2008.7.24(木)
「ライン河下り・乗船まで」 のつづき …
ザンクト・ゴアルスハウゼンを出発してリューデスハイムに到着するまでの
左岸・右岸には古城が次々と現れます。
ネコ城
建てた侯爵の名前が「猫の肘」という意味なのでこの名前らしい
ラインフェルス城
ネコ城の対岸に建っていて、今は古城ホテルとして利用
ローレライ
水面から130メートルほど突き出たこの岩山のことを ローレライ というそうです。
そのローレライにただずむ、黄金の櫛を持った美しい少女に船頭さんが見とれ、
昔はもっと川幅が狭く船が川の渦の中に飲み込まれてしまった、という伝説が広まったとか・・・
子供の頃に習った 「なじ~かは知~らね~ど、心わびて・・・」 というこの歌の歌詞は
そんな伝説を歌ったものだそうです。
わかりやすいように 「LORELEY」 と看板がぶら下がっているところがなんともビミョウ・・・。
シェーンブルグ城
フランス軍により破壊されたものの塔以外は再建され、今は高級古城ホテルに…
シュタールエック城
27年もかけて再建され、現在はユースホステルに…
プファルツ城
関税徴収のために川の中州に建てられたお城で、現在は博物館
他のお城がどれもこれも同じような様式なのに、これだけは白亜でかわいい。
ゾーネック城
下級の貴族が盗賊となり、ここを通る商人たちを襲ったという悪名高いお城だったとか・・・
ライヒェンシュタイン城
ここも盗賊騎士の館だったお城
ラインシュタイン城
現在は個人所有で、礼拝堂もあり結婚式もできる
エーレンフェルス城跡
やはりフランス軍に爆破され今は廃墟
ネズミの塔
重税で通行人や農民を苦しめたマインツ大司教が、ここでネズミに食い殺された…という伝説が…
もう間もなくリューデスハイムに到着
ライン河沿いにはぶどう畑がずっと続いています。
ここは 「リューデスハイム ローゼンエック」 という ぶどう畑
この名前のついたワイン買いたかったんだけど時間がなくて・・・
ザンクト・ゴアルスハウゼンからリューデスハイムに向かうルートでは、進行方向に向かって右側のほうがお城がたくさんあります。 でもローレライは左側。 私たちは船の左側にいたのでお城は遠くて、また人がいてなかなかいい写真が撮れなかったり…。見たいお城が決まっていればそちら側へ…。