美術と本と映画好き...
徒然と(美術と本と映画好き...)




六月はあんまり回っていないなぁ... 展覧会系 ◎ルオー大回顧展 (出光美術館) ○山梨県立美術館 開館三十周年記念展 富士山 ○佐伯祐三展 (そごう美術館) ギャラリー系 ◎Landschaft IV (ラディウム-レントゲンヴェルケ) ○モバイルアート ○西山美なコ「いろいき」展 (児玉画廊) ○C-DEPOT (赤レンガ第一倉庫二階) ルオー展はいい展覧会。特にミセレーレや受難の見せ方 . . . 本文を読む

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主人公の映画監督はスランプに陥っている。セットも組まれ、小道 具も作られ、スタッフは準備万端。なのに、筋書きがまとまらない、 俳優を選ぶことができない... いかにも思わせぶりな設定です。 夢を見て、子どもの頃の思い出がよみがえり、過去と現在の女性関 係に蜘蛛の巣のようにからめとられ... カンヌのグランプリと二度のアカデミー賞に輝いたフェリーニはこ の頃キャリアの絶頂にいて、それが故に次回 . . . 本文を読む

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周囲の人と同化しようとする不思議な能力を持つ男、ゼリグ。これ はそんな男の半生をドキュメンタリータッチで追ったホラ映画です。 生まれて初めて観たウディ・アレンの映画が『カメレオンマン』で した。当時はウディ・アレンの姿形を知らないままに観たので余計 に面喰ってしまいました。これは本当なのか、嘘なのか...そのうち 騙されることが心地よくなってきて... 二十年以上前の映画です。白黒の映像、背景 . . . 本文を読む

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ロマンチックなんて柄ではないけれど... おりしも大恐慌のさなかのニュージャージー。暮らしを支えるため に働く妻。不器用な彼女は職場で失敗続き。仕事にあぶれた旦那は 酒と賭けごとにかまける日々... そんな彼女の楽しみは街の映画館に通うこと。ポップコーンを口に しながら同じ映画を繰り返し繰り返し見つめる。そんな見つめる視 線に映画の主人公が気づき、銀幕の外に出てきたら... 映画の中の登場人 . . . 本文を読む

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そうそう。この前、知人と居酒屋のカウンターで飲んでいた... 知人は美術には詳しくないけれど、海外経験が豊富であちこちで観 ているので話を合わせてくれる。なのでそんな話をしていた。 何となく印象派を経由して、何となくルノワールの話になった。 知人『そういえばルノワールの描くピザっておいしそう...』 私『え゛?』 ルノワールとピザが私の中で結びつかない。一瞬何の話をしている のかと思った。さ . . . 本文を読む

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ラディウムに行ったのは内海さんの新作を観るためでした... 東京都現代美術館に開催されている屋上庭園。その中でも異彩を放 っているのが内海さんの作品です。『色彩の下』という大きなドッ トで描かれた油彩画と、『三千世界』という極小のキャンバスに描 かれた点描...とてもインパクトがありました。 そんな内海さんの新作は、その中間に位置する作品。広い空間を埋 め尽くすちいさな点描や、大きめにゆったり . . . 本文を読む

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横浜に越してきてから四年たつ。 横浜駅西口のごみごみは二十年前から全然変わらないし、みなとみ らいは相変わらずのコンクリートジャングルだし、山下公園の上品 な庭園は港にマッチしていない。引っ越し当初はそんな横浜をとて もちぐはぐなもののように見ていた。 だけど四年ほど住んでみて、だんだんとそのよさを感じてくるよう になった。何よりも海があること。うちからは自転車で二十分くら い走ると東京湾。毎 . . . 本文を読む

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しめっぽい梅雨時は、インドアで美術鑑賞...か? というわけで六月の備忘録です。 ・コロー展 (国立西洋美術館) 5/28-7/28 ・ルオー大回顧展 (出光美術館) 6/14-8/17 そう、ルオーに目覚めたのは 1998年の安田火災東郷青児美術館の回 顧展から。あの厚みのある原色の色塗りにあたたかく包まれた。こ んどの個展ではどんな印象を持つのだろうな...楽しみ。 ギャラリー系ではこん . . . 本文を読む

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土曜日は精力的に活動しました。 自宅からバスで赤レンガ、C-DEPOT観てから徒歩で山下公園、水上バ スに乗って横浜駅東口はそごう美術館の佐伯祐三展、そこから電車で 恵比寿、そこからミヅマ、そしてヒルサイドテラス。歩いて広尾は高 橋コレクション、そして児玉画廊。徒歩で恵比寿に戻って原宿へモバ イルアート。青学の裏手の焼き鳥屋に行ってから、モバイルアート再 訪。よく歩きました。 ・C-DEPOT . . . 本文を読む

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私は風景が好きなのですが、静物も悪くないなぁ...と。 彼女はまだ三十ちょっとの若手です。何でも日展の新人賞を 獲った時に、画廊のオーナーさんが花を贈ったそうで、その 花を描いた作品だそうです。 これは日本画です。普段は木々をモチーフに、荒々とした自 然の描写が多いのですが、一枚だけ雰囲気の違ったこの作品 はとてもいい感じだったので、ゆずってもらいました。 若いうちは、あんまり型にはまらない . . . 本文を読む

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いい感じ。 . . . 本文を読む

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なんかしめっぽくなってきましたね...というわけで五月の見聞録。 展覧会系 ◎中村岳陵展 (横須賀美術館) ◎マティスとボナール 地中海の光の中へ (神奈川県立近代美術館葉山館) ◎屋上庭園 (東京都現代美術館) ◎岡鹿之助展 (ブリヂストン美術館) ◎『夢みる世界』大岩オスカール展 (東京都現代美術館) ○薬師寺展 (東京国立博物館) ○三つの企画展 (東京都写真美術館) ○山口蓬春・近代日本 . . . 本文を読む

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お茶会のあとに寄ってきました... あちらこちらのブログから聴こえてくる川村記念館での評判を読ん でいたのでとても期待していました。期待にたがわない展覧会でし た。ここのところ刺激の強い展覧会や、参加する展覧会などが多か ったので、久しぶりにゆったりのんびり作品を楽しむ感にひたれた 展覧会でした。 ボナールは印象派前後の大きな展覧会で、いつも何点かづつ観たこ とはあったのですが、これだけの作品 . . . 本文を読む

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そうそう。先週の日曜日に薬師寺展に行ってきました... 雨降りの土曜日だったので空いているかと思ったら40分待ち...時間 そのものよりもその人垣に圧倒されたので常設展から観ることにし ました。 待つこと二時間... 午後も四時を回るとそれなりに空いています。館内もそれなりに余 裕があるので思ったよりも気持ちよく鑑賞できました... ・八幡三神像(国宝) こじんまりとした木彫りの彫刻です。 . . . 本文を読む

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