埼玉 寄居町・深谷市・熊谷市 ピアノ教室Andante/アンダンテ

~「音楽は楽しい!」から「本物の音楽」へつながるレッスン~

自分のおはなし

2010年04月29日 | レッスンの出来事
ピアノコンサートの次のレッスンで、今まで“未来のおなはし”というのを
生徒たちに書いてもらっていて、
次のピアノコンサートに向けてのこと、将来のことなど、
ピアノのこともピアノ以外のことも聞いて、
その後のレッスンに生かしてきました。

でも、今回は“自分のおはなし”。

未来を見る前に、今の自分を見ることのほうが大切に思えて


そして、ピアノコンサート後、1週間分のレッスンが終わりました。


書いてもらったのは、

自分の性格
好きなこと、得意なこと、言われてうれしいこと
嫌いなこと、苦手なこと、言われて嫌なこと
今の自分を木に例えたら?
どんな木になりたい?
なりたい木になるには、何が大切?何が必要?何が要らない?

それをピアノでも

自分の演奏はどんな?
ピアノの好きなところ
ピアノの嫌いなところ
自分のピアノ(演奏や練習)を気に例えると?
どんな木になりたい?
なりたい木になるには、何が大切?何が必要?何が要らない?


難しい質問もあったと思うけど、小さい子から大人まで、
書ける範囲で、自分の思うように書いてきてくれました。

大雑把に書いてあるところは、細かく聞いて、よく見えるようにしました。


木に例えたことで、
照れてしまうようなことも、うまく言えないようなことも、
自分を語れたように思います。


木のイメージは、小さい子のほうが独創的でした。

「お家の隣に2本生えている大きな木を、ワルツの形とピアノの形にしたい。」

「雪を着ている木を、大きな花をつける沖縄の木にしたい」など


そして、ワルツとピアノの形にしたいと言った子は、
その木になるために「木に聞かせるようにピアノを弾く」と。

沖縄の木にしたいと言った子は、
その木になるために「くだものを指揮者に、魚がピアノを弾く感じで」と。

「面白いピアノを弾く」と言う目標の子なので、まさに


大きな子たちは、なりたい木になるための水や光や養分を、
ピアノのことに的確に置き換えられていて、
やるべきことがちゃんと分かっているんだなぁと感心しました。


ピアノ以外のことを聞く機会にでもあったし、
ピアノのことを深く聞けるいい時間にもなりました

これらを今後のレッスンに反映していけるようにしたいです


アルバム

2010年04月21日 | ピアノコンサート(発表会)
ピアノコンサート2010のアルバムができました

私は、わりと…いや、かなり細かい性格で、
写真屋さんにアレコレ注文つけると嫌がられるだろうなぁと思ったので、
はじめから、写真撮影を妹に頼んでいます。

父のカメラを借りて

もちろん素人なので、うまく撮れないもあるけど、
生徒やお家の方も、妹の撮影でよいと言ってくださるので、
毎年、妹にお願いしています。


その写真を、私の独断と偏見で選び、生徒一人一人のアルバムを作ります。

それにメッセージを添えて、次回のレッスンで渡します。

今年の会場は、照明が映えてキレイ


今日は、DVD作成をしながら、アルバム作りをしようと思ったのに、
ムービーが新しくなったら、容量が大きくなったようで、何をやってもダメ

我が家のDVDレコーダーは、このところご機嫌斜めなのだけど、
今日は、ダビング中に勝手に電源OFF

はいはい…諦めます。

実家のDVDレコーダーでなんとかなればいいのだけど、
誰か教えて~

ピアノコンサート2010 終了♪

2010年04月19日 | ピアノコンサート(発表会)
2010年4月18日(日)

