埼玉 寄居町・深谷市・熊谷市 ピアノ教室Andante/アンダンテ

~「音楽は楽しい!」から「本物の音楽」へつながるレッスン~

ピアノコンサート2002

2009年06月30日 | ピアノコンサート(発表会)
3回目の発表会。
2002年5月26日(日) さくらめいと 月のホール。

代講していた教室の生徒さん全員が参加してくれることになったので、
初めてホールを予約した。

in Yoriiから7名、代講教室から17名。


代講教室の生徒さんたちと発表会ができるは、これが最後。

その教室の先生は、クラシックをバリバリ弾く方。

そういう演奏は、今後たくさん聞くことができるだろうから、
今の私が伝えられること、経験させられることは何だろうと考えて、
前回は2曲のみだったエレクトーンを多く取り入れることにした。

ピアノ&エレクトーンのアンサンブル譜は、そう多くない。
子どもたちのレベルに合うものとなると、さらに狭まる。

なので、勝手なアレンジもけっこうした。

そして、講師演奏は、友人をゲストに招き、連弾とピアノ&エレクトーンアンサンブル。


テーマは、
ジブリ音楽館
  子どもたちの大好きなジブリの曲。
  このころ、「ジブリ美術館」ができたので、それにあやかって…。

私のお気に入り
  エレクトーンを演奏した子もいた。

ピアノ&エレクトーンアンサンブル
  生徒たちがピアノ、私がエレクトーンで、10曲演奏!

いっしょにうたって!日本のうた
  子どもたちは、意外と日本の歌を知らない。
  でも、伝えていきたいステキな曲はたくさんあるので、取り入れることにした。

みんなでボディーパーカッション
  in Yoriiと代講教室に分かれて、歌いながら体を叩くアンサンブル。

いろんなことば いろんなかたち
  曲名になっているけど、意味がよく分からないタイトルの曲を集めた。
  ジムノペディ、メヌエット、バラード、即興曲など。


プログラムは、表紙以外にも、曲名に合わせて挿絵も生徒たちに書いてもらった。
みんな絵が上手で、楽しそうな雰囲気になった

この回から、大きな生徒たちに、ステージ係(ステージでのセッティング)もお願いした。

ステージのタイトル飾りは、風船。
風船で音符も作った


今まで10回の発表会をやっているが、この回がいちばん大変だった

午前中のリハーサルで、エレクトーンを動かなくなり、リハーサル時間を大幅にオーバー。
ゲストの友人とは、いろいろなことがうまくかみ合わない。
生徒数も曲数も急に増えたので、やることは山のよう。

それに前回の余計なプレッシャーが大きかったので、
生徒たちが気持ちよく弾けるようにではなく、また同じことを言われないために、生徒たちに練習を強いた。

今、思い起こしても、相当な迫力があったと思う

生徒たちに伝わったものは、「練習の大変さ」だったろう。


コンサートを楽しむ気持ち、音楽を感じる気持ちを持っていたが、
それを心の底から感じている満足感も、生徒たちに伝えるすべも知らなかった。


このように時期があったからこそ、当時はよく分からなかった「何か」を求めてあちこち勉強に行くことができた。

そして、樹原涼子先生に出会ったときの感動が大きかったのだと思う。


ピアノコンサート2001

2009年06月29日 | ピアノコンサート(発表会)
2001年4月15日に行った「ピアノコンサート2001」が、2回目の発表会。

人数は、前回から2人増えただけ。

でも、もうin Yoriiの教室で行うのは無理。
だからと言ってホールを借りるには、人数が少なすぎる。

適当な会場がないか探したところ、ヤマハのフル・コンサート・ピアノを置いている練習室があった。
お客様が入っても十分な広さで、8人でも借りられる料金だったので、早速予約。

その後、代講をしていた教室の生徒さんたちも出ることになって、19人出演。

結局、ちょっと狭いくらいになってしまった…


前回は、私が進行をしたが、このときは生徒たちにお願いした

小さい子も大きい子も、人前を怖がらずにハキハキとお話できて、お家の方々にも好評だった。

演奏以外にも出番を持たせてあげたかった。


テーマを3つ設けた。
ディズニーソングス
  新しい曲から時代を遡るような曲順に。

私のお気に入り
  生徒たちが「弾きたい」と選んだ曲を演奏。
  ほかのテーマに当てはまらない場合にも、入れやすいテーマだったので、その後定番になった。

きっと知ってるクラシック
  ピアノ曲だけでなく、いろいろなジャンルの「きっと知ってる」曲たち。
  これがいちばん評判がよかった。


そのころ、私が趣味で習っていたエレクトーンを持ち込んでアンサンブルしたり、
リコーダーをやりたいという子がいたので、リコーダーとピアノのアンサンブルを姉妹でやってもらったりもした。

