表紙

2020-01-10 19:30:59 | 日記
快挙

ここまできた

歌舞伎界の有望な若手といわれる役者は何人もいる

でも週刊朝日の正月の表紙にキムタクの次の週に載るのは一人しかいない

グラビヤページにものっているそうだ

残念ながら神楽坂の売れない本やにはまだおいてなかったので

大きな楽しみにとっておこう

これをね

ひいばあちゃんの小川ひなさんが見たらどんな気持ちになるだろう

錦之助が映画で売り出した頃よりもっと喜ぶかもしれない

小川家は歌舞伎界では格の高い方ではないのに

今月の浅草公会堂には四人も出演し半分は小川家だ

今月の新橋演舞場には三人

今月の歌舞伎座には一人

今月の国立劇場には三人

歌舞伎界一番の勢力になっている

こうして数で一番になり

実力と人気で隼人が頂点に立とうとしている

週刊朝日を買う楽しみは

寂聴さんと横尾忠則の往復書簡の連載を読むことにもある

いつもはネットで掲載されるのを待って読んでいる

最新のではもうすぐ死ぬからという寂聴さんを

たしなめてそんな贅沢をいってはいけないと

横尾が生の楽しさを思い出させる話をする

この回だけをとってもいつも横尾の方がうわてだと思う

天上界ではステージの違う者は出会えないと言い

寂聴さんは横尾の方が上にいると言うが

本当にそう思う