埼玉 寄居町・深谷市・熊谷市 ピアノ教室Andante/アンダンテ 講師のまっみ*江黒真弓です。
「音楽は楽しい!」から「本物の音楽」へ つながるピアノレッスン
ここ↑にいつも書いていることは、
子どもたちは、みんな音楽が大好きなので、
その気持ちを大切に育てていきたい
いうことと、
音楽の本質を感じ取って、理解して、
芸術として、アートとして、
人の心に届く演奏ができるところまで、
伝えてきたい
という思いから。
今日は、その後者の話。
「ピアノ教室Andanteで身に付くこと」として
美意識について書いています
演奏する本人の美意識と
作曲家の美意識に共感がなければ、
すてきな音楽を演奏することは難しいことだと思っています。
ポップスの美意識と、
クラシックの美意識では、また違うし、
それらの中のジャンルによっても違う。
これまでポップスを弾いてきて、
今、初めてクラシックに挑戦している
ケイちゃん(仮名)。
譜読みは思ったより順調で、
練習もがんばっているようで、
どんどん両手にしてきて、
譜読みのテストにも合格しました
が、その後、停滞してしまいました
譜読みの次は、
自分の演奏を「すみずみまで聴く」のが目標なのですが、
ぼんやり楽譜を見て、ぼんやり音を聞いている感じ・・・
このままでは、
ケイちゃんがクラシックの魅力を理解できない!と思い、
ケイちゃんのやる気を確認した上で、
いつもより厳しく伝えました。
クラシックの作曲家は、
コードの中の音を選ぶときに、
メロディーのと兼ね合い、
前後関係から、
何度も考えて、
「絶対これじゃなくちゃダメ!」という音を選んで
書き残してる。
その美しさは、レッスンでやったから
ケイちゃんは分かっているよね。
その美しさに、ケイちゃんが感動して、
その音を表現したいと思って弾かないと、
その美しさは出ないの。
クラシックは、
とても繊細で複雑に美しい配置で音が書かれているので、
絶対その音で弾かないと、
作曲家の魅力が出ない。
レッスンでは、分かって弾けるのだけど、
お家では弾けないのだとしたら・・・
ケイちゃんがその美しさを理解できないのだとしたら・・・
まだこの作曲家を弾くのは早いから、
別の作曲家で練習してから戻ってこよう。
小さな子でも大きな子でも、
クラシックを弾くときには、その曲のレベルに合わせて、
このような話をします。
それをどのくらい理解できるかは分かりません。
行きつ戻りつしながら、
何度も何度も繰り返し伝えて、
初めは拒否反応を示していた子も
何年かかけて、分かるようになっていく。
美意識は感覚的なものなので、
感じ方はみんな違うし、
音でその美しさを聴いてもらうのだけど、
そこで生徒たちの心が、
どんなふうに動いているのかは分からない・・・
簡単に身に付くものじゃないのだけど、
大切なことなので、
ときに優しく
ときに厳しく伝え続けます。
ケイちゃんは、
その後、お家でお母様とも
ピアノとの向き合い方を話し合ったそうで、
もう一度、片手ずつ作曲家が書き残した音を確かめて、
それが表現できる指使いを確かめて復習したよう。
次のレッスンで、
初めの一音から美意識を感じる演奏になっていたときには、
心の中でガッツポーズでした
ちゃんとキャッチしてくれて、よかった
「子どもだから分からない」なんてことはないと
改めて思いました
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