずつお面も作ってきた。

 だんだん日が暮れていくのに合わせて、お話が作られていたのだけど、この描写がすばらしくて、聞いていて鳥肌が立った


小学校高学年のグループ。
もう、グループコンサートには鳴れたもので、選曲も演出も、こちらから特に提案しなくても、どんどんアイデアが出てくる

・曲に合わせて物語を作り、仕掛け絵本のようなプログラムを作る子。
・「紙人形で劇をするから、先生、テーブルにカバーをかけて用意しておいてね!」と言う子。
・「オバケやしき」に合わせて、ハロウィンの飾りを用意すると言っていた子。
  当日、お化けかぼちゃの被り物をして演奏
  そして、最後にはくじ引きが用意されていて、お化けかぼちゃがお菓子を配る


中学生以上、大人の方。
これまで、中学生以上の生徒や大人の方には、演出は強制していなかった。
でも、この回はみんなに「何か考えてね」とお願いしたら、それぞれに「らしさ」を感じる演出になった。


簡単な連弾曲をあらかじめ練習してきてもらい、当日いろいろな組み合わせで合わせた。

  アンサンブル力がついてきたので、生徒同士の連弾にもそろそろ挑戦して欲しいと思ってやってみた。
  初めての合わせでも、テンポが乱れることなく連弾でき、バランスなどに配慮できた。


この回から、in Yoriiとin Kumagaya、2つの教室でのコンサートになった。
行ったり来たりでコンサートをしたため、片方の教室への忘れ物がちらほら…。
今年のグループコンサートでは、持ち物チェックをしっかりしたい。

それから、演出のすばらしさに、演奏が伴っていないことも多かったので、
これも今年は向上させたい。


みんなの個性や持ち味が、溢れ出たコンサートになって、ずっと聞かせてもらった私がいちばん楽しませてもらった気がする

生徒たち自身も楽しんでくれたなら、うれしい

目標セッティング

2009年09月19日 | コーチング
2009年9月18日 横浜 保科陽子先生

上級コース第1回。

来年の8月まで12回のセミナーがある。

その12回を充実させるため、テーマごとの自分のゴールを見つけるセミナーだった。


セミナーはどちらかというと受け身なことが多く、「行きさえすれば先生がさまざまな情報を与えてくれる」という感覚があるが、
さすが上級ともなると、そうはさせてくれない


ゴール(目標設定)
・達成可能なもの。クールに。

 …夢や希望は感情的なもの。
  ということは、生徒たちに言われて、一瞬困ってしまう壮大すぎる「できるようになりたい!」「弾けるようになりたい!」というのは、
 「それは、それでいい」ということね。
  そこへ向かうための小さな「ゴール」をたくさん見つけられればいいんだ!

・設定すると、そこにエネルギーが集中する。
  集中すると、優位感覚でいろいろな情報をキャッチできる。

  …アンテナが敏感になるってことね
 
・未完了、足りないことが浮き彫りになる。
 …「その前に、これをやっておかなきゃ」って気付く瞬間ね。

・コミュニケーション、プロジェクトが発生。
  同じ考えを持つ仲間、同じ目標を持つ仲間ができる。

・自尊心が芽生える。

・障害があったとき、それを乗り越えることを学ぶ。

・知識、ツール、能力が備わって迎えるもの。
 …一夜漬けや見よう見真似で、どうにかなるものではないということ


ただなんとなく「できたらいいなぁ」と思っているのと、明確な目標を持って「できるようになりたい!」と思って向かっているのでは、
やる気も結果も大きな差が出てくるだろう。

セミナーの時間内では、すべてのゴールが見つからなかったので、帰りの電車でもいろいろ考えてみたが、
なんだかぼんやりしている…。

ぼんやりしているところは、多分、イメージがつかめていないこと、尻込みしていることな気がする

ゴールが決まれば、アンテナが敏感になるのだもの。

来月のセミナーまでには、それぞれのゴールを明確にしたい

コンサートパーティー2007

2009年09月17日 | グループコンサート
2007年10月13日(土)

午前中は、小学生以下のコンサートパーティー。

おやつタイム
 前の年に好評で「来年も!」とリクエストをもらっていたので、この回もクラッカーにいろいろ乗せて食べた。


コンサートタイム
  
・交響曲 第7番 第1楽章/ベートーヴェン
  「のだめカンタービレ」で使われていた曲。個人的に交響曲でいちばん好き。
  伴奏くんのオケをバックに、協奏曲風に演奏。

・スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス
  ディズニー映画「メリーポピンズ」の曲。
  かなり難しい連弾で、相手をしてくれるツワモノがなかなか見つからなかったので、思い切って伴奏くん相手にひとり連弾。

・ノクターン 遺作 嬰ハ短調/ショパン
  生徒にレッスンしていて、ちょっと気に入ったので私も弾いてみた。
  たくさん出てくるトリルの使い方を場面に合わせて変えたので、それを聞いてもらった。

