地下鉄のホームで不可解なできごとに遭遇しました。
たくさんの人が電車を降り、ホームは人でいっぱい。
私たちは出口を求めてホームの端っこまで歩いて行くことに・・・
このときの私、昨年ハワイでこけて痛めた右膝靭帯に激痛が走り、引きづりながらじゃないと歩けない状態。
ゆっくりゆっくりのろのろ歩いていたらホームにはほとんど人がいなくなりました。
地下鉄のホームは用心しないと・・・
何度も振り返り不審な人がいないか確認しながらトボトボ歩く私。
私の5メートルほど前にオット。
その少し前に中年男性一人。
オットは、一番端っこの出口を目指して先に歩いて行ってます。
そのときふと「あ、出口間違えたかも」と頭をよぎり、
「ちょっと待ってーー」とオットを呼びとめ、私も急に立ち止まりました。
するとなんと！
後ろからドンッ！と人がぶつかって来て、同時に両手を私の身体にまわして抱きつくではありませんか！
お婆ちゃんでした。
身振り手振りで「まぁ！ぶつかってしまったわ」みたいなニュアンスのことを何語ともわからない言葉でつぶやく・・・
ホームには誰もいなくてガラガラなのに、立ち止まっただけでぶつかるほど接近して歩いていたということがどう考えても怪しい！
いったいどれだけ私にへばりついて歩いてたんだ！
そしてなんで全然気付かないんだ、私のバカ！
かなり身体の小さなお婆ちゃんはデッカイ私の背中に顔を思い切りぶつけてしまってましたから・・・
おそらく私の身体の前にある斜めがけバッグに手を掛けかけていて、急に立ち止まったから思わず抱きついてしまったのでしょう。
でも何度も振り返って後ろを確認していたのになぜ？
その駅は乗り換え駅になっているので、違う路線に行くための通路がすぐ横にあったのです。
そこに隠れていて私が通った瞬間に出てきたんですね。きっと。
オットのすぐ前を歩いていた中年男性と話しながら去って行きました。
すごく離れていたけれどグルだったんですね～
私の斜めがけバッグ、韓国のJooさん特製バッグでリングを底面など数ヵ所につけてもらってて、鎖でiPod touchなどいろんなものをつないでいます。
なので一瞬でスリしようなんて思ってもどうせ無理無理～
それに現金もクレジットカードもカラダに着けてたしね！
持って行けたとしてもせいぜいハンカチくらいです。
すごく背が低くて魔女のような顔立ちのお婆ちゃんでした。
2年前に地下鉄でスリに遭ったときのオバサンとそっくり。
パリでは財布はもちろんのこと、iPhoneもすごく狙われます。
アパルトマンの管理人さんは話中に耳のところからもぎ取られて持って行かれたそうです。
しかも2回も。
在住者でも安心できないんですね。
あれだけ警戒していたにもかかわらず、忍び寄られたことに気付かなかったことは反省です。
そしてオットが私を置いてサッサと前を歩いて行ってしまっていたことも狙うほうには好都合だったと思うのでこれもダメですね。
これからクリスマス、お正月とパリへ向けて出発される方がたくさんおられると思いますので、今一度スリの手口などを確認しておいてくださいね。
2年前の私のオハズカシイ体験談もご参考になさってください。→ こちら
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