残っていたマスクも出来上がって、さぁ次はあじさいだ。
と、その時思い出した。昨年見た「ネジバナ」が咲いているかもしれない。
東に県境を越し、棚田風の田んぼの畦を歩いて探してみた。ない、行きも戻りも、上の田んぼにも下まで行ってもナイ。あらら、やっぱりどなたかがお持ち帰りになったのだろうか。いつだったか近くの山のキンランもギンランも行きには見たのに帰りにはもうなかった。里山保存会の方たちが本気で保護しているが、聞いたところ、珍しい花が絶えて見つからなくなってしまったそうだ。
仕方がない、諦めて公園のアジサイを見に行った。
今年は外出自粛で人手も入らず、ちょっとした野趣を帯びていた。
ここは四季折々の花が咲いて、毎年追っかけている。
新しいカレンダーに替えると、もうすぐマンサクが咲き、サンシュユが咲いて、今年の花暦が始まるとワクワクする。
ところが今年は異例のコロナの年になった。
春の花は見ないで過ぎて行った。悲しい、
やっぱり花しょうぶ園は閉まっていた。
やっと仕事が始まった管理の人たちが、掘り上げた苗を鉢に入れて運んでいた。来年まで保管場に移して育てるのでしょう。
最近 目出度くなくなった誕生日を祝ってもらったが実は嬉しくない。年が増えた。あまり聞かれたくない年になった。
誕生日あたりにはちょうど公園の花しょうぶが見ごろになる。ハッピーバースデイにちなんでうっかり忘れることもないのに、今年は、行って柵の外から遠目に見たら気の毒な姿で一応並んで咲いていたが、写してきた画像を見て、削除してしまった。
小川沿いに咲き誇っている紫陽花も、今年は隙間ができていたりして、今までこれが自然の姿だと思って見てきたが、しっかり手入れされていたのかと気が付いた、下生えの雑草に埋もれてカンアヤメは無くなっていた。
今年のアジサイ。
最後のマスク、面白うてやがて、、、(-_-;)
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