暮に頂いた洛北花背「美山荘」の栃餅を
惜しみながら焼いて食べている。
栃餅のことを初めて知ったのは、
40年前の雑誌『銀花』第16号。
丹波の暮らしが特集されていて、
その頃花背に通い始めていた私には、
花背と共通する雪深い丹波の
茅葺屋根の家並み、
夏の行事の松上げなどとともに、
囲炉裏で焼いた栃餅の焦げた写真が
忘れられなかった。
「うちまでは京都で、隣からが丹波」
と言っていた花背の大家さん。
「栃餅は渋抜きが大変でねえ」
それ以来実物は手に入らないものと思っていた。
さあて何と一緒に食べようか。
折角の鄙の風味、粒餡では趣が違う。
そうだ、黒砂糖。
椿模様の皿は、
急な来客の日に100円ショップで買ったもの。
黒砂糖の小皿は、
花背の陶芸家・小松華功さん作の梵字の犬を図案化したもの。
今年も花背は雪に包まれているそうな。
惜しみながら焼いて食べている。
栃餅のことを初めて知ったのは、
40年前の雑誌『銀花』第16号。
丹波の暮らしが特集されていて、
その頃花背に通い始めていた私には、
花背と共通する雪深い丹波の
茅葺屋根の家並み、
夏の行事の松上げなどとともに、
囲炉裏で焼いた栃餅の焦げた写真が
忘れられなかった。
「うちまでは京都で、隣からが丹波」
と言っていた花背の大家さん。
「栃餅は渋抜きが大変でねえ」
それ以来実物は手に入らないものと思っていた。
さあて何と一緒に食べようか。
折角の鄙の風味、粒餡では趣が違う。
そうだ、黒砂糖。
椿模様の皿は、
急な来客の日に100円ショップで買ったもの。
黒砂糖の小皿は、
花背の陶芸家・小松華功さん作の梵字の犬を図案化したもの。
今年も花背は雪に包まれているそうな。
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