美術と本と映画好き...
徒然と(美術と本と映画好き...)




ヌーベルバーグの作家といえば、ゴダールとともにフランソワ・ト リュフォーの名前を思い浮かべます。私はむしろトリュフォーの方 が好きだなぁ...気狂いピエロの感想に『屋外に出られたことの幸福 感』と書きましたが、この映画も屋外の空気をたっぷりと吸い込ん だ映画です。 アドリア海に浮かぶ島、さんさんと陽が射す公園に凛として佇む女 神の彫刻。心奪われる二人の男。そして、その女神像にうりふたつ の女.. . . . 本文を読む

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実家に用事があったので、自転車で帰ってみようと思った。 せっかくだから海を見ていくことにした。 横浜の私の家からから鎌倉までは一時間強。 思ったよりも近い。 北鎌倉には中学生の頃、一年くらい住んでいた。 初めての東慶寺、木蓮がとてもきれいだった。 春の息吹。 建長寺に続く小道にある、近所のお庭... 椿だろうか...いい感じ。 海沿いを江ノ島に向かう。あこがれのヨットハーバー。 い . . . 本文を読む

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『風味絶佳』を読んだ。先日の芥川賞の選者の名前に山田詠美を見 つけ、久しぶりに彼女の作品を読みたくなったのだ。 谷崎潤一郎賞受賞作品。 学生の頃、彼女の作品を読んでた時期があった。彼女の言葉はとて も正直だ。嘘のない、まっすぐに届いてくる言葉。だからどぎつい 描写もそんなに嫌ではなかった。 この短編集の主人公は、手に職をつけた人たち。以前の作品にはど こか著者の影が見え隠れしてたけど、この作 . . . 本文を読む

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手許の備忘録を整理してたらこんなのが出てきた。 ・ヤフーオークション ヨットで検索してみたのだが、ヨットより高い ROLEX なんて... としみじみ思ったものだった。 # ROLEXってそんなにいいのかしらん... ヨットといえば世の中には新しい道具を趣味に活かす人が多くいます。 ・どこでもヨットレース GPSで記録したデータを使って船の航跡をイメージ化したもの。私は 『470_壮行レース1 . . . 本文を読む

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第二日本テレビというサイトで岡本太郎大博覧会... ・『爆発屋 岡本太郎大博覧会』 岡本太郎はメディアへの露出が多い人だったので、こうした 過去の資産もたくさんあるのでしょう。CMにも出てた。ウ ィスキーのキャンペーンの『顔のグラス』は家にもあったよ うな気がする。小学生の頃だったか。 ひとつひとつの爆弾をクリックすると、岡本太郎の短い映像 がみられる。小出しにするのはいいけれど、もっと見せ方 . . . 本文を読む

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そういえば昨日、家の近所の小学校で桜の花が咲いていました... 一昨日の強風の晩は、終電に乗ったままうっかり寝過ごしてしまい ました。東海道線を利用する私は、いつか寝過ごして熱海まで行っ てしまうのではないかとわくわくひやひやしているのですが、今回 は残念な事に幸いに、横浜の次の停車駅、戸塚で目覚める事ができ ました。持ち合わせのなかった夜風にあたりたかった私は家まで十 キロの道のりを歩いて帰っ . . . 本文を読む

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最近はチャップリンの映画を観る機会ってあるのだろうか。私が子 どもの頃は教育テレビでときどき放送していた。そんなところを入 口にして、古い白黒映画に親しんでいったのだと思う。 映画は映画館で観たい... 中学生くらいになって、そんなに数は多くなかったけれども映画館 に通うようになった。香港映画とか、角川映画、あるいはアニメと か。高校生くらいになると名画座に通うようになる。 名画座...古い . . . 本文を読む

