美術と本と映画好き...
徒然と(美術と本と映画好き...)




その絵には朝の空気を感じる。明朗な空気。暗闇は溶け、朝焼けの 紅みがわずかに残る。人はだれもいない。空気はさえざえとしてい る... 『入江のいざない』という名のこの小品は、淡い空色と淡い水色が 印象的な作品です。空にはほんのりとした紅が射しています。 ほとりにたたずむ三本の樹木と、空をめぐる小鳥の...ベージュ... これまでは人からいただいた絵を飾っていたのですが、日本画は今 回が初めてで . . . 本文を読む

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ブログをはじめて二年半くらいになりました。この二年半を振り返 ると公私のいろんな変化に驚かされます。ネットを通じて知り合い が増えるなんて夢にも思わなかったし(この一年くらい)、職場も異 動になって、仕事の内容も大きく変わったし(この半年くらい)、そ もそも日記なんてつける柄ではないのに何だろうこの持続力は...(^^; 最近、いろんな時間の長さを意識するようになっているのですが、 こと十年とい . . . 本文を読む

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私は中学生くらいまで逗子という街に住んでいました。逗子海岸を 目の前にしたマンションで、五月、六月あたりの天気のいい日は海 パン一丁で泳ぎに行ったものです。そのせいか、昔から海が好きな のでした... 親元を離れて会社の寮(浦和)に住み、そこを追い出されてからは都 内のアパート(北区)を借り、そして神奈川は横浜まで戻ってきたの が三年前...こういう、海の近くに住みたい気持ちは、育ってきた環 境 . . . 本文を読む

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ここのところ寒い日が多く、体調がよろしくありませんでした。だ けど、昨晩あたりは心地よい風が吹いていて、金曜日の晩の、ほっ とした気持ちも手伝って、帰路の歩みが心地よく... 今日は今日はで、布団におてんとさんをあてて、ベランダから裏の 山の緑を見ているうちに、ちょっと出かける気持ちになってきて... というわけでギャラリーの不定点観測です。 ・椿会展2007 (資生堂ギャラリー) - 6/ . . . 本文を読む

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透過の光に投射される、原色のポジの色... 昨日は若手女性カメラマンのことを書きましたが、今日は中平さん。 ベテラン中のベテランです。そういえば昨年末にも中平さんのこと をちょこっと書きました。 ・中平卓馬 中平さんは二十代前半に、世相を映した白黒の写真を撮っていたの ですが、あるとき、それまで撮りためたネガを焼いてしまい、その 後は作風を変えながらカラーを中心に作品を撮り続けています... . . . 本文を読む

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久しぶりにシャープな写真集... 今年、初めて上野の VOCA展に行きました。いろんな作品があってな かなか楽しめたのですが、中でも印象に残ったのは写真の展示... 上から見下ろすアングルの写真が七枚、雪の中の小さな花の脇に、 誰かの部屋が写っていたりして、一見、アトランダムに並べられた スナップ的な写真なのですが、あるリズムが感じられてとても心地 よい...そう、これはロックの感覚だ... . . . 本文を読む

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いいですね...これ。 ・America's Cup Anywhere これまであんまり意識したことがなかったのですが、 何となく今、アメリカズカップは気になる存在です。 そんなアメリカズカップがネットで見られるなんて... なんかやばいサイトです。 ちなみにオフィシャルサイトはこちら。 ・32nd AMERICA'S CUP # 眠れなくなってしまうかもしれません...(^^; . . . 本文を読む

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というわけで前夜祭にもお邪魔した、シンワアートミュージアムで 開催されるコンテンポラリーオークション、今日が本番です... # 会場は立ち見の大盛況ぶりでした。 こうしたオークションを生で見るのは初めてなのですが、これって 現生が飛び交っていますよね...老若男女、善男善女、悪男悪女(?)、 様々な人間模様が見え隠れしています... 杉本博司でパドルを上げ続けていた少年は誰かのお使いなのでしょ . . . 本文を読む

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というわけで土曜日にシンワアートオークション主催で開催される、 コンテンポラリーアートオークションの前夜祭に行ってきました。 オークションといえばヤフオクくらいしか経験のない私ですから、 アートのオークションってどんな雰囲気なのだろうとおそるおそる... てっきり業界人ばかりが来ている内輪の集まりなのかと思いきや、 普通の(らしく見える?)人も多いし、クラブナイトというだけあっ て、不思議な音楽 . . . 本文を読む

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この前の土曜日は六本木に行ってきた... ・岡本七太郎による「ハチミツと極東と美術」展 (オオタファインアーツ) - 4/21 掛け軸に、土器、グリコやら太陽の塔...何なんだこれは!? というわけで、展示作品のリストを手がかりにしないと煙にまかれ てしまいます。けれど醤油画って...(^^; 遊びもほどほどにしないと気づいてもらえませんね。そんな展示が もうひとつ... ・「Landsch . . . 本文を読む

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安藤忠雄の新作のこけらおとしは安藤忠雄の展示でした... こじんまりとしていて表参道ヒルズよりもずっといいな。小さく見 える鋭角な建物は地中に根をおろしています。ところどころの隙間 から射し込む光、思ったとおりの方向に曲がらないコーナー、不思 議な角度の壁面、照明のない回廊...まさに安藤建築の真骨頂(誉め てます)。 展示は鉄パイプで組んだ台の上に模型やデッサン。壁には鉄筋を組 んだサンプル . . . 本文を読む

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六本木事変が勃発していると言われるミッドタウンに進入成功... ・六本木事変勃発 というわけで初めての東京ミッドタウンです。原宿駅でおりて、表 参道に向かい、青山墓地を抜けたらトンネルの脇を通って右手... これがミッドタウンかぁ...なかなか立派な建物。早速敷地に足を踏 み入れてみます。 天井の高い広々とした空間がとても気持ちいい。人出は多いけど中 は広いので思ったよりゴミゴミした感じがし . . . 本文を読む

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というわけで十代の頃から晩年にいたるまで、モネ、モネ、モネ... の大回顧展です... 展覧会は『近代生活』『印象』『構図』『連作』『睡蓮/庭』の五章 からなっていますが、あんまり小難しいことは考えずに、それぞれ のモチーフを楽しめばいいのではないでしょうか。 第一章 近代生活 近代生活で描かれているのはモネの家族。『揺りかごの中のジャン・ モネ』が可愛らしい。手に持っている風車のついたでんで . . . 本文を読む

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いやはや、ク・ナウカが閉じてしまったので観る芝居がすっかり 少なくなってしまいそうですが、この春はいくつか気になる演目 が... ・『東京ノート』by 青年団 (駒場アゴラ劇場) これは何度目の上演だろう... ある年、世界のどこかで戦争が起こります。戦禍をまぬかれて東京 にやってきたフェルメールの絵を展示する美術館。その美術館のロ ビーで交錯する人間模様...これまでも、横浜美術館や東京都現代 . . . 本文を読む

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春はアートが熱い... ・アートフェア東京 (東京国際フォーラム) 4/10 - 12 # あれ、全部平日...(^^; ・クラブナイト・プレビューver2.0@シンワアートオークション 4/13 # 冷やかしに行きたいな... こちらは VOCA 展で気になった會田千夏さんも出展されるグループ展。 ・「D.E.P.07」 ~今世紀に期待するアーチストの新作と秀作~ (不忍ギャラリー) 4/ . . . 本文を読む

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