2008.05.19 ネジキ
体調の回復までと毎日、休養ということで気分をなだめながらテレビを見たり本を読んだりDVDで映画を見たりして過ごしていた。普段見ないTVも見慣れるとそれなりに面白くて、いつも見ないドラマも次々に再放送で見ることが出来て、一ヶ月も見ているとすっかり詳しくなった(ような気がする)
若者向けのドラマでは、言葉も世につれというのかちょっとした言い回しの変化に気づくことも多かった。
ギャル語といわれる難解な略語、新語とまでも行かなくてもあ~変わったなと感じることが多くなっていた。
シナリオ作家も若いんだろうなと思ったり、ベテランでも世代の違いを書くには勉強もいるのだろうと思ったり変なところで裏事情を考えてみたりした。
ドラマの中で「ご飯食べに行く?」「ご飯食べに行かない?」とよくいう。若者言葉かと思うと、結構年配のゲストやニュースキャスターでもそれらしい言い回しをする。
同じことでも私の世代は「食事に行く」と言った。「ご飯」と言うのはとても家庭的な匂いがする上に、お茶碗とお箸のイメージがついてくる。
「ご飯食べる」と言うなら、まぁ社員食堂で定食か、一歩譲ってうどん、そばでしょう、と思うのだが、食べるのはパスタだったりラーメンだったり気取ったフレンチというものだったりする。
ここまで書いて翌日になった。
そして気がついた。テレビで次には「ランチしようか」と言うのが聞こえた。
ほほ~~これいいな。ランチなら使える。
でも、聞く分にはいいが、こんな日常の中で気楽に「ちょっとランチどう?」なんておばさん仲間に言うのはなんだか気取っているようで照れる。ランチについていけない日常なので。
考えてみると、もう現役のOLや若者との間には世代の壁とともに言葉の壁も厚くなってきているらしい。
ほほ~~とちょっと気づいてもらえる私世代の取り柄って何だろう。ちょっと複雑。
「ご飯食べに行く?」と言って一歩近づいてみるかな。
でね、この日曜日の夜、若いネットフレンドが、お金
持ちのお母さん同伴で京都にきます。1昨年も来て、
そのときお母さんともお友だちになったので、今回は
木屋町の「幾松」(桂小五郎ゆかりの料亭)でご馳走
になることになりました。ほくほく^^;。
お店で「幾松」姐さんの名前を見るなんて、やっぱり京都は違うね、有名な名店なんでしょう。
「ご飯」をご馳走になる前には友達にならないと。
でも、案外人見知りなので無理かもね。其れにご飯目当てではいささか・・・ね。
せいぜい、勝手においしいものを食べておいでやす(僻み)