レブロン ヒート移籍

レブロン・ジェームズ　ヒート移籍


今日はこの話題でしょうなぁ。
キャブスからＦＡになって去就が注目されていたレブロンの移籍先がヒートに決まった。
これで残留が決まったウェイド、ラプターズから同じくＦＡでの加入が決まったボッシュとの、超がつくほど凄いＢＩＧ３が誕生したことになる。

私の予想はキャブス残留だっただけに、かなり驚いた。しかもヒートとは…。移籍するならニックスだろうと。
驚きと同時に失望もある。

キャブスはレブロンを残留させようと必死だったし、フロントも勝つために、優勝するために、シャック、ジェイミソンを獲得したりと、やるべきことはすべてしてきた。
それに応えてこそ真のスーパースターだし、「キング」の異名をを名乗るにふさわしい。

が、結果はカンファレンス・セミファイナルでセルティックスに敗れ優勝できず。
挙句「勝つチャンスが最も大きい」とスゴスゴと移籍されたんじゃ、たまったもんじゃない。
裏切られた、という思いは強いだろうね。

キャブス、そしてクリーブランドの街の失望は大きいだろうね。わかる、わかるよその気持ち。
私も2002年に松井秀喜がＦＡ宣言し、メジャー挑戦を明言した時はショックだったから。
だが松井の場合は最後の年だった02年にホームラン50本打ち、日本一に導いたから「行ってらっしゃい」と送り出すことができた。

はたしてレブロンはどうか。
レブロンの故郷はフロリダではないし、子供の頃からヒートにあこがれていたわけではない。

かつてマイケル・ジョーダンも優勝するのに、かなり苦労した。
が自らの力で強引なまでに優勝を手繰り寄せた。だからこそ「神様」とまで崇められたのである。

この移籍でレブロンは優勝を手にするだろう。しかも２度、３度と。
だがこれまで絶大に彼をサポートしてきたクリーブランドの街を敵に回してまで成し遂げる優勝に、その価値は半減すると思う。