美術と本と映画好き...
徒然と(美術と本と映画好き...)




今年も暮れようとしています... さっき、ここ数年の年末最後に書いた言葉を読み返していました... ・2005年大晦日 ・2006年大晦日 ・2007年大晦日 こうして書いたものを残していると、少しづついろんなことが変わ ってきていることが分かります。ここ数年、ネットを通じた繋がり が広がりを見せて、ブロガーの方はもちろん、アーティストの方や アートライターの方、画廊のご主人などなど...いろ . . . 本文を読む

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というわけでまとめです。 街を使った展示 ◎横浜トリエンナーレ2008 ◎ルーフトップパラダイスと多摩川アートラインプロジェクト ◎Akasaka Art Flower 08 (赤坂サカス他...) アートフェア 1. 101東京コンテンポラリーアートフェア (末広町 旧練成中学校) 2. 東京コンテンポラリーアートフェア2008 (東京美術倶楽部) 3. 横浜アート&ホームコレクション 次点 . . . 本文を読む

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〆の第二弾は、アートブログ篇ということで... で、アートブログって何だ...ということは置いておいて、今年私が 読んだいくつかのアートについて書かれたブログの記事は、確実に 私の行動に影響を与えてくれました。そんな中から私を遠くに連れ て行った記事から... ・金刀比羅宮へ 1泊2日<旅程> (あるYoginiの日常) この memeさんの記事は、今年、もっとも多くのブログ書きに影響を 与え . . . 本文を読む

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というわけで今年の〆の第一弾は、新機軸の展覧会カタログベスト テンです... 私はなるべく展覧会のカタログを買わないようにしています。それ は多分に経済的な事情によるものだったのですが、ここ数年、カタ ログの値段はそんなにあがっていないように思います。むしろ、ス ペースに関する問題の方が大きいかなぁ...と。 それも最近は一般書籍として本屋さんで売るようになったり、版型 を工夫したり、カタログ . . . 本文を読む

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そろそろ店じまいかな...というわけで今年最後の見聞録です。 ◎柴田敏雄展『ランドスケープ』 (東京都写真美術館) ◎風景ルルル (静岡県立美術館) ◎島袋道浩展『美術の星の人へ』 (ワタリウム美術館) ◎島袋くんと会って思ったこと (会田誠+島袋道浩) ○棚田康司展『十一の少年、一の少女』 (ヴァンジ彫刻庭園美術館) ○チャロー!インディア (森美術館) ○ジム・ランビー展『アンノウン・プレジ . . . 本文を読む

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さて、これはインドの展覧会です。すでに二回も行っています... このところアフリカやブラジルなど、これまであまり紹介されてこ なかった国々の作品を観る機会が増えています。そんなときに私が 注意しているのが、同時代の表現にその国の地域性が作品がどう結 びついているのかということ... いわゆるグローバル化な世の中にあって、都市にはビルが建ち並び、 インターネットで世界は結ばれています。人について . . . 本文を読む

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さて、上野はレオナール・フジタ展に行ってきました... 藤田嗣治の展覧会は二年前にも開催されていて、その時の興奮は今 も忘れられません。 ・二年前の藤田嗣治展の感想 本展もてっきり同じような展覧会かと思っていたのですが、さにあ らず。これはレオナール・フジタの展覧会なのでした... 軸はふたつあって中期の幻の大作と、晩年の作品... さて、1928年に描かれた『争闘』と『構図』はマッチョな . . . 本文を読む

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さて、今年最後の遠征は静岡、行った理由はこのグループ展を観る ためでした... ・風景ルルル (静岡県立美術館) いろんなアーティストの中で、もっとも風景らしい風景だったのが 小西真奈さんの油彩。彼女の作品は何度か観たことがあって、色を 抜いた感じがサイケデリックな印象で苦手だったのですが、今回の 展示作品には見やすいものが多かったように思います。好印象。 写真では鈴木理策さんと佐々木加奈 . . . 本文を読む

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棚田さんの作品は木彫りの人形(ひとがた)。写真では観たことあっ たのですが、実物を観るのは初めてでした。あんまり健康的な印象 がなく、どちらかと言えば苦手な部類だったのですが... 会場の入口を入ると『星の少年』がいます。 木彫りの人形といえば舟越桂さん。舟越さんの作品はとても端正な イメージがあります。その佇まいはとても静かで、瞑想的な雰囲気 があります。対してこの『星の少年』という半身像は . . . 本文を読む

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日曜日は静岡に遠征、朝一番に三島のヴァンジ庭園美術館に趣き、 棚田康司展を鑑賞。12体の彫刻はそれぞれに個性的で、好きなもの もあれば苦手なものも... # 好きなものは後日紹介します... 昼過ぎからは静岡県立美術館で『風景ルルル』。これはいい企画。 会場でご両親を連れられた内海聖史さんにばったりお会いしました。 # 展覧会の感想は後日... 常設展示ではブランクーシの写真も...そう、私は . . . 本文を読む

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というわけで昨年に続いてアーティスティックなクリスマスに行っ てきました。 参加作家は祝迫芳郎さん、大河原愛さん、大森暁生さん、北川宏人 さん、肥沼守さん、阪本トクロウさん、瀧下和之さん、田嶋徹さん、 林茂樹さん、福井江太郎さん、フジイフランソワさん、松山賢さん、 三瀬夏之介さん、安岡亜蘭さん、山本太郎さんの総勢十五名。昨年 から引き続きの作家さんも多数います。単にクリスマスのイベント というこ . . . 本文を読む

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桑原弘明さんの作品は精巧に作られた部屋のミニチュア。小さな小 箱の中の部屋には窓があったり家具があったり。床は『絵画芸術』 のような白と黒の格子になっていたりします。 作品は穴から覗くことになるのですが、それとは別に光を入れると ころがいくつもあります。ひとつひとつの箱、ひとつひとつの穴に いろんな工夫があります。 朝だったり、夜だったり...午後の陽射しが横から入ってくるかと思 えば高い位置 . . . 本文を読む

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池田さんの個展は二年ぶり。大きな画面に精緻に描かれたイメージ は健在です。 大きな波のように見えるイメージの飛沫には波乗りサーファーがい れば、スキーヤーがいるし...石造りのヨーロッパ風の建築物もあれ ば、吹けば飛びそうな掘っ立て小屋もあるし...雲に乗って空駆ける 観音様やたむろする暴走族などなど... 池田流森羅万象... 地下鉄の落書きなんかも印象に残ります。 会場には池田さんの作 . . . 本文を読む

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そうそう。本当は UK-Japan 2008 の招待で原美術館のレセプション に参加することになっていたのですが、仕事が終わらずドタキャン してしまいました。運営の方、並びに私のために落選してしまった 方、どうもすいませんでした... というわけで日をあらためて観てきた次第です... ジム・ランビーは名前しか知らなかったのですが、これは原美術館 を使ったひとつのインスタレーションです。床を這う . . . 本文を読む

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東京都写真美術館では昨年から国際的に活躍する日本の中堅作家を 紹介していて、本展はその二回目。二十年近くも前に木村伊兵衛写 真賞を受賞されてる柴田さんを中堅作家というのは微妙ですが、と ても充実した展覧会です。 柴田さんの作品を初めて観たのは昨年、上野の芸大美術館の陳列館 に展示されていたモノクロームの大きなダムを観た時に、本当に美 しいと思いました。 私は写真を観る時に、被写体の質感やそこに . . . 本文を読む

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