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村上春樹の生原稿が、古書店やインターネットオークションで高値 をつけているらしい。 ・自筆原稿流出、村上春樹さん「一種の盗品」と問題提起 問題提起とやらの文藝春秋を読んでみた。先月の芥川賞発表号に続 いて...二ヶ月続けて文藝春秋買ったなんて、生まれて初めてかもし れません...(^^; さて、 問題を提起する事は立派だけれど、これはわざわざこのような雑誌 で、疑惑の編集者との思い出を綴るよ . . . 本文を読む

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今話題の新書...(「王様のブランチ」で第一位) わたしはいくつかのブログを定点観測しています。できれば仕事に 活かせたらなぁ...という色気を持ちながらも、結局は趣味の情報収 集で満足してしまっているのですが、それにしたって昨今の技術の 進化には、これまでにない大きな波を感じます。 こうした今起きている変化をコンパクトにまとめているのが梅田望 夫さんの『ウェブ進化論』です... この本には . . . 本文を読む

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主人公は大衆向けの番組制作に背を向け、社会派のドキュメンタリ ーをこつこつと撮影するテレビディレクター、一方、義理のお兄さ んは飛ぶ鳥を落とす勢いの敏腕プロデューサー...そんな兄貴にコン プレックスを持ちつつ、当の義兄を追ったドキュメンタリー番組を 作るはめに陥る不条理を、ウディ・アレンが例のごとく演じていま す。 奥さんとも離婚寸前のテレビディレクターがふとしたきっかけで知 り合った女性に心 . . . 本文を読む

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うっすらと暗い画面にうかびあがる、草花や小鳥、そして魚... 長谷川潔の展覧会、見応えがあります。『裸婦とミューズ』『風景』 『草花・静物』モチーフごとに構成されるそれぞれの展示は、どれ も美しい... 圧巻は『草花・静物』のメゾチントですが、それ以外にも多くの発 見がある展覧会でした。 『裸婦とミューズ』に展示されている『風(イェーツの詩に寄す)』 は初期の木版画、大きな色面にゆったりとした . . . 本文を読む

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もうすぐ春ですね... ここのところ忙しかったどたばたが大分落ち着いてきました。忙し ければ忙しいほど関係ないことをしたくなる性分なので、ここ数ヶ 月はガツガツ書いてた気もしますが、ギアをローに落としてマイペ ースなモードにしています。 さて、先日観た矢野顕子のドキュメンタリー映画の中で、谷川俊太 郎の姿を見かけました。『パウル・クレー展』でちょっと気になる 詩にめぐりあったこともあって(これ . . . 本文を読む

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ここのところ忙しかったので、夕刊までみている暇がなかった。 そこで、日経の夕刊を一ヵ月分まとめて棚卸。そしたら『美術 を変えるポッドキャスティング』という記事があった。 ふたつの試みが紹介されていて、ひとつは先日私も利用した東 京都現代美術館の音声配信、もうひとつは日動コンテンポラリ ーアートの動画配信(+BT contemporary artwork review)。 カラー液晶の ipod . . . 本文を読む

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いわゆるお台場は苦手で行かないようにしているのですが、久々に... ・12時間美術館 # 3/4,5 二日間だけの展示で、もう終了です... 今回は昨年の横浜トリエンナーレで印象に残った高嶺格さんと照屋 勇賢さんの名前を見つけたので、どうしても行きたくなったのです... ・昨年の横浜トリエンナーレの感想(一日目、二日目) 松下のショールームで開かれているアートのイベントです。展示会 場は思った . . . 本文を読む

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六本木でランチをいただく。アートランチ... AXISの地下に降りるとガラス張りのギャラリー。開廊の十二時を少 し過ぎたくらい、お客さんはまだ一名。おそるおそる中に入る。 Aランチは鑑賞者が観たい作品を注文する。テーブルに導かれてウェ イトレスさんからメニューを渡される。何となく『ごっこ遊び』を している感覚。メニューには作品の写真とちょっとした作品の紹介。 どれにしようかなぁ... ここ . . . 本文を読む

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