巨人・レッズ・チャーハン(2019年は和と動)

基本的には巨人応援ブログです。しばし更新していませんでしたがマイペースで再開。

踊らされていた

2010-07-05 21:35:02 | サッカー
サッカーW杯でベスト16が出そろった時のこと。
南米から出場した5チームすべてが予選リーグを突破したことで、今回は「南米の大会」と言われた。サッカー評論家は、
「今回はピッチの状態が良くない。ヨーロッパの選手は常に良いピッチで試合をしているが、南米はそうではない。また子供の頃からストリートサッカーをして遊んでいるから、荒れたグラウンドには慣れている」
とか
「今回は高地での試合も多い。南米は予選でボリビアの標高の高いところで試合をしているから環境の変化にも柔軟である」
とか、もっともらしい要因をあげた。

だがベスト8で勝ったのはウルグアイの1チームのみ。
優勝候補と言われたブラジル、アルゼンチンは散った。
オランダ、スペイン、ドイツのヨーロッパの3チームが勝ちあがったのである。


話をさかのぼれば、W杯前は「アフリカの大会」になると言われた。初のアフリカ開催。2002年に韓国がベスト4に進出したように、躍進が期待された。だがベスト8にガーナが進出したのみ。開催国の南アフリカにいたっては決勝トーナメントにすら進出できなかった。あの日本やアメリカですら進出したのに。

予想はさらに外れる。
岡田JAPANだ。W杯前は「予選敗退は間違いない」という厳しい意見はもちろん、「岡田解任論」も持ち上がった。
それがまさかの決勝トーナメント進出。帰国したの熱狂ぶりに岡ちゃんが「なんじゃこりゃ」と思うのも当然である。


今回のW杯でいかに我々がマスコミや評論家、ジャーナリスト、スポーツライターに踊らされていたかが良く分かった。まあ、これはサッカーに限ったことじゃないけど、教訓として生かさないといけない。

活字や噂話だけを鵜呑みにするのではなく、映像なり(もちろん現場で生で見るのが一番いい)自分も目で確認しないと、とんでもないしっぺ返しが来るかも。


ベスト4が決まったW杯だが、個人的にはどうでもいい感じでテンションがかなり下がってしまった。早くJリーグ再開しないかな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする