美術と本と映画好き...
徒然と(美術と本と映画好き...)




土曜日の晩に六本木のギャラリーへ... YOKOI FINE ART は初めて行くギャラリーでした。予約制のギャラリ ーということでちょっとおよび腰のところを少しほろ酔い気分で... ・YOKOI FINE ART 場所は六本木ヒルズにほど近いマンションの一室。ところどころで 迷子になりながら、電話でギャラリーの方に誘導してもらって何と か到着。今回は石居麻耶さんの個展です... 身近な風景 . . . 本文を読む

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というわけで矢野顕子さんのコンサートに行ってきました。 私にとっては二年ぶりのブルーノートです... 何とか仕事を切り上げて当日券を求めたのですが、以外にするする と入場できて、気づいたら手の届きそうなところに矢野さんがいる、 そんな場所で聴くことができました。 最近、疲れ気味で、ところどころでうつらうつらしつつ、一時間半 に及ぶライブを堪能してきました。気持ちの良い夜。 おなじみのメロディ . . . 本文を読む

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東京藝術大学には卒業制作に自画像を描かせるという伝統があるそ うです。NHKのドキュメンタリー番組『日本人と肖像』をきっか けにした企画展。戦前の作品は一階、戦後の作品は二階に展示され ています。構成上、時代が変わるにつれて、画風も変わっていくよ うにも見えるのですが、私はむしろ、作家ひとりひとり、個人に着 目したい展覧会だと思いました。 ますは一階から... 青木繁の自画像はめらめらした赤っ . . . 本文を読む

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昨年に続いてホテルオークラの展覧会です。いろんなジャンルのい ろんな作品が観られます。そしてそのほとんどがお初の作品。今年 も堪能させてもらいました... ・昨年の感想はこちら というわけで気に入った作品を観た順に... ・シスレーの『サン=マメスのロワン運河』 青い空、青い水...とてもすがすがしい作品ですね。あかるい。 ・マルケの『ベニス』 この小品もとってもいいですね。うちの壁にかけて . . . 本文を読む

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世間はすっかり夏休み、何かと立て込んでいる私は九月にまとめて 休む作戦なのですが、金曜日、一日だけ前借りしてプチ夏休み気分... 進境著しい山口晃さんの個展です... 山口さんといえば、公共広告機構の『江戸しぐさ』でもおなじみの です。今回の展覧会ではそのCMの他、地上波デジタルを普及する ためのクリップなども流していました。普段はテレビを見ないので 動く山口画は初めてです。細密な下町情緒がめ . . . 本文を読む

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いやぁ...本当に暑い。素面でもとろけそうな今日この頃でございます... こう暑いと何かとやらかしてしまうもの、ひたすらにあやまる輩なども いるような次第でして... あやまりついでに思いついたつまらない冗談から、本屋を開いてみる ことにしました。カテゴリは『よみもの』と『みもの』。『よみもの』 は私にとって滋養のある言葉、『みもの』は私にとって格好の良いイ メージを集めてみます。自分が持ってい . . . 本文を読む

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歌謡曲なんて言葉も死語になってしまったかもしれませんが、 私が聴いてたころの歌謡曲には季節感を感じるものが多くあ りました。というわけで夏の歌謡曲、自力で思い出せた十曲 を五十音順に... ・青い珊瑚礁 (松田聖子) ・暑中お見舞い申し上げます (キャンディーズ) ・チャコの海岸物語 (サザンオールスターズ) ・渚のシンドバッド (ピンクレディー) ・渚のはいから人魚 (小泉今日子) ・夏のお嬢 . . . 本文を読む

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つい半年くらいまでは、どこの本屋さんでも目にしたのに、急に見 なくなった写真集です... ・畠山直哉 畠山直哉さんは、工場だったり、岩場を切り崩した跡だったり、ダ イナマイトで崖を崩す連続写真だったり...なんとも言えないモチー フの写真を撮影します。アンダーグラウンドというタイトルで、都 市の地下に眠る用水路や流れる水の写真を観たことある人も多いは ず... 今回私が買ったのはソフトカバー . . . 本文を読む

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で、締め切りです... ・東京マラソン2008 皆さんは申し込まれましたか? # 今年は冷たい雨だった... ・東京マラソン2007 とりあえず、来年も走れる機会があったら GPS でも持って走ろうかと 思っています。実況中継しながら、都心の風景を写真に収めて行こう かな、と... . . . 本文を読む

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清澄白河では森山大道のハワイ。う~ん、まっくろ。何を撮っても 自分の写真にしてしまう写真家の陰画因果を感じます。森山の作品 はとっても好きなのですが、これならばホンマタカシの波に一票。 九段の篠山紀信展は映画監督・ヴィスコンティに縁の土地を巡る写 真展です。ヴィスコンティの生誕百年ということで、二十年前の写 真集復刻したそうです。今回はそれにちなんだ展覧会です。海沿い の別荘のバルコニーから臨 . . . 本文を読む

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時代小説はほとんど読まないのですが、ここ一ヶ月、通勤の友とし て三冊ほど... ○憑神 (浅田次郎) 何となく『ものがたり』が読みたいなぁ...と書店をさまよっている 時に手に取った本。浅田次郎は泣かせそうな感じで読まず嫌いだっ たのですが... 人生にツキがない主人公はひょんなきっかけで祠に手を合わせます。 拝んだ神様はなんと憑神様...憑神というのは貧乏神に疫病神に... といった破天荒な . . . 本文を読む

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初めての作家さんです。 鶴見さんの作品は写真とドローイングを重ねた作品... 私が訪れた時には作家さん本人が在廊で、友人の方と話をしてまし た。ところどころにレイヤーという言葉が聞こえてきます。なるほ ど写真のレイヤーの上に、ドローイングのレイヤーを重ねて描いて います。その作風にはこれまで観たことのない、不思議なイメージ が広がっています。 レイヤー...に着目した鶴見さんの作品はビジュア . . . 本文を読む

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いろんなギャラリーでいろんな作品を観るのですが、いつも気にな るのがその大きさです。ギャラリーの空間ではおさまりよく見えて も、自分が生活する空間の壁には案外面積がなかったりして... 当然、大きな作品にはそれなりの手間がかかります。そんな大作は ギャラリーや収蔵された美術館の大きな空間でゆっくりと眺めるの がいいよなぁ...と思っているところにドローイングの展覧会。 ヴァイスフェルトの壁が小 . . . 本文を読む

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若い作家さんが創作する今の作品に興味があります。だからギャラ リーなどにも足繁く通います。普段は作家さんの横の繋がりなんて 見えないのですが、今回は京都造形芸術大学の三十周年記念展、OB と卒業生のコラボレーション展はなかなかに収穫がありました... 宮永愛子さんの『貴族的なピエロ』は透き通った作品、ナフタリン にさらされた靴は今にも壊れそうな繊細さです....眼鏡や時計、あ るいは携帯電話やネ . . . 本文を読む

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というわけで梅雨も明けて... ブログには書きませんでしたが、七月はミズシーさんが主催されて いる『印象派の集い』の鑑賞会にお邪魔しました。お題は国立西洋 美術館の常設です。初めての『ミズシー語り(by mizdesignさん)』 だったのですが、まさか『松方コレクションとは』から始まるとは 思いませんよね。思わず美術館の人かと思ってしまいました... ミズシー語りは絵描きさんの人となりと時代 . . . 本文を読む

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