親子連弾で出演してくださった、お家の方もいらした。

全員演奏は、in Yoriiと代講教室に分けて、ミュージック・ベルのアンサンブル。
小さい子も大きい子もみんなで並んで演奏した。


このときのプログラムも表紙の絵は生徒にお願いした。

そのころ大人気だった「ハム太郎」がいろいろな楽器を演奏している絵。

それを書いてくれた子は、もう高校3年生。
…時代の流れを感じます。


あ、そうそう、タイトルの飾りがあったほうがいいと思って、
ホームセンターで大きな発砲スチロールを買ってきて、
「PIANO CONCERT 2001」とくり抜き、色画用紙を貼って、床に立てた。

これはしっかりしているので、その後何度も使いまわした。

次回、久しぶりにこれにしようかと思っている。
だって、「0」と「1」を入れ替えれば、「2010」になるから


外の会場は初めてだったので、心配性の私は、段取りや準備にかなりドキドキしていたが、無事に終了することができた。


生徒たちやお家の方々も、楽しんでいただけたようで、うれしかった


終了後のアンケートでお家の方から、
・お友だちの演奏を楽しみました。
・私ももう一度ピアノをやってみたくなりました。 といううれしいご感想もあったが、

・もうちょっと、つかえずに演奏してもらえれば、聞いているほうも安心していられるのですが。 というご意見も

これが、生徒の演奏に対してなのか、私の演奏に対してなのかは分からなかったが、
今だったら、
「ほかの生徒さんたちの成長の過程を見ていただけたら、うれしいです」

「レッスンでは上手に弾けていたのですが、本番は緊張しちゃったみたいで残念でしたね」

「私も一生懸命練習したのですが、まだまだ本番力をつけなくちゃですね」などと、
ニッコリ言えるかもしれない。

でも、このころは、すべてのことに必死だったので、
この言葉が、その後の私の大きなプレッシャーとなり、自分も、そして生徒たちも苦しめてしまうことに…。


…あぁ、今日は暗い雰囲気で終わってしまった

コミュニケーション練習帳 レッスン1~4

2009年06月28日 | コーチング
先日発売された「コーチング・ピアノレッスン コミュニケーション練習帳」を使っている。

今、レッスン4まで進んだ。

自分のコミュニケーション力をチェックして、
よりよいコミュニケーションのために2週間の様子を書きこんでいく。


レッスン1…コミュニケーション能力チェック
 
  このチェック項目でハッとしたのは、「スマートにリクエストできる」。

  私は「リクエスト」がとっても苦手。
  ついつい、「私ががんばれば…」「私が我慢すれば…」と思ってしまう。
  
  このチェックのおかげで、すべきところは「リクエスト」しようと思えた。
 
  そして、意外にもみんな、すんなり受け入れてくれた。

 
レッスン2…聞き上手・話し上手チェック

  このチェックによって、好意的に相手の話を聞けるようになったと思う。

レッスン3…承認上手チェック

  チェック項目の中に、
  ・生徒の演奏の良いところを3つ以上言える
  ・生徒の性格の良いところを3つ以上言える
  ・この1年間の生徒の成長を5つ以上言える  というのがあった。

  いい機会だと思って、1人ずつ書き出してみた。

  合計11個の良いところを探しながらレッスンできたことで、今まで気づかなかった良いところに目を向けることもできた。


レッスン4…質問上手チェック

  これはなかなか難しくて、レッスン後に振り返っても「いい質問はできなかったなぁ」と思うことが多かった。

  でも、ある生徒のレッスンで、うまくいかない原因をどう伝えようかな、と考えていたとき、
 この質問チェックが脳みそに降ってきた。

  「片手ではちゃんと弾けているけど、両手ではうまくいかない原因は分かる?」と聞いてみた。

  私は音の動きが覚えきれていないのでは?と思っていた。

  生徒の答えは「左手の指使いがまだ分かっていない」と。
  音のことも確認してみたが、大丈夫とのこと。

  そこで、指使いを覚える練習をしたら、弾けるようになった

  うまくいかない原因を「私が伝える」のではなく、質問したことで「生徒が見つける」ことができ、
 それが、私が推測していたことより、的確だった。

  コーチングの基本である「答えはすべて相手の中にある」を実感させられた。


レパートリー発表

2009年06月27日 | レッスンの出来事
グループレッスンのある子どもたちは、グループレッスンで「レパートリー発表」をする。

グループのメンバーの前で、自分のレパートリー曲を弾く。


個人レッスンのみの大人の方は、月1回「レパートリーレッスン」がある。

今までに弾けるようになった曲を持ってきて演奏。
必要に応じてレッスンもする。


弾けるようになった曲は、「レパートリーカード」に曲名や弾けるようになった日にちを書き、
それを貯めていってもらっていた。

「こんなに弾けるようになった」という証。

貯まれば貯まるほど、弾ける曲が増えていってうれしいだろうなぁ、と思っていた。


秋のグループコンサートでも、そのレパートリーのなかから選曲することになっている。


でも、あるとき、それが「ただの紙切れ」になりかけていることに気付いた

「今も弾ける曲」ではなく、「過去に弾けた曲」になっていた。

「弾いておいてね」というだけでは、放置しているのと同じだった。

それを生かす機会を作る必要があった。


大人の方からも「あんなに一生懸命練習した曲が、もう弾けないんです…」という声をたくさん聞くようになった。


みんな分かっている。弾き続けなければ、弾けなくなってしまうことを。

でも、各自で家で、それに取り組むことはどうやら難しいようだった。

やはり、機会を作る必要があると思った。


そこで、「レパートリー発表」と「レパートリーレッスン」を取り入れた。

グループレッスンでは、人前で弾く意識づけには役立っていると思うし、
大人の方たちも、レパートリーを保ち続けられるようになってきた。


それでも、まだ落とし穴が…。


発表会の練習など、大きな目標の練習が入ってくると、これが追い出される。

結果的に、発表会が終わって、その曲は弾けるようになったけど、
前回の曲はまた弾けなくなってしまう。

う~ん

「ま、仕方ないか」と思うこともできたけど、
私はやっぱり、あのとき弾いたお気に入りの曲は、楽譜を開いたらいつでも弾けるようにしておきたい!と思った。

そしたら、ピアノに向かうのが、より楽しくなるから


それを今年度の目標の一つとして、「ピアノだより」に掲げた。

ピアノコンサートで弾けるようになった曲を、1年間弾き続ける。

 そのためにレパートリー発表、レパートリーレッスンに欠かさず持ってきて!と。


先日のコーチングのセミナーで、1年後の目標を聞かれて、
この話をしたら「そういうことをレッスンで取り入れている話は初めて聞いた」と驚かれた。

心の中でニヤニヤしてしまった。
「価値」の“オリジナリティー”が喜んでいるようだった。


ピアノコンサート2009が終わってから、2か月。

大人の方たちのレパートリーレッスンは、ぼちぼちというところだけど、
グループレッスンのレパートリー発表は、今のところ順調。

1年持続させていくには、これからの私の意識と時間配分をきちんとしていかねば

人体絵本

2009年06月26日 | からだ
ボディマッピングのセミナーでは、実物大の骸骨やミニチュアの骸骨を使って説明してくださった。

骨は実際に見えるわけではないので、分かっているようで分かっていないことがたくさんある。

セミナーの中で、「骨のつき方を書いてください」と言われて、ほぼ書けなかった…。


「骸骨ほしいな」なんて思って、いろいろ見ていたけど、まだ迷っていた。


そしたら、生協のカタログに「人体絵本」というモノが載っていた。

「面白そう」と思って注文したのが、今日届いた。

写真が、その中身。


かなりリアルで分かりやすく書かれている。

これで、生徒たちに説明しやすくなる。


仙骨から頭がい骨までつながっていることも一目瞭然


この本の面白いところは、あちこちペラッとめくれて、さらにその中ものぞけること。


筋肉のページは、
手をめくると、手の中の腱と筋肉の様子が見える。

これで、指には筋肉がないことも、1の指の付け根の立派な筋肉のことも印象付けられる。

お腹を開くと、子宮があって、赤ちゃんまでいる!


潜在意識には、こういう画像の情報が効果的。


いいものを手に入れた

ポプラ社 人体絵本 ¥2000