～JAL SKY SUITE777 ビジネスクラスに乗ってみました♪～

先月のベルギー旅行のときに乗ったJALのロンドン便は
2013年1月から就航している　JAL SKY SUITE777
これに乗りたいがためにロンドン経由を選びました。



機体にもJAL SKY SUITE777 のロゴが・・・



乗った瞬間、この区切りだらけの空間にほんとビックリ
ホームページで見ていたのでなんとなく雰囲気はわかっていたものの
こんなにもぎゅうぎゅうな感じは想定外
いつも乗っている ジャカルタ線のスイート と同じようなイメージを持っていたら
全く違うので驚かされます。



ビジネスクラスのシートマップ
我が家が指定したのは7列目のAC

この機材に乗るのが初めてのときはどの座席を選ぶか悩むところ・・・
AC席のことしかわかりませんが、座席選びのご参考になればと思い詳しくレポしてみました。


ちなみに・・・
5列目だけ離れていますが
CAさんいわく、どの列も広さ・幅など全く同じとのことでした。

まん前がファーストクラスの5列目だけは我が家は避けています。
CAさんが出入りするたびに向こうの別世界がチラチラ見えて悲しくなるので(笑)
ファーストのサービが最優先というCAさんの様子ももろに見てしまいますしね・・・



上から見たところ



通路側から見たところ



窓側席から見たところ



隣との席はこのディバイダーというパーティーションできっぱり遮ることができます。
これを上げてしまうとかなりの個室感
悪いように言えば閉塞感・・・

これね・・・
お隣が同行者だったらいいけど全くの他人だったらどうするのがベターなんでしょ・・・
離着陸のときは下げておかないといけないのですが、
さて、自分から上げる？向こうが上げるまで待つ？
こっちから上げたら何か思われないかなぁ・・・などと私ならあれこれ気を揉んでしまいそうです(笑)



個人用テレビの下はオットマンにしたり物置にしたり・・・



テーブルを出してみました



パーティーションを下ろしてみると・・・
窓側席のほうが通路側席より少し手前に配置されているので
隣のテレビ画面が自分のよりも近い位置にあるんです。
なので隣で見ている映画とかが視界に入ってきてしまう感じがしました。



自分の映画に集中したいときは下ろしたほうがよさそう・・・



反対に通路側席から窓側席を見た感じ
隣の画面はほとんど気にならないですね。



完全に消灯してしまうとそれが顕著に感じられます。
これは寝転がった状態で見ているところ

パーティーションを下げたままで、隣のテレビがついていたら
画面の明るさが気になってまぶしいくらいでした。


　　
通路側席の足元にはネットのマガジンラックや、背もたれ横にサイドテーブルがあります。



一方窓側席の小物入れはヘッドレストの上にあります。
出し入れには立ち上がらないといけないのでちょっと不便ですね。



イヤホンホルダー
これはMyヘット゜ホンなのでこんな感じですが、
機内に備え付けられているヘッドホンだと ↓ のように・・・


HPより



機内食や飲み物は手元のリモコンで注文するシステム

ところが・・・
往路のこのシステム、ぐだぐだでした(泣)

例えば画面に「味噌ラーメン」がありますが実際には無いメニューだったりとか、
いきなり和定食が「終了」の表示になっていたので早々に売り切れたのかと思いきや
間違いだったり、他のメニューもいろいろ終了表示

バーカウンターでCAさんと話す機会があったので
「フミコさんの和食、人気でもう売り切れなんですね」と言うと
「いえいえまだたくさん残っています」と・・・

終了表示で注文できないことを伝えるとビックリしてました。
注文できないんだからそりゃたくさん残ってるはず・・・(＾＾ゞ

そして何よりこのシステム、ビックリするくらい時間がかかります。
私はジュース一杯で15分待ち・・・
隣の若い女性はチーズの盛り合わせに45分待ち・・・

トイレに行ったついでに飲み物をお願いしたら、
システムに入力してもらわないとどんどん順番が遅くなると言われました。

ただ・・・

復路はシステムのメニューもきちんとしていたし、持ってきてくれるのもとっても早かったです！
なのでただ単に往路のチームがぐだぐだだっただけかもしれません。
(他にもミスだらけだったので・・・)

私はCAさんのコールボタンを押せないタイプの人間。
たまたま通りかかるのを待って飲み物などをお願いしています。
そんなタイプの者からするとこのシステムは気楽です。



機内販売も画面で申し込むシステム
↓

あとからCAさんが現物を持ってきてくれてお支払いします。



復路はマットレスを敷いて本格的にベッド仕様に・・・
完全にフルフラットでまっすぐなので
普通にベッドで寝ているのと全く同じ感覚で爆睡してしまいました。


＜air weave＞
浅田真央ちゃんでおなじみの高反発マットレス採用



通路に面しているほうには扉とかパーティーションがないので
爆睡しているところが丸見えです。
でもそれは今までのシェルフラットシートなどでも同じですが・・・
A、E、Kの席だと完全個室になれます。
そのかわり閉塞感は否めませんが・・・



総合して・・・

・ガッツリ眠るにはフルフラットシートは最適
・隣には全く関係なくトイレなどに立てる(これが何にも代えがたいくらいありがたい)
・一人旅や出張など、完全に一人の世界に入れる

私にとって最大の欠点はオットと距離感があること。
シートが前後にずれているのですぐ隣に顔がないんです。
話したくてもなかなかスムーズにいかず、覗き込んでわざわざ呼ぶ感じというか・・・

でも長距離線乗るなら今のシェルフラットシートよりはこのほうが絶対乗りたい機材です。

	１６　地球の歩き方　aruco　ベルギー (地球の歩き方aruco)
	ダイヤモンド・ビッグ社