市大の植物園が今月末まで閉園で、この分ならしばらくは開きそうにありません。
花の季節なのですが・・・。
近くの公園が拡張されて、脇道の両側にユリノキの並木ができました。なかなか花が咲かない幼木だったのですが、いつの間にか見上げるように大きくなって、今日そばの道から見るともう花はアップで写すことができなくなっていました。成長が早い木です。
チューリップツリーともよばれる
綺麗な花が咲いています。
広い薔薇園のある友人のところで「薔薇の会」という名前で同級生が毎年集まっていました。
持ち寄りの料理とお酒とカラオケの賑やかな会でした。残念ながら長く続いた集いも今は休会中です。
薔薇の名前を100くらいは言えるという薔薇好きの友人は100種を超すバラを育てています。
ふと温室を覗いていて、そばの大きな木の上の白い花を見つけました。よく見えないので二階の窓からのぞくと、白い珍しく受け咲の「オオヤマレンゲ」でした。持って帰っていいというので、運動部の元気な人が梯子をかけて折ってきてくれました。
名前のように蓮の花の上に人型が乗っているようで、蓮華の上に座っている仏像を連想しました。
それからは、この時期になると朴ノ木などモクレン科の仲間を探しました。
このユリノキもその仲間で、小ぶりですが黄色い模様があって美しい形をしています。
ユリノキと言えばポーの「黄金虫」でこの木に乗った髑髏の目から地面に縄を垂らして、宝物を見つけたのでした。葉が大きくて丈高くなる木がストーリーにぴったりだったのでしょうか。
志賀高原のオオヤマレンゲ