美術と本と映画好き...
徒然と(美術と本と映画好き...)




また一年が過ぎようとしています。 今年は不惑... 不惑といいつつ迷うことの多い一年でした。 そんな中でも、ふと観に行った展覧会で、 ある活き活きとした感覚をもらう。 そんな経験が何度もありました。 それはとても個人的な経験です。 だけど、きっかけになるのは誰かの書いた ブログの記事や、そうした場所にひっぱり 出してくれる仲間だったりします。 新年の足音が聞こえてきました。 今年もいろい . . . 本文を読む

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というわけで、今年買った写真集を... ◎鈴木理策『Mont Sainte Victoire』 鈴木理策さんの写真集。これは二年前の個展で手にしてからずっと 欲しかった写真集(結局、欲しいものは手に入れてしまうのだな...)。 鈴木理策さんは何枚もの写真をひとつのイメージとして見せる稀有 な写真家だと思います。そんな鈴木さんの写真を一枚一枚めくって いく楽しさは写真集ならでは。これはかなり高品位 . . . 本文を読む

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2009年のまとめとあべこべになってしまいましたが、12月の見聞録 です... ○文化資源としての炭鉱展 (目黒区美術館) ○根来展 (大倉集古館) 東大寺二月堂の練行衆盤は鎌倉時代のもの。お水とりの食事の際に お膳の下に置かれるそうです。同じく東大寺二月堂の焼経は奈良時 代のもの。お水とりの時に焼けたのだといいます。もしかしたらど こかですれ違っていたかもしれないものたちが、時代を超えてひと . . . 本文を読む

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会場は目黒区美術館とお隣の区民ギャラリー。そして東中野の映画 館で映画まで上映しています。私は美術館・ギャラリーの展示のみ 観てきました。 第一会場の目黒区美術館では炭鉱を通じて生み出された文化資源の 数々が展示されています。特に大きな作品が並ぶ油彩画のエリアで はそのスケールに圧倒されます。写真のエリアには自らも煤にまみ れて坑夫たちと一緒に働きながら撮っているカメラマンもいます。 その場に身 . . . 本文を読む

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年内は美術展には行けなさそうなので、早々にしめてしまおう... というわけで、今年のベストテンの発表です! がらがらがらがらがらがらがらがら(ドラムロールのつもり) ◎内藤礼展 (神奈川県立近代美術館) ◎内海聖史展『色彩のこと』 (スパイラルガーデン) ◎野口里佳展『光』 (国立新美術館) ◎三瀬夏之介展『シナプスの小人』 (新宿高島屋) ◎菱田春草展 前期/後期(明治神宮文化館 宝物展示室 . . . 本文を読む

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束芋さんの個展に行ってきました... ・束芋展『断面の世代』(横浜美術館) 今回は新作の映像が五点と新聞の挿絵原画がたくさん。私が一番印 象に残ったのは『団断』という作品です。 団地を天井から俯瞰した映像。上下に並んだ三枚のスクリーンの中 央に四畳半が二枚。その上下には棚やら押し入れやら玄関やら。気 配をさせない人々が静かに蠢いていきます... 隣の部屋から隣の部屋へ...時には階下や階上へ . . . 本文を読む

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医学と芸術をキーワードにいろんなものを並べています。絵画、彫 刻、映像、インスタレーション。それらに対峙させて医療器具、解 剖図、図鑑などなど。見せることを意識した作品と、使うこと、記 録することを目的とした実用品が、お互いの領界を侵しなから整然 と並べられています。 第一部 身体の発見 本展の白眉はレオナルドの『頭蓋骨の習作』。とても精緻に描かれ た頭蓋骨...丸みを帯びた質感までを描写するペ . . . 本文を読む

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最近は感想が追いついていないような気もしますが、アトランダム に... ◎内藤礼展 (神奈川県立近代美術館) ◎杉本博司講演会『アートの起源』 # 道楽親父...あ゛、書いちゃった...(^^; ○コイズミアヤ展『隣の部屋』(ギャラリー椿) # 今度、地元(新潟)で大きな個展を開催されるそうです。まとめて # 観てみたいなぁ... ○来てみたら違って見えたよ朝食会 (Vacant) # 寒 . . . 本文を読む

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