美術と本と映画好き...
徒然と(美術と本と映画好き...)




名古屋の C・スクエアで開催されている三瀬夏之介展のトークイベ ントに行ってきました。聞き手は豊田市美術館館長の吉田俊英氏で す。 前半は三瀬さんがこれまでのキャリアを振り返るもの。後半は吉田 さんとの質問形式の対話です。前後するところもあるので、以下、 かいつまんで... ・阪神・淡路大震災について 三瀬さんは学生時代に阪神・淡路大震災を間近で体験し、絵が描け なくなったことがあるそうです。 . . . 本文を読む

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というわけで、季節はずれの夏休みに穂高岳へ行ってきました... 三十代前半くらいまで、年に一度は夏山に行っていました。八ヶ岳、 北岳、白馬岳、富士山...そしてやっぱり北アルプスにも挑戦するこ とになるのでした。当時は経験もなかったので槍からの縦走をくわ だてて失敗。槍から大天井や、常念、燕あたりは何度か行ったもの の、穂高は近寄りがたく感じていました。 山からもすっかり遠ざかっていたのですが . . . 本文を読む

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浅田彰さんと名和晃平さんのトークイベントに行ってきました。 これはTWS本郷で開催されている『NEW DIRECTION #1 :exp.』にち なんだ催しです。若者の展覧会もとても良かったのですが、何はな くても浅田VS名和トークから... 私は途中からの聴講だったのですが、前半は浅田彰さんが出展作家 の作品評をしてました。仕事柄とは言え浅田さん、持ち前の饒舌ト ークで若者君たちの追随を許し . . . 本文を読む

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代官山のヒルサイドプラザで開催されたトークイベントに行きまし た(9/19)。これはアーツ・イニシアティヴトウキョウのレクチャー・ シリーズ「Tokyo Art School」の一環です。 ・レクチャー・シリーズ「Tokyo Art School」 小池さんは佐賀町エキジビットスペースを主宰されていた方です。 昭和初期の建物をギャラリーに改装したスペースでは、杉本博司さ んや大竹伸朗さん、森村泰 . . . 本文を読む

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長谷川祐子さんのトークを聞きました(9/17)。聞き手は ART iT編集 長の小崎さん。副題は『感動の創造 アーティストとデザイナーの共 存領域』です。 会場の Vantanはクリエイターを目指す若者の学校なので、聴講する 人も若者ばかり。開演前に司会の若い女性が『本日は長谷川さんの 仕事術なども...』なんて話をしていたので、どんな内容になるのか 一瞬不安になったのですが、ご自身が企画した展 . . . 本文を読む

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東京都庭園美術館の刺繍の展覧会を観てきました。平日の朝一番に 行ったら女の人だらけでびっくり。あんまりいい評判を聞いていな かったのですが、なかなか楽しめました。 ロビーには手塚愛子さんの作品がいきなり。みんな裏側に周って感 嘆していました。あのショッキングピンクは反則。床置きの青糸の 作品がちょっとかわいそうでした。 平面でなく空間で見せる作家さんだというのは所沢ビエンナーレで も感じたこと . . . 本文を読む

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日本橋高島屋のウィーン世紀末展に行ってきました。クリムトとシ ーレの作品を中心に、その前後の時代の作品が並んでいます。 名前を聞いたことのない絵描きさんの作品にも気になる作品があっ て、この時代の層の厚さを感じます。ただ観たものを写し取るので はなく、描く側の気持ち・気分が刷り込まれているように思います。 ・修道院の庭 (ハンス・ティヒ) ・イーゼルの前の自画像 (スザンネ・レナーテ・グラニッチ . . . 本文を読む

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杉本博司さんの作品で好きなのはシアターシリーズなのですが、そ こにこのシリーズを加えます。 杉本さんの作品の全貌を観たのは(もう)四年(も!?)前の個展です。 そこで強烈に刷り込まれてしまったのが白いスクリーンでした。 ・杉本博司 時間の終わり (森美術館) 元映画ファンにとって銀幕の呪縛ってのは生半ではありませんでし た。しかし、それ以外の水平線の作品や蝋人形の作品、あるいは建 物をぼかして . . . 本文を読む

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駒沢公園って初めて行ったなぁ... というわけで KOMAZAWA MUSEUM X ART です。住宅展示場の催しとし ては昨年開催された横浜アート&ホームコレクションが記憶に新し いのですが、横浜に比べるとギャラリー色が薄く、それぞれの家の 中で作家さんが個展をしているような感覚があって、それがとても 面白かったです。ただ、やっぱり住宅展示がメインなので、お客と 間違えられて困惑したりさせた . . . 本文を読む

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やっぱりジャズはいいなぁ...とあらためて... 今年は十一年振りにアルバムを出した大西順子さん。ブルーノート は今年で三年連続になるそうです... 今日の曲目はこんな感じです... 1. BACK IN THE DAYS 最新アルバム『楽興の時』に入っているオリジナル曲。 2. ROKUBAN こちらも新作のオリジナル。日のあたる道を散歩するようなサウン ドでした。 3. スタンダード . . . 本文を読む

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先週の土曜日に東京フォトに行ってきました。写真だけのアートフ ェアは初めてだったのですが、なかなか楽しめました。 ・小山登美夫ギャラリー 福居伸宏さんの写真が何枚か展示されていました。人気のない夜の 風景はとてもシャープで不思議な色合い。TOKYO PHOTO FRONT LINE にも選抜されていて、大きな写真も展示されていました。気になる 写真家です。 福居伸宏さんのブログ:Ubungspl . . . 本文を読む

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さて、この展覧会は松本陽子さんと野口里佳さんの二人展です。表 側に入口がふたつあって、左手が松本展、右手が野口展。二つの個 展は裏手で繋がっています。 今回は野口さんを目的に観にいきました... 初期のシリーズから最近の作品まで並んでいるのですが、表から入 ると日の出から始まるフジヤマの作品、裏から入ると先日の日食か ら始まる星(?)の作品...にくい構成です。私は最初裏の入口から入 りました . . . 本文を読む

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まずは名古屋の三瀬夏之介さんの個展が明日から... ・三瀬夏之介展『問月台』 (C・スクエア) -10/10 この個展のチラシは横長で、裏面が大作『ハヨピラ』になっています。 名古屋地区は不案内なのですが、気になる展覧会がいくつか... ・放課後のはらっぱ-櫃田伸也とその教え子たち-  名古屋市美術館 - 10/18、愛知県美術館 - 10/25 【訂正】↓大阪での開催でした。 ・名和晃平展『 . . . 本文を読む

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昨年のプレイベントに続く所沢ビエンナーレの第1回。昨年よりも 展示スペースを広げて開催されています。 会場は電車の車両工場の広々とした空間。そこに仕切ることなくゆ ったりと作品が並べられています。共通のテーマはないそうですが、 それぞれの作品がその場の空気になじんでいるので一体感がありま す。それが他のこの手のイベントと違うところかな。作家さんの手 による自主企画展です。 会場1の様子 会 . . . 本文を読む

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夏らしさを感じることなく終わってしまった夏... というわけで8月の見聞録です。 ◎堂島リバービエンナーレ2009『リフレクション:アートに見る世界の今』 ◎越後妻有アートトリエンナーレ2009 大地の芸術祭 ◎アイ・ウェイウェイ展『何に因って?』 (森美術館) ○やなぎみわ婆々娘々! (国立国際美術館) # 奥の部屋のテントの中で上映されている白黒の映像がよかった。 # 何となく勅使河原宏を思 . . . 本文を読む

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