埼玉 寄居町・深谷市・熊谷市 ピアノ教室Andante/アンダンテ

~「音楽は楽しい!」から「本物の音楽」へつながるレッスン~

グループレッスン

2009年06月08日 | レッスンの出来事
ピアノレッスンは個人レッスンが主だけど、
私は、月1回のグループレッスンを取り入れている。
グループレッスンの週は、個人レッスンはなし。

教室を始めたころは、個人レッスンのみだった。

1年くらいたったころ、幼稚園の生徒が1対1のレッスンに息苦しさを感じている気がした。
もっと元気な子だと思うけど、レッスンではそれを抑えている感じがしていた。


そのころ使っていたテキストはバスティン。

アメリカのバスティン先生は、週に個人とグループと2回のレッスンをされていて、
勉強会でご一緒していた先生方もグループレッスンを取り入れていて、
楽しそうで効果的なお話をうかがっていた。


ちょうど同い年の生徒がいたので、グループレッスンを提案してみたら、
生徒もお家の方も受け入れてくれた。

そしたらその子は、個人レッスンではあまり見られなかった元気っぷり

環境が変わるとこうも違うのか、と驚かされた。

その後は、個人レッスンでも元気な様子を見せてくれて、安心した。


ほかの生徒たちも、学年の近い子たちでグループレッスンを始めた。
現在も続いている。

数人の生徒たちの時間を合わせるのが難しいこともあるし、
退会や休会でメンバーが減ってしまうこともあるが、
続けてこられているのをうれしく思う


ピアノレッスンは、「練習」がつきもの。

楽しく順調に練習できて、楽しみにレッスンに来られるときもあれば、
気分が乗らなかったり、練習する時間がなかったりすることもある。

月1回グループレッスンがあることで、負担が軽くなっている気がする。
2週間でじっくり取り組める。

メンバーの演奏を聞いたり、
同じことを一緒に学んだり、
自分とは違う発想があることを知ったり、
メンバーが成長していることに驚いたり、
個人レッスンでは味わえない経験ができているように思う。


私がピアノ教室に通っているときには、
発表会で演奏を聞いていても、知らない子ばかりの演奏だった。

自分で教室を始めたときに、それはさみしいと思った。

でも今、私の教室では、みんながみんなのことを気にかけている。
発表会などで合っても、声を掛け合っている。

それも、このグループレッスンを続けてこられたことが大きいと思う。


月1回のグループレッスンを取り入れることで、個人レッスンの回数は減る。
おそらく、ほかのお教室に比べると、テキストの進度は遅いだろう。

それでも、このレッスン形態にご理解いただいていること、
生徒たちが楽しみにしていることは、恵まれていることだと思う

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