![]() | ガン病棟のピーターラビット (ポプラ文庫)中島 梓ポプラ社このアイテムの詳細を見る |
昔から、こういったものが大好きで、図書館でよく借りていた。
この人の小説はあまり読んでいないけれど、17年前の闘病記「アマゾネスのように」も興味深く読んだことがある。
腹部腫瘍という診断書で、1ヶ月以上入院した経験のある私は、中島さんが書いてあるように、点滴のつらさというか、看護婦さんによる腕の差も知っているし、点滴で刺すところがなくて、手の甲でやったこともある(これは、切迫流産の時だけど)。絶食&高カロリー静脈点滴やドレーンも経験済み。
そして、幸いなことに人間は、その時に一番強い痛みしか感じないっていうことや、つらいことは忘れるってこと、食べ物そのものの美味しさに感謝するってことも。
告知問題や、突然死よりもガン、抗がん剤、転移。だいたい同じ考えなんだけど、
実際にわが身となるとどうなんだろうかな。。。
あとがきが2008年6月26日と、約10ヶ月前だけど、お元気なのかな。