埼玉 寄居町・深谷市・熊谷市 ピアノ教室Andante/アンダンテ

~「音楽は楽しい!」から「本物の音楽」へつながるレッスン~

四季の輪舞(ロンド)

2010年09月29日 | ピアノを弾く
先週のスピリアル塾の集合レッスンで、
講師の西山いずみさんが、「四季の輪舞(ロンド)」という絵本を紹介してくださいました。

とてもきれいな絵本


アマゾンで見たら、中古のみ
…ということは、廃盤?

でも、図書館で見つけることができ、
おととい読みました。

表紙にある、それぞれの季節の妖精たちが手をつなぎ、
地球を見守る様子がとっても印象的で、
「すてきぃ」と思って見ていたら…。


メロディーが聞こえてきました


そして、今日。

ひさしぶりのいい天気だったので、公園にウォーキングをしに行きました

そしたら…。


おとといのメロディーの続きがやってきました

しかも、エンディングまで

途中、うるっとしてしまうほどの曲。


帰宅後、楽譜に書きとめようとしましたが、
半分も思い出せない…


夏の間、暑くて行く勇気のなかった公園。

久しぶりに行ったら、「こんなに緑の香りがしたっけ?」というほどの濃い香り

青空も雲も風も気持ちいい。

この時期は、イモムシ&ケムシたちが大量なので、
ドキドキしてしまうのですが、
今日は、ちょっとしか見かけなかったし

ネコがお昼寝していたり、
ザリガニの残骸があったり、
干からびたがいたり。


ウォーキングに行くと、
こんな風にメロディーがやってきたり、
いいアイデアが浮かんだり、
考えがまとまったり…。

ウォーキングにその効果があるのか、
その公園に、そのエネルギーがあるのか…。


とてもいい時間を過ごすことができました

イメージの共有

2010年09月25日 | レッスンの出来事
私は、生徒自身が持っている音楽のイメージを大切にしています。

それは、その人だけのものだから

そして、“その人”が隠れることなく出てくるものだから


連弾曲をレッスンしていたときのこと。

レッスンノートに「イメージをもってひけるように」とあったので、
レッスンで大まかなイメージを確認して、
細かい部分は楽譜に書きこんでくることにしました。

そして、次のレッスンで、ザッと一回合わせ、
細かい部分の調整。

まぁ、前回よりは合いやすくなったかなぁという感じ。


そのあと、楽譜に書きこまれていたイメージを確認。

それは、私がその曲に対して持っていたイメージとはまったく違っていて、
川が上流から海へと流れていく物語でした。

音楽のエネルギーの変化は、岩にあった衝撃などに、
フレーズが次々やってくるところは、海との対話に、イメージされていました。


それはステキと思って、
それをイメージしながら、もう一度連弾すると、
2人の音楽が自然に流れ、とっても合わせやすい

イメージを共有できると、こんなにも音楽が変わるんだ!ということを
実感しました


楽譜は目に見えても、イメージは目に見えないもの。

でも、心の中では見えるもの。

音楽を通して、連弾を通して、
その目に見えないものを共有できるなんて、すばらしい


時間×いのち×音楽×飛躍 その3

2010年09月14日 | こころ
今日は「飛躍」に焦点を当てて…。

実は、私、
今年に入ってから、とっても飛びたいのです

昨年より、思いのままに動けるようになっているとは思うのですが、
まだ上手に飛べているのかよく分からない状態で、
先月、篠原みな子先生が出演されるライブに行ったときのこと。


みな子先生が用意されたプログラムに、
「飛躍」という言葉が手書きで書かれていました。

なんだろう?と思っていたら、
プログラム1枚1枚、異なる言葉を書かれたそうで、
「幸せのヒントになったら…」とのことでした。

私の飛びたい思いが、キャッチしたようです


その時は、「この気持ち、これでいいんだぁ」という安心感だけだったのですが、

今まで、そういう出来事があっても、
「偶然、偶然」「気のせい、気のせい」と軽くあしらってきたのですが、
それはたいてい、

そのときの私を肯定するもの、
未来の私を暗示するもの、

だと、のちのち気付くのです。


なので、今は、「飛躍」は、

今の私を肯定するもの、
未来の私を暗示するもの、

として、素直に受け止めておこうと思います


そのライブの翌朝、ふと、
小学校か中学校の文集の「将来の夢」に、
「自力で空を飛ぶこと」と書いたことを思い出しました!

私は、乗り物酔いもするし、
絶叫マシーンにも乗れないタイプなので、

「飛行機は絶対酔うし、怖くて乗れない…」
「でも、“自力”だったら酔わないかも!」

という安易な発想だったのですが、
20年も経て、ここにつながるとは!


…というか、
冒頭に書いた、「今年に入ってから飛びたい」じゃなくて、
子どものころから、とっくに飛びたかったみたいです


私が「飛躍」を素直に肯定できるようになったのは、
まぎれもなく音楽のおかげです。

今年に入って、次々と曲ができること、
発表会のステージにもかかわらず、自分でピアノを弾きながら感涙したこと、
「体は音楽」と気づけたこと、
生徒たちの音楽が愛おしく感じること、

そのすべてがあって、私は飛び回れているのです。


今年に入ってから、私は新しい“いのち”をいただいたと思っています。

それほどに、去年の私とは感覚が違うのです。

以前から知っている方は、ビックリしたり、戸惑ったりされるほど


去年までの“いのち”は、
使える限り使わないと気が済まなくて、
かなり粗末に扱って、焼け焦げてしまいました

新しい“いのち”は、
ただそこにあることが、とてもうれしいです。

その存在を、何よりも私自身が大切にしたいと思っているところです。

それには、音楽がなくなてならないのでしょうね



飛んでるだけじゃ、「飛躍」にはならないから、
躍らないとね!

