私の教室では、春にホールを借りて行う「ピアノコンサート」と、
秋にグループごとで、教室で行う「グループコンサート」がある。
グループコンサートは、数名のコンサートなので、
ほかの人の演奏を聞いて「感想カード」に、その人の「よいところ」を書く。
ほかの人の演奏を注意深く聞くことで、
「私の音色はどうかな?」「私の姿勢はどうかな?」と
自分自身のことが振り返るのではないかと思って、始めたことだった。
はじめは、ほんの一言書いてあるくらいだったのけど、
だんだん書いてある量が増えてきて、
それぞれの個性を感じるようにもなってきた。
最近は、感動してしまうようなことが書かれている。
私の演奏にも書いてもらっているけど、
「よいところ」の域を超えて、感想、思い、イメージ、質問まで書かれていて、とてもうれしい
そして、私がある生徒の「よくできないところ」と思っていたことを、
「よいところ」として書いてあった。
そのときは、ハッとした。
ネガティブな言葉を言う生徒には、なるべくポジティブな言葉に置き換えるようにしているのだけど、
私の思いを言い換えられている気がした。
大切なことに気付かされた。
先月行ったピアノコンサートは、10回目だったので、
グループコンサートのスタイルで行った。
この感想カードも取り入れた。
でも、全員分だし、教室のように書きやすい環境じゃないし、
実はそんなに期待していなかった。
終了後のレッスンで、生徒たちが持ってくる感想カードを見たら、
感想がたくさん書かれていて、感動!!
自分の演奏の合い間に、係のお仕事をしながらも、
全員の演奏を真剣に聞いて、一生懸命書いてくれたかと思うと、うれしくてたまらなかった。
しかも、ちゃんとよいところをよく見て書けているし、
その人へのメッセージのようにも書いてある。
口ではなかなか言えないことが、書いてあるような気もした。
この感想カードがなかったら、生徒たちの思いを私が知ることはなかったかもしれない。
当人にも届けたくて、書いてくれたみんなの分をコピーして渡した。
ほかのお教室の発表会を見に行くと、
たまに、走り回ったり、おしゃべりしたり、自分の演奏が終わると帰ってしまったりしているのを見て、
なんだか胸が痛むこともある。
私の教室の生徒たちは、
ほかの人たちの成長を楽しみにしながら演奏を聴いている。
どんな演奏してくれるか、どんな演出をしてくれるか、ワクワクしながら聴いている。
うれしいことに、子どもも大人も!
そんな温かい気持ちで演奏を聞ける生徒たちに囲まれていることを、幸せに思う。
だから最近は、「本番で間違えちゃったらどうしよう」と心配している生徒に自信を持って言える。
「間違えちゃったって全然大丈夫だよ。
み~んな、やさしい気持ちで聞いてくれているから」
秋にグループごとで、教室で行う「グループコンサート」がある。
グループコンサートは、数名のコンサートなので、
ほかの人の演奏を聞いて「感想カード」に、その人の「よいところ」を書く。
ほかの人の演奏を注意深く聞くことで、
「私の音色はどうかな?」「私の姿勢はどうかな?」と
自分自身のことが振り返るのではないかと思って、始めたことだった。
はじめは、ほんの一言書いてあるくらいだったのけど、
だんだん書いてある量が増えてきて、
それぞれの個性を感じるようにもなってきた。
最近は、感動してしまうようなことが書かれている。
私の演奏にも書いてもらっているけど、
「よいところ」の域を超えて、感想、思い、イメージ、質問まで書かれていて、とてもうれしい
そして、私がある生徒の「よくできないところ」と思っていたことを、
「よいところ」として書いてあった。
そのときは、ハッとした。
ネガティブな言葉を言う生徒には、なるべくポジティブな言葉に置き換えるようにしているのだけど、
私の思いを言い換えられている気がした。
大切なことに気付かされた。
先月行ったピアノコンサートは、10回目だったので、
グループコンサートのスタイルで行った。
この感想カードも取り入れた。
でも、全員分だし、教室のように書きやすい環境じゃないし、
実はそんなに期待していなかった。
終了後のレッスンで、生徒たちが持ってくる感想カードを見たら、
感想がたくさん書かれていて、感動!!
自分の演奏の合い間に、係のお仕事をしながらも、
全員の演奏を真剣に聞いて、一生懸命書いてくれたかと思うと、うれしくてたまらなかった。
しかも、ちゃんとよいところをよく見て書けているし、
その人へのメッセージのようにも書いてある。
口ではなかなか言えないことが、書いてあるような気もした。
この感想カードがなかったら、生徒たちの思いを私が知ることはなかったかもしれない。
当人にも届けたくて、書いてくれたみんなの分をコピーして渡した。
ほかのお教室の発表会を見に行くと、
たまに、走り回ったり、おしゃべりしたり、自分の演奏が終わると帰ってしまったりしているのを見て、
なんだか胸が痛むこともある。
私の教室の生徒たちは、
ほかの人たちの成長を楽しみにしながら演奏を聴いている。
どんな演奏してくれるか、どんな演出をしてくれるか、ワクワクしながら聴いている。
うれしいことに、子どもも大人も!
そんな温かい気持ちで演奏を聞ける生徒たちに囲まれていることを、幸せに思う。
だから最近は、「本番で間違えちゃったらどうしよう」と心配している生徒に自信を持って言える。
「間違えちゃったって全然大丈夫だよ。
み~んな、やさしい気持ちで聞いてくれているから」