美術と本と映画好き...
徒然と(美術と本と映画好き...)




川俣正さんと桂英史さんのトークイベント。ちょうど東京藝大の先 端研の修了制作展のオープニングと重なっていて、大盛況でした... 以下、印象に残った発言をかいつまんで... 昨今のアートフェアのあり方について 川俣『ノウハウに乗った方法が定着してきてつまらなくなった。ま た、観る側もフレーズに乗ったものを要求するようになってきた。 サイトスペシフィックはもういいや。作りたくない。』 日本と西洋 . . . 本文を読む

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そうそう。今年は結構、図録を買ってしまいました。 どれも工夫があって、とても好きな図録です... ◎円山応挙展(三井記念美術館)印刷 株式会社便利堂 ◎上村松園展(東京国立近代美術館)印刷 ニューカラー写真印刷株式会社 ◎バーネット・ニューマン展(川村記念美術館)印刷 光村印刷株式会社 ◎横山大観展(明治神宮文化館)Printed in Japan ◎『睡蓮池のほとりにて モネと須田悦弘、伊藤存』 . . . 本文を読む

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というわけで今年はすっかりついったーにはまってしまいました。 一年間を通していろいろな人のいろいろなツイートを楽しませても らったのですが、私が読んでいるのはもっぱらアート系... というわけで勝手にアート系ツイートベスト3... 第三位! 松山賢さんのこのツイート! おいおい。RT @Roentgenwerke: さらにギャラリーショウで個展w RT @mistral6996: 映画「ノル . . . 本文を読む

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というわけで今年印象に残った展覧会を徒然と... ◎円山応挙展(三井記念美術館) ◎上村松園展(東京国立近代美術館) ◎小谷元彦展(森美術館) ◎ボストン美術館展(森アーツセンターギャラリー) ◎バーネット・ニューマン展(川村記念美術館) ◎横山大観展(明治神宮文化館) ◎石上純也展(資生堂ギャラリー) ◎『睡蓮池のほとりにて モネと須田悦弘、伊藤存』展(大山崎山荘美術館) ◎カンディンスキーと青 . . . 本文を読む

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今年のアートフェア東京、賛否両論があったようですが、私はとて も楽しめました。中でも『脱ガラパゴス化 日本のアートをもっと 元気に』というトークイベントが熱かった... もっとも興味深かったのが吉井仁実さんの現状認識でした。吉井さ んは日本(あるいはアジア)と欧米との格差が教育にあると説きま す... 吉井さんにはお子さんがいて、美術館のような堅苦しい場所には行 きたがらない。そんな子どもを . . . 本文を読む

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VOCA展2010にちなんだシンポジウム『いまなぜ、具象なのか』につ いての雑感... パネリスト:高階秀爾、荒木夏実、酒井忠康、建畠晢、光田由里、 南嶌宏、本江邦夫 『いまなぜ、具象なのか』。これは座長の高階秀爾さんが発せられ た問いかけなのではないかと思った。基調講演で語られる高階さん のイメージは、イデオロギーが弱まった世界で、他者との対話、あ るいは物語を求める欲求などと結びつけた、よ . . . 本文を読む

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これは地元神奈川で開催されたハードボイルドなトークでした...(^^) 椿昇語録其の壱。ビーンボールを放りたい奴が俺に企画を持ってく る。俺はそれにOKを出す。 椿昇語録其の弐。グローバルに擦り寄っていくアートには興味がな い。 椿昇語録其の参。(椿さんは学校の教え子を動員しながら作品を作 っていくのだそうです。仕事を頼む前に教え子たちを餃子の王将に 連れて行ってがっつんがっつん注文して士気を高 . . . 本文を読む

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これは朝から夕まで続くマラソントークイベント。私はほぼ完走し ました... いろんな立場の人が語る写真との対話。 鈴木理策さんの『写真のためにものをみない...』とか『嘘のない 行為...』といった言葉が印象に残りました。昨年、セザンヌのア トリエを撮影されたそうです。早く出版されないかな... ローゼン美紗子さんの、青春と重ねた自分史や、町口覚さんの語る ご自身のお父さんのアートディレクシ . . . 本文を読む

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このところブログを書くのがしんどくて、ツイッターを使ってばか りでした。どうしようかなぁ...と思っていたのですが、ちょっと 時間ができたので過去のつぶやきを読み返し、ちょっと記録を残し たくなったので徒然と... サミットでは美術館と子どもとの関わりに多くの時間が費やされて いました。参加者の方にはそうした活動に取り組まれている方が多 くいらっしゃいます。それは学校と連携して行われていて、教育 . . . 本文を読む

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なんか昨年までをゼロ年代とかいうようですが、今年からは 10年代でいいのかなぁ... というわけで新年最初の備忘録です。 ・まばゆい、がらんどう (東京藝術大学大学美術館) 1/6 - 20 ・日常/場違い (神奈川県民ホールギャラリー) - 1/23 # 久保田弘成 パフォーマンス 1/10、11、16、17 各16:00 ・「静寂と色彩」 月光のアンフラマンス (川村記念美術館) - 1 . . . 本文を読む

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また一年が過ぎようとしています。 今年は不惑... 不惑といいつつ迷うことの多い一年でした。 そんな中でも、ふと観に行った展覧会で、 ある活き活きとした感覚をもらう。 そんな経験が何度もありました。 それはとても個人的な経験です。 だけど、きっかけになるのは誰かの書いた ブログの記事や、そうした場所にひっぱり 出してくれる仲間だったりします。 新年の足音が聞こえてきました。 今年もいろい . . . 本文を読む

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というわけで、今年買った写真集を... ◎鈴木理策『Mont Sainte Victoire』 鈴木理策さんの写真集。これは二年前の個展で手にしてからずっと 欲しかった写真集(結局、欲しいものは手に入れてしまうのだな...)。 鈴木理策さんは何枚もの写真をひとつのイメージとして見せる稀有 な写真家だと思います。そんな鈴木さんの写真を一枚一枚めくって いく楽しさは写真集ならでは。これはかなり高品位 . . . 本文を読む

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会場は目黒区美術館とお隣の区民ギャラリー。そして東中野の映画 館で映画まで上映しています。私は美術館・ギャラリーの展示のみ 観てきました。 第一会場の目黒区美術館では炭鉱を通じて生み出された文化資源の 数々が展示されています。特に大きな作品が並ぶ油彩画のエリアで はそのスケールに圧倒されます。写真のエリアには自らも煤にまみ れて坑夫たちと一緒に働きながら撮っているカメラマンもいます。 その場に身 . . . 本文を読む

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年内は美術展には行けなさそうなので、早々にしめてしまおう... というわけで、今年のベストテンの発表です! がらがらがらがらがらがらがらがら(ドラムロールのつもり) ◎内藤礼展 (神奈川県立近代美術館) ◎内海聖史展『色彩のこと』 (スパイラルガーデン) ◎野口里佳展『光』 (国立新美術館) ◎三瀬夏之介展『シナプスの小人』 (新宿高島屋) ◎菱田春草展 前期/後期(明治神宮文化館 宝物展示室 . . . 本文を読む

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束芋さんの個展に行ってきました... ・束芋展『断面の世代』(横浜美術館) 今回は新作の映像が五点と新聞の挿絵原画がたくさん。私が一番印 象に残ったのは『団断』という作品です。 団地を天井から俯瞰した映像。上下に並んだ三枚のスクリーンの中 央に四畳半が二枚。その上下には棚やら押し入れやら玄関やら。気 配をさせない人々が静かに蠢いていきます... 隣の部屋から隣の部屋へ...時には階下や階上へ . . . 本文を読む

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