はぎわら_m の部屋
社会・時事批評、オピニオン、初等物理の気まぐれ考究、物理教育放談

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2005年01月06日

横浜市が公立小中学校で習熟度別授業を導入するというニュースを聞いたので、コメントを記す。

私は、公立学校でも学力を重視すべきと考えるが、「習熟度別」=「成績段階別」の意味ならば、この制度には全く反対である。

要は、生徒個人個人の学力を最大限に伸ばし得る仕組みをつくることだ。どのような説明の仕方が解かり易いかとか、理解が進むプロセスの様態には、人によって様々なパターンがある。数多くの科目を一時期にこなすより特定科目に集中するのが適した生徒、素朴な疑問を数多く抱き、最初は遅々としか進まないが、ある所から急激に伸びる生徒、等等、である。

このような生徒の個別性を把握し、同じ科目を、複数のクラスに分かれて異なる方式で教え、そのクラスは生徒自身が選ぶ、、こうした授業形態が望ましいと思う。

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