美術と本と映画好き...
徒然と(美術と本と映画好き...)




近頃はシュルレアリスムというんだな... さて、横浜美術館はシュルレアリスムの作品を多く収蔵していて、 その常設展を観るのがここを訪れる楽しみのひとつです。そのシュ ールレアルな収蔵品を多く含む企画展が『シュルレアリスムと美術』 展、宇都宮美術館、豊田市美術館と周ってきた最後の巡回展です。 今回は思いがけずにとらさんとお会いして、企画展から常設展まで ご一緒させていただきました。 残念ながら作 . . . 本文を読む

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この前も書いたけど、先週の金曜日に平山郁夫展に行った。七時過 ぎに入館し、最後まで観て、第一展示室の作品を観直しに戻ってか ら表に出た。それでも所要時間20分。展示は83枚なので、時速249枚 はスピード違反かもしれない。 閉館まで間があったので、常設の展示も観ることにした。 前半のハイライトは六月に観たまま並んでいる中川一政と岸田劉生。 落ち着いて観るとやっぱり岸田劉生、夏を感じる。てらてら . . . 本文を読む

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私は日経を購読しています。今日、帰りの電車で朝刊を広げたら、目につく イメージに目につく漢字が... > 天明屋 尚 画...がーん そう、日経の連載小説の挿絵を天明屋尚さんが描いていたのです。 小説は北方謙三の『望郷の道』。八月初旬から連載されている模様。 ・これまでのあらすじ 今日のエンディング。 > 「野田耕一の、首を貰いに来た。道をあけてくれんとか」 > ひとりが、斬りかかってくる . . . 本文を読む

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日曜日、展示会の帰りにすべり込んできました。 # Bunkamura はナイターで行くことが多し... ティツィアーノの『サロメ』、劇的に描かれたモローのサロメとは 違い、不思議な静けさをたたえた作品です。サロメの視線は宙をさ まよっています。すべての感情からは、遠く離れたところにいるか のような表情です...異常、とも言えるこの場面に、おだやかな表情 をした侍女。窓の外は青空。これは白昼夢なの . . . 本文を読む

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連休に重なって展示会があった... 運河の向こうに観覧車...私の心は空の色... 事前の打ち合わせの際に、いきなり台本を渡されて驚愕。 中身はコンパニオンのお姉さんとの寸劇。 すんでのところで後輩に役をゆずって、これがほんとの御役御免。 写真は展示会の合間、ほっとした風のサラリーマンの背中... これは金曜日、水上バスでの帰り道、空に月... これも金曜日、東京マンハッタン... . . . 本文を読む

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平山郁夫さん、名前を聞くことはよくあるのですが、実はその作品 をほとんど知りませんでした。今でこそあちらこちらに出かけてい ろんな作家さんの作品を観ますが、このブログを始める前は、現代 の日本画なんてほとんど知りませんでしたから... というわけで平山郁夫展です... 今回、興味を惹かれたのは若い頃の作品です。初期の平山さんは仏 教をモチーフに大きな作品を創作しています。 ・仏教伝来(195 . . . 本文を読む

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縦長の掛け軸に青々とした林、他には何もなく...渋い。玉堂の絵に は渋味を感じます。私の記憶にあるのとは、少し違う、日本の風景... 半年前にも玉堂展を観ました... ・川合玉堂展 (日本橋高島屋) その時は網羅的な展示だったのですが、今回のはコレクションされ た作品、集めた人の好みが出ているように思います。こういう作品 は並べて観るよりも、例えば床の間あたりにさりげなくかかってい るところを . . . 本文を読む

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禅画というジャンルを意識したのは初めて...どの絵のタイトルにも 画賛とあります。絵と言葉とで、画賛ということなのかな... 私はその絵よりも、言葉の方に惹かれました... # 書き下しは適当です ・蕪菜と座禅坊主は座るをよしとす (蕪画賛) おかしいな...蕪菜と並べられてしまったお坊さんたちは何を考えた だろう... ・座禅して人が仏になるならば (座禅蛙画賛) 蛙がつぶやくことば... . . . 本文を読む

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森村泰昌の個展を観てきました。 ・森村泰昌展 (日本橋高島屋 6階 美術画廊) 9/12 - 10/2 横浜美術館で開催された展覧会の記憶も新しい森村泰昌ですが、今 回は東小金井に店を構える双ギャラリーのコレクションの展示です。 横浜美術館の時とは打って変わってこじんまりとした空間、こうい う作品はこれくらいの広さの方がいいや... 百貨店という場所柄もあるのでしょう、作品はそれなりに選ばれて . . . 本文を読む

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京都を拠点に活動する作家のグループ展です。上は中堅どころの作 家さんから下は若手の作家さんまで、十二人の作品が並べられてい ます。今回は初めての東京展だそうです。会場のスペースをゆった りと使った大きな作品に描かれるモチーフは様々で... 高村総二郎さんの作品はスーパーリアリズム。暗闇に浮かび上がる 手と足には紅と碧の文様...そう、こういう形で刺青を観るのは初め てですが、こうしてみると美しい . . . 本文を読む

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砂浜を踏みしめる、一人の足跡...人気のない波打ち際は、どこかさ びしげです。でも、明朗な画面からはすがすがしい空気を感じます。 海の色の淡いブルーと、光沢を放つベージュの砂浜... ここのところ体調が思わしくなかったのですが、ようやく完調。今 日は久しぶりに気持ちよく起きられました...外は夏の陽射しで実に いい天気。そんな日に我が家にやってきた、夏に続く季節を感じさ せる海のイメージ... . . . 本文を読む

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そういえばこの前、生まれて初めて夕刊フジを買いました... その日はお客さんのところで打ち合わせ、少し早めについたので、 社員食堂でお茶をいただいていました。休憩している社員の人にま じって見ていたテレビ... 一月前は同じテレビに、昔、大関を張っていた親方のしどろもどろ が写されていました...今回は、一国の、相... 打ち合わせが終わり、会社に戻り、仕事をし、帰途につき、東京駅 で思わず . . . 本文を読む

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名前のつかない作品の、紙の上に散りばめられた 無数の点が、白いフレームにおさまり、白い壁を いろどる。ひとつひとつの点が世界をかたち作り、 余白を示す。 欲望は限りないから... 小さな正方形を、無数に並べてみたいとも思う。 好きなだけ。この壁に... . . . 本文を読む

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というわけで土曜日の夜... まだ、骨董通りにあった頃、私にとっての初めてのブルーノートが 大西順子さんの公演でした。スーツでビシッと決めた、がたいの大 きな黒人のお兄さんが、地下への階段へそっと誘います...水中深く 潜って行くかのように... # あんなに『大人度』を感じた経験はあまりないなぁ... さて... 今回は紫のワンピースで登場です。エレガントな雰囲気におやっと 思ったですが、 . . . 本文を読む

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というわけでいい加減にリストアップしてみたら収拾がつかなくなり ました...どれくらい行けるのだろうな。西に遠征したいのですが、 仕事もあれこれ入っているのでどうなることやら... # 関西にも行きたいギャラリーがあるのだけれど... コンテンポラリー系... ・藤本由紀夫+/- (国立国際美術館) - 9/17 → お、おわってしまう... ・藤本由紀夫展 [関係] (和歌山県立近代美術館) . . . 本文を読む

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