Tokyo at rain and Tokyo at night MOVIE!

東京の夜景動画ブログです。

新宿巡礼

2006-02-10 23:53:19 | 撮影とテーマ設定2005~06年3月

四谷方面に用事があったので、ついでにギャラリーを回ってポストカードをおかせていただいた。


非常に簡単な用事だったので、本来であれば自分が出かけるほどのことでもないのだろうが、まぁ昨日までがあんまりばたばたしていたものだから、ついでに多少の息抜きはありだろうとかなんとか、そういう手前勝手な屁理屈をこねてお出かけというわけだ。
朝はえらい寒かったのだけど、天気がいいせいか昼過ぎにはすっかり暖かくなって、のんきに撮影などしながらギャラリーへ向かう。
四谷から新宿通りを西へ移動し、調子よく6カットほど消費した段階で、最初のギャラリーに到着。


ところが、残念ながら休廊中だったため、近所にあるロータスルートギャラリーへ移動する。


LOTUS ROOT GALLERY有元伸也氏元田敬三氏が共同で主宰するギャラリーで、今年に入ってオープンしたばかりの新しいスペースだ。
現在は元田敬三氏の個展「路上のこと e.t.c 」を開催中だが、街道からちょっと奥に入ったお寺の裏にある、都会の喧騒がウソのように静かな(ということにしておきましょうよ、ねぇ)公園の隣に位置していた。まぁ、展示内容の解説にも現れているように、ぶっちゃけサブカル感覚全開で、エッヂ走りまくりの、ソリッドな展示ではあるのだけど、スペースそのもののいなたさはいかんともしがたい。
自分、こういうミスマッチ感覚は大好きなんだけどさ、鑑賞経験を積んだ方々にはどのように映るのか、かなり興味がわいているところです。
ともあれ、ギャラリースタッフも本当に写真が好きないい人で、展示スペースとしてはかなり使い勝手もよさそうだから、個展とかを計画している人は足を運んでみるべきかもしれない。


さらに御苑付近を4カットほど撮影しながらだらだら歩き、プレイスM水谷幹治氏の個展「Cold Sun」を鑑賞した後、新宿2丁目のギャラリー「ポルトリブレ」に向かう。そこでは采女未和氏の個展「宇宙の罠」が開催していたが、作品はいささかぶっきらぼうに展示しながらも、内容そのものは感受性に富んでいるというミスマッチに遭遇する。
しかし、しばらく見ている間に、作品の持つ優しさというか、イノセントな雰囲気と、壁面にプリントを直張りしている無造作さとは、思ったよりミスマッチではないような気がしてくるから、まぁちょっと面白い。
なんというか、教室の壁というか、そういう感覚なのかなと思っていたら、作家さんのほうから話しかけてきた。


それからしばらくの間、采女未和氏といろいろな話でちょっと盛り上がったが、その際に以前展示したカラーの作品を見せていただいたりした。今回の展示はモノクロ作品だったが、カラーもかなり良いというか、個人的にはカラーのほうが印象に残ってしまう。まぁ、自分はカラー作品を手がけているので、個人的な好みの問題から離れて客観的に評価するのは、やはりなかなか難しいねぇ。
ともあれ、明日の夜にはアコースティックパーティーも開かれるそうなので、興味のある方は参加してみればよいかと思います。


とかなんとかやってる間に、気がついたら予定時間をほとんど全部食いつぶしていた。
こりゃいかんということで、あわてて駅に向かうんだけど、やっぱ2丁目は遠いね。途中、紀伊国屋の裏アタリでなにかをあきらめてしまい(で、なにを?)、毒皿ってわけでもないけど、まぁせっかくだからというわけでコニカミノルタギャラリーへ足を運ぶが…


気分転換にお買い物って、既に本末転倒もいいところ。しかも、こういうときに限って、前から探していた品にばったり遭遇したりするんだから、もぅ世の中なにがあるかわかんないねぇ~
それにしても、毒皿っつったって、皿のついでに毒食っちゃぁ話になんねぇよなぁ~


ともあれ、なんのかんので12カットほど撮影できたし、整備に出した機材は絶好調なのもわかったし、思いがけずほしかった品も手に入ったしで、仕事さえうまくいってれば本当に最高の1日でしたね。


さて、やり残した仕事でも片付けるかのぅ~



最新の画像もっと見る

コメントを投稿