真夏も近づく十六夜

2019-07-19 19:40:56 | 日記
これから中村隼人のお芝居は

全部見ると決めていた

それなのに七月は

大阪に行ける日が一日もない

その分 八月の歌舞伎座で楽しもう

と思っていたら

なんと

チケット完売

といっても三部制の二部目の出し物だけ完売

それは隼人さまの出る「東海道中膝栗毛」

普段は昼の部と夜の部だが

真夏だけ三部制になっている

主演は幸四郎(少し前の染五郎)と猿之助(いささか前の亀治郎)

でも完売の理由はそれじゃないよ

絶対中村隼人の人気です

脇役でも出ればキャーの声

ポスターの右縦列の下から三番目上から七番目

一部と二部はまだ切符があるから

玉三郎が怒っているかも

扇雀はもうあきらめてる

ああ、八月はどうやって過ごそうか

こうなったら十月のオグリの切符発売の8/18は

パソコンの前に待機してちゃかちゃか買わねば

ああ

どなたか歌舞伎座に顔がきく方

立ち見でもいいので…


オムレツサンド

2019-07-18 21:22:28 | 美食
胃痛になってから

お米のご飯を食べたくないことがよくありました

そんな日はサンドウィッチ

家にあるものといえば

卵 ハム マッシュルーム チーズ

オムレツサンドです

オムレツはテフロンの卵焼き器でつくります

固まった部分をよせて

柔らかい部分を外に流し

このくらいで裏返します

この調理に関してはフライ返しを使います

これで食パンに合う長方形のオムレツができます

ふっくらふわふわを淡焼きトーストに挟んで

四つに切って包みます

米を食べたくないと書いて

市川猿弥が好きな食べ物は米と書いていたのを思い出しました

これでちょっと加点

市川猿弥は当代錦之助に自分の大学の同級生を紹介して結婚させた役者です

これでかなり加点

つまり私がひいきにする中村隼人の両親を結びつけた人

猿弥は日大演劇学科出身だから中村隼人の母親も日大芸術学部

オムレツサンドとは関係のない話でした

でももう一つオムレツサンドに関係のない話をさせて

パリに暮らしたヨシコは

帰国するとお米お米と食べ続けておなかが出たので

妹に「ヨネバラ」と言われたそうです

さて四か月のストレス性胃炎もおさまってきたので

あたいもヨネバラ行くか

タダ

2019-07-17 20:53:21 | 生物
斜め前のお宅の外に

青紫蘇が

育てられて生えたものではないが

以前別のところで

ままごと用に草をとっていたら

おっさんに「こらっ」と言われたことがあるので

通り道とはいえ

よそのお宅の前にはえているものは

むやみに引き抜けない

私に白スミレの苗をくれ

「こんなもの、そのへんに生えてるわよ」

と軽く言った奥さんなので大丈夫とは思うけど

道に生えている自然のスタイルを好んで放置しているのかもしれないし

色々考えます

そんなに迷うならこの程度のものスーパーで買えばいいのかもしれないが

いや違うんです

タダのものをみつけて収穫するのがうれしいんです

昔我が家の勝手口の側には竹藪(たけのこ)やら

山椒やら三つ葉やら青紫蘇やら自然に生えていた

それなのに東京ではそんなものお金で買うなんて

スーパーでは青紫蘇とは言いませんね オオバという商品名がポピュラー

そして紫蘇を赤紫蘇と呼ぶ

私は認めません紫の中に既に色が示されているではありませんか

あ うちの勝手口の方には紫蘇も生えていました

アレチノギク

2019-07-16 20:13:33 | 生物
去年

京都のみやこのお墓から

抜いてきた草三本

クローバーとイヌムギと

そしてアレチノギクが花を咲かせ

たんぽぽみたいにふわふわと風に種がとばされて

小さな庭の隙間に

二代目が生えてきました

みやこの

骨から土になった栄養が

草になって種になって

またのびています

循環 循環

荒地好きの私だから

いい名前と思うけど

元は明治に南米からはいってきた外来種です

雨の神保町

2019-07-15 19:00:57 | 日記
カマちゃんが

ニューヨークにバカンスに出かける前に

私と遊びたいというので

色々考えて

映画は見たいのがないし

お芝居は今月は大阪松竹座しか行きたくないし

それならレトロ映画をやっている

神保町シアターに行ってみようと思いつきました

今月は野村芳太郎特集でその日やっていたのは

松本清張原作の「影の車」岩下志麻主演

まだケータイなどない時代の話でした

よくできていたけれど題名の意味が理解できなかった

雨の日曜の朝にこんな映画館にやってくるのは

時間があってともだちのいなさそうなじいさんばあさんばかり

神保町シアターの企画は

飯田蝶子特集とか川口家のひとたちとか

よく思いつくなあと面白い

さすがジジババのシアター

建物が奇抜なのはいいとして

中に入ってすぐのロビーの色合いや雰囲気や階段までの動線が

居心地が悪くてひとまとまりの空間になってないのが許せない

開映まで中に入れなくて地下まで階段しかないのもどうかしてる

昼は近くの天ぷらやで穴子や海老の天丼食べて

アンデルセンのカフェでガラス越しに外を通る人を眺めて

コーヒーを飲み二時間おしゃべり

神田のスニーカーやさんで最先端のスニーカーをじっくり見物し

さてもう一軒

好きなランチョンが日曜は休みで

しかたなく横のサイゼリアへ

なんかもうシステムを把握するのに一苦労

といってもカマちゃんといっしょなら無敵

軽いパスタの夕食にして二時間おしゃべり

これでよもやま話と論評を片付けてすっきり

でした


木造

2019-07-13 17:26:33 | 日記
とうとう終わった「大富豪同心」

今期の愉しみドラマだったのに

この前はふすま唐紙が面白いと書きましたが

今日はやはりケチをつけます

時代劇が当時まんまでないといけないともいいませんが

以前の時代劇ならこんなことはなかったのに

作る人が現代生活の中にいるからどう変化してしまったかを

知らないために起こること

この前も書いたように武家の湯吞が民芸風の陶器はなかろう磁器です

厚ぼったい陶器がふつうにあるのは

現代のノスタルジーや民芸運動の後からでしょう

そして写真の床の間の柱

木目が見えてみかがれていないかさかさの薄い塗料のみ

またその色も現代風で安っぽい

こんな日本建築は昔は少なくともお大尽の遊ぶ場所にはなかったはず

でも最近の木造にはよくあります

だからこれでいいとおもってしまうんですかね

東北の観光地の武家屋敷でも杉板に安物塗料が塗ってあって

風情がなくてがっかりしたことがあります

子供時代からいいものを見せておかないと

日本人みーんな折角の技術を失ってこれでいいになってしまいます

で、最近きづいたのは

国が公共建築物は国産材で木造にするのを推進する法律をつくったこと

それにより民間、次いで個人住宅と波及し、日本の林業が持ち直す

のだそうですが

そうやって集成材ではない無垢材での建築もふえてほしい

そして日本建築の水準を元にもどしてほしい

もう一つ、東京都がブロック塀をやめて板塀にする人には

補助金を出すと決めたこと

これは災害時の安全のためではあるが

景観と人の心をやわらかくする効果がある

木造がどんなに気持ちになじむか

さらにかさかさではないつるつるの柱までレベルをもどしてくれれば…


カタシログサ

2019-07-12 21:23:45 | 生物
半夏生の別名です

けれども半夏生というのはもともと

植物の名ではなく

夏至から11日目を指す言葉で

今年は7月2日だったそうです

丁度その頃葉が半分白くなるから当てられたようです

ほかに半夏というカラスビシャクをさす言葉もあります

まむしぐさみたいなきもちわるい植物

葉が半分白くなる半夏生はドクタミの仲間です

梅雨も終わりに近くなって

半夏生も白い部分がなくなってきました

葉が白くなるのは丁度開花期なので

虫を呼んで受粉してもらうためのようです

いつも通る小学校の半夏生も

白い部分がすくなくなってきました

祭近づく

2019-07-11 19:40:37 | 日記
あと二週間で

神楽坂恒例の阿波踊り

いつも金曜と土曜の夜に行われ

金曜ならなんとか我が家から椅子持って行って席がとれるけれど

土曜は人があふれて椅子はおけないかもしれない

でも最近はお勤め仕事をしているから

お客様をよべるのも土曜しかない

15年前に越して来たころは

道端の見物客もすかすかだったのに

なんということか

と、京都のひとたちも観光客の多さに呆れていると思う

祭よりなにより

私が嬉しいのは

交差点の拡張がなくなったようで

マンション工事が下準備に入ったこと
        

都の計画だってなくなることはあるのだ

神楽坂を二つに分断してはいけないのだ

猫たち

2019-07-10 19:49:26 | 生物
今朝文子は寝床から下りようとして落ちました

猫は高所から落ちる時も

すぐに体勢をととのえて肉球で軟着陸するのですが

文子は背中を打ったみたいです

神楽坂で最初にみかけてから15年

その時すでにおばさんっぽかったので

今は20歳ぐらいだし思います

眠る時間が長くて体に触ると骨ごつごつです

いつかはわかれるから大事に大事にしています

グリちゃんも拾って15年

あの時一歳だったとしても16歳です

片方の眼が濁ってきました

いとおしくてぎゅっと抱くと

うれしさのあまり私の鼻をガブリ

しばらく歯が刺さったままで痛かった

今朝容子にご飯をやろうとガラス戸をあけたら

すぐそこにいました

美しくてかわいい猫に育ちました

カメラをとりに行ったりしたら逃げるので

アーオアーオと朝の挨拶をしておきました


夕方東京大神宮の裏で見かけた猫
        

夏至から三週間杉だんだん日暮れが早くなります

冬だったらきづかなかったかもね

樹木葬

2019-07-09 20:15:34 | 日記
でました

京都が舞台の「虎次郎なんとか」というドラマを見ていたら

すぐ出てきました

みや子の眠る鴨川べりのセンダンの木が


今回の京都行きにももちろんお墓参りの予定を入れていました

それでもちょっと欲張って

鴨川の蛍にも会いたいと思ったのですが

多分時期が遅かったのです

それで暗闇の中のお参りだけをしてきました



今は自分のお墓を探しています

少し前、京都で樹木葬は大徳寺くらいでしたが

今ではもうあちこちのお寺が樹木葬を受け付けています

今回建仁寺両足院のことを調べていたらここもやっていました

以前訪ねた頃にはそんなことやっていませんでした

これからもっとふえるはずです

墓碑や骨壺をどんどんふやしたら

スペースが足りなくなるのはわかりきっています

それより大地に還って生物の循環に加われる方が嬉しいし理に適っていると思う

京都に葬られるなら京都の一部になれて循環できてうれしい

ただ樹木葬の木は選べるのかしら

でもそれをお墓にするならこれまたどんどん増えていく

木も選べるお寺を京都で見つけたので今度訪ねてみるつもりです

そういうゴールと目標があれば

老いて死に向かうのも少しは楽しみになります

選びたい樹種は決まっていますが

そこでそだってくれるかはわかりませんから

京都の土に埋まるだけでもいいと思っています