秋の風に吹かれながら...(練馬から上野、そして青山界隈篇...)

というわけで代休の木曜日、久しぶりの都内散策... このところ仕事がわさわさしていたり、横浜トリエンナーレ2008他、 地元での用事が多かったりで、なかなか都内に出られませんでした。 今日は代休が取れたので、久しぶりに都内をめぐりました... 朝一番に練馬区美術館の高山辰雄展。今回は後期の展示です。かな り作品が入れ替わっていたので前期とは違う展覧会のように見えま した(底に流れているものは変 . . . 本文を読む

「オフビート談話室 Vol.3」:いしいしんじ＆戌井昭人

というわけで三度オフビート談話室へ...ナビゲータはいつものよう に住吉智恵さん。 今日のゲストは作家のいしいしんじさんと鉄割アルバトロスケット を主宰する戌井昭人さん。私は二人とも存じ上げませんでした。 こんなところが参考になるかな。 ・鉄割アルバトロスケット ・いしいしんじのごはん日記 司会とゲストの親密な感じが伝わってくるのがこのトークの魅力で、 今回も近況から話は始まります。三人は大竹 . . . 本文を読む

丸山直文展『後ろの正面』 (目黒区美術館)

丸山直文さんの絵は何度か観たことがあります。ギャラリー巡りの 初めの頃に観たシュウゴアーツでの個展や、安田火災でのグループ 展など。横浜美術館の水の情景展での展示は素晴らしかったな... 色がかわいらしくて、私なんかが好むのもどうかと思うのですが、 だんだんと好きになっています。 さて、本展は初期の頃からの仕事が観られる展覧会です。昨年、広 島で観たポートレイトセッションのドローイングなどもあ . . . 本文を読む

三沢厚彦展『アニマルズ'08 in YOKOHAMA』 (そごう美術館)

クスノキからいろんな動物を彫り出す三沢厚彦さん。昨年あたりに 開催されていた展覧会が気になっていたのですが、平塚とか高崎と か、行きにくい場所での開催が多くて結局観に行くことができませ んでした。 それが横浜で観られるなんて... 何となく展示する場の雰囲気を大切にする作家さんという印象があ ったので、正直デパートでの展示はあまり期待していなかったので すが、この展覧会は凄い。普段は四角四面の . . . 本文を読む

書いてくはしから終わってしまう備忘録

そう、私は時間に追われるのが好きではなく、ビールでも飲みなが らのんでんたらりんこんと観に行くのを好むのですが、今回はいつ になく盛りだくさんです。いくつ行けるかな...(^^) これまでになく熱いギャラリー系... ・大畑伸太郎個展『さよなら三角』 (YUKARI ART CONTEMPORARY) - 10/25 ・北川宏人展『ポスト・ニュータイプ2008』 (東京画廊) - 10/25 . . . 本文を読む

ケイト・モス...から徒然と...

こんな記事を見つけたのでクリックしたらびっくり。 ・英スーパーモデル、ケイト・モスの黄金像 大英博物館 まぁ、普通に笑ってしまったのですが...それにしても凄い黄金像で す。なにせ古代エジプト以来最大ですから...(^^; で、ケイト・モスに反応したのは『Kate: The Kate Moss Book』と いう写真集を持っていたからです。ソフトカバーの小さな写真集。 これはキュートでなかなか . . . 本文を読む

「オフビート談話室 Vol.2」:康本雅子

というわけで、近所に住んでいるのでついつい行ってしまう横浜ト リエンナーレです。私は単純に自分の住む街でこういうイベントが あるのがうれしい。 さて、日曜日に関連イベントのオフビート談話室に行ってきました。 ゲストはダンサー＆振付家の康本雅子さん。ナビゲータは住吉智恵 さん。私は舞踏系には弱いので知らなかったのですが、いろんな仕 事をされています。 ・康本雅子さんの経歴 ＃ 松尾スズキの舞台の振 . . . 本文を読む

横浜トリエンナーレ2008...その賛

というわけで、三度目の横浜トリエンナーレに行ってきました... 初会から私には楽しいイベントでした。ただ、その時はアート系ブ ロガーの人たちと一緒だったので『昼からビールとみんなでサイク リングのおかげではないか疑惑』がささやかれていました...(^^; ・横浜トリエンナーレ2008 (本丸篇) 二度目はチェルフィッチュの公演を中心に、勅使河原三郎さんのガ ラスの部屋やマシュー・バーニーの変態 . . . 本文を読む

宮崎進展『記憶と祈り』(日本橋高島屋)

久しぶりに観た宮崎進さんの個展。場所は日本橋高島屋美術画廊Ｘ。 近作を中心に。何枚かの大作も観ることができます... 宮崎さんの作品はモノにみえるかもしれません。少なくとも私には そうにみえます。布厚でごわごわした麻の袋。それをほどいて作ら れた画布には鮮烈な紅味... しわがより、めくれあがり、よじれ... 白い壁にかかった大きな画面の前で私は足をとめます。あるいは足 がとまります。どちら . . . 本文を読む

第三部終了

Ｄのロックとか翼なき野郎どもとかデトロイトポーカーとか黒いカバンとか火の鳥とか眠れない夜とか長い友とのはじまりにとか。アンコールの野生のバラッドなど二曲を含めて全六十二曲。完走です。アーティストも観客もお疲れさまといった感じ。 . . . 本文を読む

第二部終了

街はぱれえどとかレイコとか。 . . . 本文を読む

第一部終了

野良犬とか春のからっ風とか春夏秋冬とか終りをつげるとか。 . . . 本文を読む

還暦オールナイト

泉谷しげるの還暦にちなんだコンサート、泉谷展覧会・60×60に行ってきました。 途中、二回の休憩をはさんで午後十時から朝の五時まで六十曲を歌おうというもの。 会場はお台場の ZEPP TOKYO。昼間お台場を占める人たちとは違う種類の人たちが 集まっています。 ♯ 私も含めて(^^; . . . 本文を読む

モネのマネ by 泉谷しげる

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徒然と四年、

それは岬の絵だといいます... 私の好きな作家さんの新作が展示される。そしてそれは岬の絵。九 月のある日にそんなお知らせをいただいて、私は色めきだったので した。 しかも黄色だという... その人の絵の色は、日が沈んだあとの夕暮れの名残が暗闇と溶け合 うような、寂寞としたイメージ...あるいは明朗とした朝の光が、青 く澄みきった空とまじりあうようなイメージ... いずれも黄色い色とは遠く、 . . . 本文を読む