ピアノコンサート2010が無事終了しました


今回の会場はスタッフさんたちの手際も良く、
リハーサルも本番もスムーズに進み、
アクシデントもなく終えることができて、ホッとしているところです。



2日前は、逃げ出したい気持ちでいっぱいという、
今までにはない精神状態で、どうなることやら…と思っていたのですが、

本番が始まったら、

小さい子も、大きな生徒も、大人の方も、

音色のきれいなこと、
自分の世界で演奏していること、
ほかの生徒の演奏をきいて感涙していること、
ほかの生徒の演奏の音色に感嘆していること、
舞台袖や休憩中に楽しそうに話している(遊んでいる?)様子、
アンサンブルの打ち合わせをしている様子…。


これまでのレッスンで、

この言葉かけでよかったのだろうか?
このアプローチでよかったのだろうか?
申し訳ないことをしてしまった…。
もっと気持ちを汲むべきだった…。

などの思いが、本番での様子を見ていて、

きっとこれでいいんだと思えました。


私にしかできないことの1つなのかも…と。


袖で生徒たちの演奏を聞いて、何度涙をこらえたか。

一緒に連弾していて、こみ上げてきたこともあった。

自分のソロは、そんないい出来ではなかったけど、
自分のイメージが音になっていることのうれしさ、

本番のステージも関わらず、
「別れの曲」の最後では、「いい曲だぁ」と思って弾いていたら、
また涙がこみ上げてしまった。

ピアノが良いせいもあるでしょうけどね

自分の演奏で感動するなんて、お恥ずかしい話だけど、
そんなふうに弾けるなんて思ってもみなかった。



生徒たちが自分の演奏に満足して感動してもらえるように導くのが、
私の仕事だと思っています。

生徒たちが、どのくらい感動していたかは分からないけど、
私のほうが、たくさんの感動をいただきました。


今回のピアノコンサートに向けて、
何をすべきか、何を言うべきか、かなり悩んだのだけど、
きっと私はこれでいいのだと思う。


そう思わせてくれた、今回のピアノコンサートに感謝

聞きにきてくださったみなさんに、ありがとう

生徒全員に、ありがとう




荷造り

2010年04月17日 | ピアノコンサート(発表会)
いよいよ明日がピアノコンサート本番です。

相変わらず、練習ができない状態だけど、気持ちは落ち着いてきました


ピアノコンサートの荷造り恒例、クロネコヤマトの段ボールが登場しました。

いつからか、毎年、このクロネコ段ボールに舞台袖の荷物を詰め込みます。

甥っ子のお気に入りで、宅急便屋さんごっこをして遊んでいました


聞きにいらしてくださるみなさま、どうぞお気をつけて
客席イスが硬いので、
お荷物でなければ、お尻の下に敷くものをお持ちになるとよいと思います。


そして、生徒のみなさん、
ミスや失敗を恐れることはありません
気楽に、音楽のシャワーをいっぱい浴びましょう

自分にも言い聞かせて


焦りから感動へ

2010年04月15日 | ピアノを弾く
ピアノコンサート2010本番まであと3日。

先週末辺りから、焦りが出てきた

忘れ物なく行けるかな?
当日のリハーサルは、トラブルなく順調にできるかな?


そして、自分の演奏を録音して聞くと、
1曲目の左手アルペジオの1音が鳴っていない。

穴が空いているように聞こえる。

これはマズイ…。

その左手を何とかしようと、必死で練習してしまった。

だんだん左手が動かなくなる…。

これじゃいけない!

あ~して、こ~して…としているうちに、左手に痛みが

またやってしまった


焦る気持ちをなだめて、今週は練習を休んだ。


その1音は、私の技術では無理なんだ。

そこは捨てよう。

もっと音楽を感じよう。

そう言えば、1曲目と2曲目では、弾き始めるときの気持ちも体も違う。

そっか、2曲目を弾き始めるような気持ちと体で、1曲目を弾けばいいんだ!


左手の様子を見ながら、練習を再開。


そしたら、弾けるのねぇ

聞こえないと思っていた1音が聞こえる

その曲が、はじめて私の心を揺さぶった。


本番、緊張したらやっぱり弾けないかもしれない。

でも、それでいい。

こんな感動を味わえたことで十分。

ありがとう。ショパンさん