mame-ten天然酵母のパン日記

自家製天然酵母と北海道産の小麦のパンのお店です。
お庭の見える古民家でまったりイートインしていただけます。

飽食と、お土産の国

2012年08月23日 22時35分24秒 | ひとりごと
無事にオーサカに帰り着いたのでした。

最終日は、輪島の朝市やら、茶屋街やら、いわゆる観光スポットとお土産屋巡り。

和菓子を食べました。
ご当地アイスもめっちゃ食べました。
暑かったからか、お腹壊さなかった!

土塀の街並み。維持が大変やぁ~。


その土地に少しでも、お金を落としてってもらおうという取り組みや、サービスなど、見ていて色々考えてしまいました。

寺内町も一応、富田林の観光地なもんで。
まぁ、ずいぶん規模は違いますけども。

入館料のその価値の捉え方
本物の伝統工芸品と、安価な大量生産のお土産

何に価値を見出すか、何が必要なんか。

そうやって、いろんなものの渦の中に人の生活が成り立っていて。
何が正しいとかはなくて。
グルグル考えてしまいました。

大切なものを、少しだけ。

という生き方をしたいのに、
物があふれている世の中では、それでは、成り立たない生活になっている。
とか、グルグル…。




それはさておき。。。

70近いおばあちゃん(母)連れの旅は、少々怖かったです(>人<;)

炎天下3分も歩くと塩ふったナメクジのように弱々しくなるし。
ちょっとした段差につまづくから、「そこ!段あるよ!」と言いたくなるし。
トイレに行っちゃあ迷子になるし(-_-;)

無事に帰れて良かったです。

つきなみですが、

「おかん、小さくなったなぁ…」などと思い。
未だ嫁にも行かず、この先やってけるんですか?みたいな商売を始めちゃったボンクラを娘に持ち。
大変ですねぃ。
ごめんね。

あまり旅行に行ったり、遊びにもいく人ではないので、
7、8年前にも、二人で旅行に行った際、「歩けるうちに行けて良かった。」としきりに言っていたのですが。
まぁ、今回も言っていたのですが、
今回はほんまに、母が歩けるうちに行けて良かったと、実感してしまいました。

やろうと思うことがたくさんあって。
ありすぎて手からこぼれてしまうような。
なんにも掴んでいなかったような、
慌ただしい毎日を過ごしているのですが、

も少し
身近な人たちを大切にしたいと思えた旅でありました。