2012.7月スイス ～オットの大失態～

覚書きやコメント欄でもお話しましたように、今回のスイス旅、オットの大失態があり波乱の幕開けとなりました。


夢のようなフライトを終え、フランクフルト空港に到着。
その後ドイツ鉄道に乗りスイスのバーゼルに到着したとき、オットの貴重品が入っていたカバンが紛失していることに気づきました。

カバンの中に入っていたものは、クレジットカード7枚と少しばかりの日本円の入ったヴィトンの財布　そしてipod touch などなど・・・


とりあえず警察に届け出をしておかないとと思い、フロントで交番の場所を尋ねてわかった
ビックリ仰天の事実

「今日は日曜日だから警察はお休み」

えぇ～っ警察がお休み～っ　ビックリしたけどウソのようなほんとの話です。

ただし、一応日曜日でも開いている警察が一ヶ所だけあるとのことで、電車で離れたところまで行きました。
ちなみにバーゼルというところは大きな駅で決して田舎ではありません。
そのバーゼルの駅前に警察がないなんて・・・
日曜日が休みなだけではなく、お昼休みは2時間たっぷり、閉まるのは17時半という全くもって一般の会社やお店と同じレベルです。
24時間いつでも開いている日本の交番所、ほんとにご苦労様・・・



警察に到着してみると大きな警察署を想像していたらプレハブみたいなちょっと大きい交番所レベル。　お巡りさんは2人だけ。

事情を説明して届出をしたいと言ってもいまひとつ通じてない感じでちゃんと取り合ってくれない。
私たちの英語が通じてないだけだと思うけど・・・
これからどこへ行くのかと聞かれ、「フランスのシャモニー」って言ったら「チェッ、フランスか」みたいな態度の警察官。

ドイツ語なまりの英語にもかなり苦戦。
「ドイツ語を話せる友達はいないのか？」と言われ、いないと言ったらじゃあもう無理だね、みたいな感じで相手にされなかった・・・

とりあえずクレジットカードを止めようとダイナースカードの日本のデスクに電話。
するとダイナースの電話に出たこのお姉さんがナント、直接警察官とかけあってくれるとのこと！
「捜索してくれって言ってるんじゃない、ただ単に保険の書類が必要なだけ」みたいなことを言ってくれたらしい。

警察官もちょっと納得してくれた。
そして、「シャモニーのあとスイスのツェルマットに行く」と言ったら態度が豹変。
「ようこそスイスへ！」と言って握手された。
失くしたものを一つ一つ特徴などを登録して、2時間ほどかかってようやく書類を作成してもらった。

２人の警察官はウルウル涙ぐんでいた私の頭をなでてくれ、とっても親切にしてくれました。
と言っても若くて息子みたいな歳のイケメンポリスマンだったんですけどね・・・。
最後には握手して帰ってきました。

そんなこんなで朝のうちにシャモニーへ出発する予定が半日遅れとなり夜の到着。
しかもシャモニーの町は雨・・・テンション下がるぅぅぅ～

ところが翌日から毎日快晴ーーっ！
帰るまではすっかり忘れてスイスを満喫したのでした。

今回、不幸中の幸いだったのは、
パスポート、ユーロ、スイスフラン、日本円などの重要なものはすべて私が持っていたこと！
パスポートはイミグレを通ったあと必ずオットから回収して私が保管するんです。


過去の大失態はざっとこんな感じ・・・
・サンフランシスコ発ハワイ行きの飛行機の座席ポケットにパスポートを置き忘れた
・ハワイのハレクラニホテルのセーフティボックスにパスポートを忘れて空港まで行った
・ホノルル空港に買ったばかりのポータブルDVDを置き忘れた
・ホノルル空港へ向かうタクシー内に財布を忘れた
・ヤマダ電機の80,000円分貯まっていたポイントカードを落とした
・韓国の明洞でボケーッとしてて財布を盗られた　→ そのときの記事は こちら

明洞で盗られた財布もヴィトン、今回もヴィトン。　タイガシリーズのグリーンの・・・
帰って来てからオットは100均の財布を使っております


荷物から離れるとアラームが鳴るような、盗難防止とかに使われるアレ。
次の旅行までにアレ買わなくっちゃ・・・



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