なんて、思っていたら、
もうずいぶん前に、友人の家で、お子さんと読んでから忘れらない
お気に入りの絵本
おどります」にもつながっちゃいました。


そういえば、この絵本も“音楽”です。


音楽を通して、たくさんの人が幸せに満ちあふれますように


なが~い、なが~い、私のひとり言におつきあいくださり、
ありがとうございました

グループコンサート2010にむけて

2010年09月08日 | グループコンサート
毎年秋に、“グループコンサート”という、
教室で行うコンサートをしています。

今年も、その季節がやってまいりました

生徒たちの演奏曲目がだいたい出揃い、
日程も決まったので、
「グループコンサート2010へ向けて」を作りました。

…と言っても、昨年のをちょっと変えただけですが


表紙には、
名前、日時、メンバーを書きます。

いつ、誰の前で演奏するのかをイメージすることって大事です

中身は、
コンサートの流れ(曲順、曲紹介の仕方など)
演出
ラララジャンサーについて
  (今回のお楽しみ企画は、ボディーパーカッションでのリズムアンサンブルです)
アピールひたいことは?
目標は?
おわったら、どんな気分?
ほかの人のコンサートで楽しみなことは?

を書きます


さてさて、今年はそれぞれにどんなコンサートが出来上がるでしょうか。
楽しみです



そして、今年は初の試みとして…。

私の演奏を聞いてもらう“コンサートパーティー”を公開します


今までは、スペースに都合で、
「生徒のみ」とか「お家の方1人まで」としていたのですが、
スペースに(私の心にも)余裕ができたので、
お友だちも誘ってOKにしました。


なので、

ピアノ教室Andanteってどんな雰囲気?
先生はどんな人?
と様子を見てみたい方、

偉そうにブログにいろいろ書いてるけど実際どうなの?と偵察されたい先生方も、

よろしければどうぞ


in Yoriiでは、10月16日(土)
in Kumagayaでは、10月13日(水)に行います。


ご興味のある方は、
ホームページのお問い合わせからご連絡ください


新曲♪『見えるかな?』

2010年09月06日 | まっみmusic
今年の予想図としては、
先日アップした「ただそこに」と、
10月のグループコンサートで演奏予定の生徒たちと歌いたい曲の
2曲を完成させたいと思っていました。

そんな中、
あるとき、自宅の洗面所であるメロディーがやってきました

手や足を打ち鳴らしながら歌うメロディー。

広い草原で歌っているイメージ


まさか、予想図以外のメロディーが聞こえるとは!


そのとき、「そんなイメージの曲、一体どこで歌うつもりなんだろう?私
と思いつつも、
けっこう気に入ったので、ノートに書き留めました



それからしばらしくて、スピリアル塾の電話レッスンで、
講師の西山いずみさんとお話していたときのこと

いずみさんが、「スピリアル塾のテーマソングができちゃったりしてね」とポツリ。

まさかぁなんて思いつつ、電話を切り、
少しすると、

草原で歌っているイメージのメロディーを思い出したのです

「これは、そういう曲だったか?」と思いながら歌ってみると、
続きが出てくる、出てくる


そうこうして、出来上がったのが、この『見えるかな?』


スピリアル塾を通して感じたこと、
スピリアル塾に通いだしてから気付いたこと、
自分自身に対しても、生徒たちに対しても、大事にしていきたい思いを歌詞にしました。

そして、4小節の単位が音楽の王道だけど、
この曲は、それをあえて外しました。

Aメロは、6小節。
Bメロは、5小節。
サビは、10小節。

枠に収まらない面白さ。
割り切れない面白さが出たらいいなぁ。

↑これもスピリアル塾に通ずるものかな


   

  見えるかな? 君の目の前の鏡
  見えるかな? 君の後ろからのぞく鏡
  見えるかな? 遠く遠くで にやついてる鏡

  だから 緩めてね 緩めてね
  だから 澄ましてね 澄ましてね

  lalala 目の前で起きていることは
  lalala 君の心の中でも起きてること
  lalala 君が感じているこのことは
  lalala 君の隣の人も感じてること
  lalala そしたら ほらね


  見えないけど 何かを隠す雲の向こう
  見えないけど ねこのまんまるの目の奥も
  見えないけど 君と影とのその隙間

  でもね 見えるでしょう 見えるでしょう
  でもね あるでしょう あるでしょう

  lalala 君は君が思っているより
  lalala すごい力を握りしめてるはず
  lalala 他の誰かが思ってるより
  lalala 大きく深い世界を持ってるはず
  lalala そしたら ほらね

  
   

スピリアル塾のテーマソング?なんて思って作り始めたけど、
結局は、完全に私目線の曲に出来上がりました。

なので、よく言って「まっみ的イメージソング」かな

ピッチの狂いが耳に付きますが、よろしかったらこちらへ