埼玉 寄居町・深谷市・熊谷市 ピアノ教室Andante/アンダンテ

~「音楽は楽しい!」から「本物の音楽」へつながるレッスン~

コード塾 ミの気持ち

2009年06月09日 | コード
「樹原涼子のコード塾」第1期が開講されたのは、2005年2月18日。

池袋でピアノランドのセミナーの後、すぐに会員になったら、
間もなくして、この「コード塾」のお知らせがあった。

その日のうちに事務局に申し込みをしたのだけど、キャンセル待ち。
しかもキャンセル待ちが十数人いるという話だった

「それは無理でしょう」と諦めていたら、キャンセル待ち全員を受け入れるとの連絡が!


この時点では、まだピアノランド勉強会のメンバーを集めている段階だったので、
会員の通える講義は、コード塾が初めて。

でも、コードの多少の知識もあったし、ヤマハのグレードも4級まで持っているし、
行けばなんとかなるだろうと思って入り込んだ。

マスターコースに通っているとき、その話になったら、
樹原先生が「勉強会もマスターコースも通っていないのに、コード塾を申し込んでいたから、勇気ある人だと思ったわ」と。

そうですよね


その第1回目の講義で、今まで私が勉強してきたコードの世界とは全く違うことにすぐに気付いた。

だって、「ミの気持ちになって。ミになりきって歌って。」とおっしゃるのですもの

…そんなことも言われたことも考えたこともなかった。

 ましてや、今までのコードのレッスンでは、
 「そこにはミを入れたらダメ。そこのベースは絶対ミを外さないで!」と言われていた。


C(ドミソ)のミと、Em(ミソシ)のミは、役割が違うのだから、
違う気持ちで歌わなければ、きれいにハモれない。

ピアノを弾くときも、その感じ方で指へと伝えていかなければ、
Cの響きもEmの響きも表現することはできない。

ただドミソーと鳴らしているだけになってしまう。

それが転回形(ミソド)やopen(ドソミ)になったときも、やはり気持ちが変わる。


第1回目の宿題は、コードの構成音を「心のピッチ」で歌うこと。


私にとっての音楽の世界が変わる予感がした

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