小田原城徳28-21武宮
ラグビーみたいなスコアだけど、野球のスコアです。といっても「弱くても勝てます」というドラマの話だけど…。
小田原城徳は県内有数の進学校でグラウンドは週に1回しか使えないという設定。
野球部員は1人を除いて小学生より下手なんじゃないかというレベル。そのため監督(演じるのは二宮和也)は守備練習をほとんどせず、バッティング練習に時間を割き、点を取って、取りまくるという作戦。
とはいえ、投手が投げるボールはすべて山なり。守備は少年野球以下。これでは相手の攻撃が半永久的に続くでしょ。
もちろんドラマで、フィクションというのはわかってはいるけど、
野球を冒涜された気分
で少々、不愉快だね。野球を愛する人間なら、このドラマを見てそう思う人は結構いるんじゃないかな?
ま、いいけどさ。あくまでドラマのわけだから。
![]() | 122対0の青春 (講談社文庫) |
川井 龍介 | |
講談社 |
以前、青森大会で122対0なんて試合がありましたね。ノンフィクションならこれに近くなると思うよ。
この122対0という結果は衝撃的でスポーツ新聞にもデカデカと掲載されました。
相手は「手加減するのは失礼」とたとえ大差がついても盗塁を止めませんでした。今では大差がつくとたとえ高校野球でも盗塁しなくなりましたね。プロでは大差で盗塁すると報復の死球が待ってます。
講談社で出版された「122対0の青春」はずいぶん前に私は読みました。なかなか読みごたえがありましたよ。