mame-ten天然酵母のパン日記

自家製天然酵母と北海道産の小麦のパンのお店です。
お庭の見える古民家でまったりイートインしていただけます。

反省の日

2012年08月26日 23時19分38秒 | ひとりごと
8月31日(金)まで、長期休暇をいただいております。        

9月1日(土)  より、通常営業開始
        よろしくお願いいたします。





寺内町燈路の日。
外の方が涼しいやん!という暑いまめてんにお越しいただいたみなさま。
本当にありがとうございます。

なんだか、段取りも悪く、失敗も多く、頭も働かない反省いっぱいの一日でありました。

「食パンないの?」「ドーナツは?」などのお声もいただき、申し訳ないやら、そう言っていただけてありがたいやら…。
いや、もう、すいません。
9月1日より、心を入れ替えまして、張り切って働きまっす!!


まあ、そんな反省の昨日があって、
今日は「イノチコア」という、福島原発の事故以来、関西に自主避難されてきた方々による「ちょっと気になる身近な食べ物の放射線のハナシ」という会に参加させていただきました。

私は食品の放射能汚染の問題について、あまり人とも話ができず、特に飲食業をされている方で、そういうことを気にかけている人って、元々食の安全に気をつけていらっしゃる自然食品系のお店の方くらいしか知らなかったのですが、
その会に北野田の「カフェ ド アーヌ」さんが協力していらしてびっくり。
食品を提供する側の不安と怖さなどの話をお伺いで来て、またこちらも話ができて、正直嬉しかったです。
そしてアーヌさん尊敬!!

そして自分の甘さと至らなさを痛感。


「チェルノブイリハート」という映画も見せていただいたのですが、
正直とても怖かったです。
それは、今後身近でこういったことが起こりうる、現実になるという恐怖。

映画の後、東日本から避難されてこられた方と、保養に来られている方がお話してくださいました。

ネット上では見聞きしたことはあったのですが、
鼻血、下痢、嘔吐、発熱、だるさ、咳、痰などの健康被害の症状がでて、病院に行っても放射能との関係性は否定される。
それはどんなに食品に気をつけていても、外の空気を吸わないように心がけていても症状が出るのだそうです。
でも関西に来て生活をすると、3か月もすると原発事故前の健康な状態に戻る。
やはり放射能が原因ではないかとおっしゃっていました。
そう考えるのが普通だと思います。

ただ、中には健康被害の出ない人がいる。
出る症状もさまざまで、個人差が大きいようなのです。
そういった中で、「放射能」について話をする、ということは「タブー」なのだそうです。
「自分の住んでいる所が、『住めない土地』だど認めたくない」(東京なんか特に)という心理があるのではないかとのこと。

しかし、いずれにせよ、チェルノブイリの経験からも、放射性物質による健康被害があるというのは明らかで、
それは今原発に関して議論している大人ではなく、何も知らない子供たちに一番被害が出る。


東京では、瓦礫を燃やし始めたら、健康被害を訴える人が増えたそうです。
放射性物質だけでなく、ヒ素やアスベストを含む瓦礫を焼却するということはとても危険なことなのです。


カフェドアーヌさんが、食品中の放射能汚染について、「変なものを出したら、毒を盛っているのと同じ」といった言葉に、強く共感しました。

私も一番それが怖い。

内部被曝や、食品の汚染度について、私なりに色々調べたのですが、結局のところ被曝には「安全なレベル」というものがない。

なので、政府は「100ベクレルまで大丈夫」などと言っていますが、とんでもない数値であるし、それが「大丈夫」とする根拠もない。
「大丈夫なレベル」というものはなく、「限りなくゼロに近いものが望ましい」ということであるようです。

しかし、食品を提供する側としては、正直なところ、「安全なレベル」というものがほしい。
国の定めるレベルにしたがっていれば、とてもゆるいですから、大概のものは「食べても大丈夫」となる。
それに従っていれば、今までと変わりない生活ができる。

でもそれに従っていたら、毒を盛る犯罪者と同じですから。
そんなことはしたくない。

でも、もう原発事故は起きてしまった。
放射性物質がゼロなんてことはないですから、

どこまで厳しくできるのか、何を選んでいけばいいのか、



すいません、ちょっと支離滅裂でまとまりません。

今のうちのパンは産地を調べているレベルで、本当の所の汚染度は正直わかりません。
もっと、よく勉強して、食品についても調べていこうと思います。

反省の一日であります。


8月30日に、大阪市で瓦礫受け入れの説明会があります。 → 
それに伴い、抗議行動も行われます。 → 
私は瓦礫の受け入れは、原発の再稼働以上にしてはいけないことだと思います。
被災地の方々も望んでいない、利権以外の何物でもないからです。 → 「放射線被曝から子どもを守る会・いわて  宮城・岩手地区の震災がれきは津波記念公園として整備を!」
私も、仕込みがあるのですが、時間をとって参加しようと思っています。

後悔しないようにです。