はぎわら_m の部屋
社会・時事批評、オピニオン、初等物理の気まぐれ考究、物理教育放談

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株価は上昇し、地価も上昇の兆しを示している。種々の相場価格もインフレを先取りするように上昇傾向を見せているものが多い。
これは、たしかに小泉内閣の作戦(水面下の動きも含む)の結果であると見ていいだろう。さて、これをどのように評価すべきかといえば、私は、大変まずい状況であると考える。
小泉政権の期間に、失業が増え、個人所得は抑えられ、内需に頼る中小企業は困窮し、個人商店の多くが閉店に追い込まれた。このような状況下で、上場企業の株価が上がり、不良債権が減ったとしても、国民の生活は苦しいままだ。そして、これに不動産インフレが加われば、一般国民のマイホームの夢は完全に絶たれ、ただでさえ日本の生活の貧しさの根源となっている住居環境が一層劣悪化する。

一刻も早く、内需と個人消費を重視する政策に移るべきだ。さもなければ、バブルとその崩壊という悪夢の再来によって、日本人の心と富は決定的に傷つけられることになるだろう。

バブルの反省ができない政府関係者は、次の有名な言葉を思い出されたい。
「過ちて改めざる 是れを過ちと謂う」(孔子)


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