美術と本と映画好き...
徒然と(美術と本と映画好き...)




初めて行ったギャラリー二つ... ・門田奈々展 (アートガイア・ミュージアム東京) 目黒にあるこぎれいなギャラリーです... 門田さんは昨年、青山で開催された C-DEPOT で知った絵描きさん。 コメント欄に告知をいただいたので行ってきました。 C-DEPOT では同じ大きさの小さめの作品を並べていましたが、今回 は大小様々な作品がみられます。線の細い女性がカラフルで繊細な タッチで描かれ . . . 本文を読む

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わたしをめぐる展覧会...か? 絵画、写真、彫刻、映像などなど。バラエティに富んだ内容でした。 気になったコーナーをいくつか... ・わたしはひとりではない 明治時代に描かれた絵描きさんの自画像は、どこかで絵描きとして の私をイメージしているのではないかという指摘。それはそうなの ではないかと思う。だって絵描きなんだもの...(^^) 目立たなく展示されていたパスキンにはどうも弱い。 ・アイ . . . 本文を読む

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すでに終わっていますが...これはあかりをめぐる展覧会、ひとくち にあかりと言ってもロウソクやらガスやら電気やら...いろんなあか りがあるのだと言うことにあらためて気付かされます。あかりをモ チーフに日本の風俗と美術を綴った展覧会だとも言えるでしょう。 抜群の企画力... 江戸の昔のロウソクのあかりや行灯、明治にでてきた瓦斯や電気を つかった街灯...そこから現代美術に繋げていく構成は立派で . . . 本文を読む

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今回の展覧会でのカフェトークもこれで最後か...高嶺さんを知った のは横浜トリエンナーレの『鹿児島エスペラント』でした。あの巨 大なインスタレーションは思い出深いトリエンナーレの中でも、と りわけ強い印象を残してくれました。 トークはそんな作品の思い出話から始まります... 高嶺さんはビエンナーレやトリエンナーレといった大規模な企画展 に懐疑的だといいます。そもそも作家のプロフィールを当然の如 . . . 本文を読む

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建築と写真の幸福な出会い... 伊東豊雄設計のせんだいメディアテークを撮影したのは畠山直哉さ ん、畠山さんのカメラは伊東さんの建築物が建つ様子を追いかけま す。はじめは地面から杭が出ただけような建物が、にょきにょきと 成長していきます。そうする間にも周囲の自然は青葉から紅葉、完 成するあたりではすっかり枯木...都市を写す畠山さんのブスリとし た視線が、工事現場のイメージにマッチしていたと思いま . . . 本文を読む

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最近は京都づいています。先週は丸一週間お客さんのところに軟禁 されてました。時間があれば土日でゆっくり観光するところですが、 東京マラソンと重なっていたのでとんぼ返りでした。 そして今週も京都、今度は日帰り...朝一番の新幹線で上京(?)し、 たっぷり夜まで打ち合わせ...で、少し早く上がれたのでギャラリー をいくつか周りました。 今回は四条烏丸あたりです... まずは京都芸術センター、ここ . . . 本文を読む

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まだ一回しか行けてないのですが、いま一番面白いと思う展覧会が 東京都現代美術館で開催されている『通路』展です。その面白さは アーティスト、川俣正さんの魅力に依るところが大きいと思います。 展覧会にちなんだ講演会に何度か参加しました。写真でみると知的 な感じの川俣さんですが、ご本人はがたいが大きくたくましい。声 も大きくて歯切れがよい。アーティストというよりは現場のオヤジ、 あるいは中小企業の社長 . . . 本文を読む

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先日、東京マラソンの帰りに水上バスに乗りました。ビックサイト は交通の便がよくありません。モノレールやら何やらに乗るのが面 倒で、展示会などがある時もついつい船を利用します。 日の出桟橋から浜松町へ出ます。まっすぐ帰ろうかと思ったのです が、思いのほか疲れていません。そして最後まで走りきれたのがう れしく、横山大観展に行くことにしました。混んでる予感でパスす るつもりだったのですが、がんばって走 . . . 本文を読む

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先週は先斗町で飲んだ地ビール1497。名前の由来は製造番号らしい。今晩は京都芸術センターのカフェにて。 . . . 本文を読む

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神奈川県は葉山で開催された大西順子さんのコンサート。これは家 にDMが届いた際に、東京マラソンの前日だということを忘れて、 脊髄反射で予約したコンサートです。 大西さんのピアニズムが堪能できるひとときでした... 会場はカフェです。 ・カフェ もうひとつの風景 木材を使った山小屋風の造り。高い天井にピアノの音色があたたか に響きます。お客さんは地元の人が多かったのかな。私よりは年配 の、夫婦 . . . 本文を読む

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五回目にして初めて歩かなかったマラソン。 . . . 本文を読む

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二年ぶりに両洋の眼展に行った。チラシから一部を抜粋すると、日 本画や洋画の区別のない新しい美術の創造を目指す画家たちの運動 体とある。そう思える作品もあれば、そうでない作品もある。 会場で絵葉書を何枚か買った。 『Erdschicht』末永敏明 『和音』千々岩修 『淡雪』芳川誠 『雨あがり』奥村美佳 末永さんのは珊瑚のような地層に亀裂が走って空にはじけていく作 品。千々岩さんの作品は淡い染みの . . . 本文を読む

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これはいい企画だな... 西洋絵画の歴史で印象派は大きなターニングポイントにあたります。 その時々の権力者、教会や貴族などの権威を誇示するために描かれ てきた絵画が、日々の人の暮らしを描くようになったのがこの前後。 中でもルノワールは都会的な作品を描くような印象があります。 一方、映画史をひも解けば、スタジオ中心の撮影から、屋外での撮 影、カラーでの撮影と、だんだんとその表現の幅を広げていきま . . . 本文を読む

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というわけで展覧会とアーカイブをめぐる川俣さんの講演会、弐回 目の今日はアーカイブ篇... で、そもそもこのアーカイブという言葉、川俣さんの作家としての 実感から出ているそうです。川俣さんにとって『何かをすること』 はイコール『何かを残すこと』。川俣さんの作品は屋外の構造物が 多く、そのほとんどは残らないもの。だからそれを残す手段として のアーカイブを常に意識しているとのこと。 現代美術の流れ . . . 本文を読む

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展覧会とアーカイブをめぐる川俣さんの講演会です。長くなりそう なので二回に分けます。今日は展覧会篇... まずは、ちょうど現美で開催されている『通路』がどういうコンセ プトで企画されているのかがとても面白く聞けました。 そもそも川俣さんの作品を知らなかった私にとって、今回の展示は とてもそっけない。それが川俣さん本人の言葉を聞くことによって ふつふつと興味がわいてきたのでした... 1. . . . 本文を読む

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