・七つの子 ジャズアレンジ
  日本の歌には深い意味が込められているものが多く、この曲もその中のひとつ。
  子どもが7歳まで育つのが難しかった昔、無事に育つように願いを込められた。
  ジャズアレンジにも、その優しさや切なさがたっぷりで、
 「生徒たちが、自分の道をしっかり歩めますように…」と願いを込めながら演奏した。

・お元気ですか?/樹原涼子
  樹原先生の曲の中でも大好きな曲。
  でも、楽譜になっていないので、残念だなぁと思っていた。
  コード塾のオプション講義で、何かに挑戦することになり、私が苦手な耳コピに挑戦しようと思い、この曲を選んだ。
  怪しい部分もあったが、弾き語りで演奏することができた。

・旅立ちの日に
  CMで使われたり、卒業式の定番曲だったり、みんなよく知っている曲だったので、一緒に歌った。

・くまのプーさん
  メロディーが繰り返される度にどんどんアレンジが変わり、最後にはラグタイムに。
  鍵盤感覚が身につけば、鍵盤を見ないで楽譜を見たまま弾けるというのを見せるために、
 生徒たちに私が鍵盤を見る回数を数えさせた。


ゲームタイム
  プレ・ピアノランド2に出てくる「やまのぼり」をみんなで輪になってやった。
  2声の歌をつられずに歌う、つられずに踊る難しさと面白さをみんなで分かち合えたようだった。



夕方~夜に、大人、中学生以上のコンサートパーティーを行った。

この日は、お昼休憩を取ったくらいで、午前中から夜までコンサートづくし。

それなのに、体調がすこぶる悪い
仕事さえなければ、一日寝ていたはず…。

夕方にもなると、脳みそが全然回らない。
頼りない段取りながらも、なんとか終了

生徒の演奏中は、申し訳ないけれど、見えないように壁に寄りかかり休みながら聞いた

でも、自分で演奏するときは、元気
体調の悪さなんて、どこかへいってしまう。

改めて思った。
「私、ピアノが好きなんだ」「ピアノに助けられているんだ」と。


前回、生徒同士で書いてもらった感想カードの余りに、私の感想も書いてくれていたので、
この回は、私用の感想カードを用意した。

そしたら、みんな、写真にあるようにいっぱい感想を書いてくれた。

「こんなイメージを持ちました。」
「ここが好きです。」
「こんな思い出があります。」
「こんなところが、すごい!」 などなど、思い思いに書かれている。

私が思っていた以上に、みんなしっかり聞いている。

そして、うれしい感想がいっぱいで、こんなにもステキな生徒たちに囲まれていることを、またしても幸せに思った

グループコンサート2007

2009年09月16日 | グループコンサート
2007年10月9日(火)~13日(土)

グループコンサートは、毎年9月に行ってきた。

4月のピアノコンサートと、ちょうど半年の感覚でできるし、
一呼吸おいて、次のピアノコンサートの準備に迎えるので、ちょうどよかった。

だけど、9月は小学生の運動会シーズン

あちこちの運動会を避けて、日程を調整するのも難しいのと、
そんな慌しい時期なので、生徒たちの集中力を考えると、時期をずらしたほうがいいと思い、
今回、試しに10月に日程を組んだ。

結果、お互いに落ち着いてできたので、よかった


これまでは、自分の弾きたい曲、演出にあった曲を自由に選んでいたが、
この回は、“課題曲”を設けた。

日々のレッスンで、私が“その子らしい、その人らしい演奏”を引き出せるようになったと感じていた。

同じ曲でも「私が教えた演奏」ではなく、「その生徒が弾きたい演奏」に…。

生徒たちにもお家の方にも、同じ曲でも弾く人が変わると、雰囲気が変わることを見て欲しかった。


演出やプログラムも趣向を凝らしたものが増えてきた。

写真左上は、「世界でいちばん頑張っている君に」という曲名に合わせて、地球をイメージして作ってきた。
オレンジのひもを外すと、栞として使えるようになっている

写真右上は、年長さんの男の子のプログラム。
折り紙のセミに、一生懸命書いたと思われるかわいい字

写真左下は、演奏する3曲で作った物語が書かれている

写真右下は、大人の方が、本格的なコンサートのようなプログラムを作ってこられた


そのほか、曲に合わせた髪飾りをつけてきたり、体操をお客様に教えたり、
作曲家の誕生日を調べてクイズにしたり、楽譜に物語を書き込んでみんなに見せていたり…。

これらの演出やプログラムがとても楽しみになってきた


中学生以上、大人のグループは、緊張をほぐすのと、脳の活性化のために、
はじめに「音楽かるた」をやった。

けっこう楽しそうで、盛り上がったのでよかった。