美術と本と映画好き...
徒然と(美術と本と映画好き...)




はろるどセレクションの二つ目は李禹煥の版画展です... ・李禹煥新作版画展・旧作展 # 残念ながら本日でおしまい... シロタ画廊の四十周年にちなんだ展覧会だけあって、70年代の作品 から今年の作品まで幅広く展示されており、なかなか見応えがあり ました... 『黙』と名付けられた近作のシリーズはリトグラフ、結構、赤い印 が付いていて、その人気の高さが伺えました。 わたしはどちらかというと、古 . . . 本文を読む

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清澄のあとは銀座のギャラリーです。実は、今日は、はろるどさん と一緒に周らせてもらいました。題してはろるどセレクション... まずはギャラリーなつかの國安孝昌展です。 ギャラリーの中を埋め尽くす木材と煉瓦、焦げ付いた茶色の空間に 異様なパワーが漲っています...ひとつひとつの素材を地道に集積し た作品、うっかりいたずらしようものなら、一気に崩れてるかもし れません。にも関わらず、その場には安定 . . . 本文を読む

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というわけでギャラリーの定点観測シリーズです。まずは清澄三番 倉庫から... 昨年の十二月に訪れてから一ヶ月、ほとんど展示が入れ替わってい ました。まずは7階の小山登美夫ギャラリー、エレベーターに『R』 と書かれた最上階のギャラリーです。薄っぺらい屋根に、びうびう 聴こえる風の音を背景に観賞。 大きな展示室には外人さんの作品。結構、マンガ的な表現をした作 品が多く、日本文化の影響の広がりを感じ . . . 本文を読む

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わたしは世事に疎いのですが、周囲を見渡すと投資をする人は増え ています。この半年の間にも、仕事一筋で禁欲的な奴だと言われて いるプログラマの友人や、人には金を借りない主義の超堅実な友人 までが、投資を始めています。 そんなところに今回の騒動。 日々、相場があがったりさがったりして、こういう場合の売り買い にこそ、その人の人となりがよく出るではないか、なんて思ったり して... で、事件そのも . . . 本文を読む

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東京駅を改装するそうで、工事前の最後の展覧会です... 卒業制作から晩年の作品まで、写真と図面が盛りだくさん。見応え 十分です。壁の展示ばかりおっかけてる人が多かったですが、ちょ っと振り返ると模型もあるので、見比べて歩くと楽しさも増すでし ょう。 東京文化会館や東京都美術館など、何度もお世話になってるハコモ ノが多く紹介されました。若い頃はル・コルビュジエのアトリエで 働いたこともあって、そ . . . 本文を読む

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そういえば昨年、ゲルハルト・リヒター展を観た帰り... 行きはJRだったので、帰りは京成を使う事にしました。成田から やってきた電車には、大きなトランクを抱えた多くの旅行者が席を 占めています。特に二人組みの若い女性が多い。車内のあちらこち ら、三々五々、どこに行ってきたのだろうな、クリスマス前に... そうなのです。三連休の初日なのに、成田からこんなに多くの旅行 者がやってくるのはおかしな話 . . . 本文を読む

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昨年の年末に、近所の床屋さんへ行った。昔からやってるような、 ひなびた床屋さん。夫婦ふたりで仲良くやっている。 私は大慌てで掃除をした後、シャワーを浴びてから行った。湿った 私の髪の毛に、奥さんが『そこの温泉に行ってきたの?』と聞く。 温泉...?何でも近所の銭湯に露天風呂があって、とっても人気なの だそうで、この日も息子家族が車でやってきて、お湯につかりに行っ ているという... どうりで店 . . . 本文を読む

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雪の中を観にいかれた pizz さんの記事を読んだ翌日、ちょっと温 んだ陽気の中を、資生堂ギャラリーから散歩しながら丸ビルまで歩 いていった。 丸の内仲通には『第34回丸の内ストリートギャラリー』が開かれて います。毎年、この時期に彫刻の森美術館から作品を借りているそ うですが、街中にこんな作品並べたら、通りをまっすぐ歩けないの だなぁ...(^^; ちょっとどぎつく感じる作品が多い中で、親 . . . 本文を読む

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というわけで定点観測シリーズです。週末に雪山を散策したり、風 邪で寝ているうちに、あっという間に最終日です。やれやれ。 第二期の今回は田中信行さんの漆の作品です。 リーフレットによると、今回の主題は『漆の形』です。三つの作品 が展示されていました... 前回も思ったのですが、この企画は場の展示、空間の展示、前回の 今村源さんの作品同様、今回も二つの空間が上手に使われています。 手前には床を . . . 本文を読む

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私は自然が好きで、山歩きに行ったり、海で遊んだりするのが好き なのですが、やっぱり街歩きが一番好きなのだろうと思います。 ヴェンダースの『東京画』は1983年の四月に撮影されました。同じ 年の夏に『パリ、テキサス』の撮影が開始されます。 ヴェンダースといえばテキサスの青い空とベルリンのモノクローム の街並みを思い浮かべるのですが『東京画』では、そのどれにも観 られない映像があります。 有楽町 . . . 本文を読む

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そんなわけで、日々会社に通っております... 軍門に降ってからこのかた、ipod はすっかり必需品になってしまい ました...音楽聴くのは帰りの通勤電車、映画のエンドロールみたい なものでしょうか...たまに忘れたりすると、耳寒くていけない... そんなわけで、日々聴く音楽... いまは昔、私が子どもの頃は、音楽と言えばレコード。小遣いが少 なくてなかなか買えなくてね...そんな時期に新しく . . . 本文を読む

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昨年あたりから仕事がきつくなって、あまり固い言葉は読みたくな いなぁ...なんて思いながら、この冬休みに実家で発掘した小説です。 ・『蛍・納屋を焼く・その他の短編』(村上春樹) 昨年の『中国行きのスロウ・ボート』に続き、久々に村上春樹の短 編小説集を再読です... なんていうかな。とてもナイーヴな小説なのだな。ナイーヴなんて 言葉、最近はすっかり死語かもしれないけれども... 年が明けてか . . . 本文を読む

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先週末はヴェンダースの週末。この映画も久々の再見。その詩的な 表現に、あらためてほれ直しました。モノトーンの映像がシャープ で美しい...自身も写真集を出してるヴェンダースだけあって、世界 の切り取り方には確かなものがあります。 チェスターコートを着た天使、天使だった刑事コロンボ、何を書い ているのかさっぱり分からないけれど、この映像の美しさは、そん なことをまったく気にさせません。 街、図書 . . . 本文を読む

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映画監督のヴィム・ヴェンダースがファッションデザイナーの山本 耀司を追った、異色のドキュメンタリーです。学生の頃に観て、と ても印象的だった掌編を、DVDで再見しました。 ものを作る人にすごく憧れます。私は飽きっぽい性格なので、ひと つひとつこつこつと積み上げられる人を尊敬する気持ちもあるだろ うし、あるいは自分が無器用なので、羨ましく思う気持ちもあるの だと思います。 この作品には二つの軸が . . . 本文を読む

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見直されてしまうそうで... やめるわけではないのでしょうが... むしろ、私などは銀塩フィルムに触れられたことを喜ぶべきな のかもしれません。リバーサルフィルムの発色にどきどきする 感覚なんて、デジカメでは味わえないだろうし... デジカメはデジカメの良いところがあると思うのだけどね。 知人の話だと発売中止になってしまう一眼レフのカメラの値段 があがっているらしい。これからオークションなど . . . 本文を読む

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