美術と本と映画好き...
徒然と(美術と本と映画好き...)




日曜日は養生していました... 横浜 ZAIM の以下の二つの催しはとても行きたかったので残念。 特に前者のアートと市場をめぐる話、ここ数年あれこれ観る中で、 東京と横浜に距離を感じることがしばしばあります。私自身、横浜 に住んでいながら観るのはもっぱら東京なので。このイベントにし ても、もっと東京のギャラリーで宣伝するべきではないかなぁ... なので東京で大きなイベントを仕掛けている人たち . . . 本文を読む

コメント ( 3 ) | Trackback ( 0 )




私は東山魁夷が好きなんだなぁ...とあらためて... 東山魁夷の生誕100年を記念する展覧会です。今回はブロガー限定の プレビューイベントに参加させてもらいました。若い頃の作品から 年代を追って展示されています。目になじんだ大きな作品の前を、 ゆったりと歩いて行くことのできる幸せ... 東山魁夷はそのモダンな作風に特徴がありますが、スケッチも合わ せて紹介されている『たにま』の展示が興味深く思 . . . 本文を読む

コメント ( 10 ) | Trackback ( 0 )




少し前の本ですが(2006年10月初版)、これはかなり面白い... ・秘密の知識 (デイヴィッド・ホックニー) 絵描きさんと光学機器との関係について書かれた本。ちょっとした ミステリーのようです。それも上質の...古くはジョットから、新し いところではウォーホルまで、大判のハードカバーにきれいな図版 を載せて、これまで表だって書かれることのなかった秘密の知識を ひとつひとつ解き明かして行きます . . . 本文を読む

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




もう少し早く宣伝すればよかったのですが... ・忠田愛展 (神戸 歩歩琳堂) 忠田さんは昨年知った絵描きさんです。 ・混沌から踊り出る星たち2007 京都造形芸術大学 30周年記念 彼女はいろんな技法を知っている人。銀尖筆でひっかいてみたり、 燃やしてみたり、岩絵具使ったり、麻使ったり、炭使ったり... デジタルとはまったく反対のところにいる人。だけどその風合いが いいなぁ...と思っていま . . . 本文を読む

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




作家、キュレーター、コレクター、などなど、現代アートをめぐる いろんな人たちへのインタビューです。よくぞこれだけのメンバー を集めたなぁ...という一冊。『ビジネスマン・ビジネスウーマンの ための、ひとつ先の「常識」』という帯紙の文句と、現代アートの チアリーダーという山口さんの肩書以外に死角はありません...(^^; ・芸術のグランドデザイン (山口裕美) 以下、無断引用。 ・未来の建築家 . . . 本文を読む

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




これは昨年、上野の東京都美術館で開催されていたもの。そこから 金沢、愛媛、大阪をめぐり、一年近くかけて八王子に戻ってきまし た。 副題はロシア絵画の黄金時代です。全体として素朴な、そして骨の 太いたくましさを感じました。肖像画はごてごてと飾ることがなく 素材(=モデル)の良さを引き出していますし、風景画も大柄な画面 にその広さ・奥行きを感じさせるものが多く、気持ちのよい展覧会 でした。 以下、 . . . 本文を読む

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




シャトー・ムートン・ロスシルドはヴィンテージ・ワインのラベル を毎年絵描きさんに描かせています。今回はそのラベルと原画の展 覧会です... 古くはコクトーの描く羊からピカソの描くバッカス、シャガールや ポール・デルヴォーらの葡萄をモチーフにした小品もかわいらしい。 あのダリでさえ大人しく羊を描いているのにバルテュスなどは普通 に自分の絵を描いています。ワインのラベルとしてはどうなんだ? 原画と . . . 本文を読む

コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )




これは奈良の松伯美術館が所蔵している作品の展覧会。上村松篁の 絵をまとめて観たのは初めてでした... 松篁は創画会の前身となる創造美術の設立時のメンバーなのだそう です。なるほど初期のいわゆる日本画から、だんだんとモダンな作 風に変貌していきます。 『鹿寄せ』は鹿を寄せる少年。キャプションにはこの少年はエジプ ト風の人物像だと書かれています。なるほど横顔見せるそのたたず まいはエジプト風です。 . . . 本文を読む

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




まぁ、自分のために... 閉会間近の美術館系... ・美の求道者 安宅英一の眼 安宅コレクション (金沢21世紀美術館) - 3/20 ・熊谷守一展 (埼玉県立近代美術館) - 3/23 ・国立ロシア美術館展 (東京富士美術館) - 3/23 # 安宅コレクションは観たいけど、もう、3/20しか残ってないや...(^^; 日本画系 ・岩崎宏展 (横浜高島屋) 3/19 - 25 ・岩田壮平・ . . . 本文を読む

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




土曜日の夕方に画廊へ行く... そこは私が初めて買い物をした画廊です。送っていただくDMにも 手書きのコメントが添えられたりするので、いつも気にしています。 特に○×展がなくても、時間が空いたときにふらっと足を向けます。 日本画を専門にしているそこのご主人は老夫婦、もともと奥さんが ギャラリー勤めをしていたそうです。旦那さんはいつもにこにこし ています。 私が訪れた時、奥さんが若い作家さんと . . . 本文を読む

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




というわけで昨年に引き続き VOCA展に行ってきました。昨年に比べ ると絵画がよかったように思います。 千葉正也『彼の毛布』 オレンジ色の背景に、たたずむ人物...シュール...図録を読むとな かなか破天荒なところがある人のようですが、ネットで探したら、 こんなことを書いていました。 ・生きてるみなさん、死んでるみなさん 三宮一将『合図のよう』『彼女の名前は知らない』 こういうさりげない風景は . . . 本文を読む

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




大丸ミュージアムで開催されているヨーロッパ絵画の名作展です。 バルビゾン派なんて普段意識することないのですが、これがなかな か... もとはと言えば自然をモチーフにした作品群なので、やっぱり景色 に素晴らしい作品が多いと思いました。本日の一推しはこの作品で す... 『大きな木のある浅瀬』(コロー) バルビゾンの作品の、鬱蒼とした自然が描かれることの多い中で、 余白を感じさせる美しい風景画.. . . . 本文を読む

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




そういえば一ヵ月ほど前にこんなことを書いた。 ・携帯を落とす 結局、仕事が忙しくてさらに一週間わさわさしているうちに、携帯 会社からの通知があって、ラッキーなことに地元の警察に捕獲され ていたことが判明。結局私のところに戻ってきました。 # 早まらなくてよかった...やれやれ...皆様お騒がせしました... さて... そんな私が携帯を落とす直前、最後の数分間に話していたのが会社 の先輩。 . . . 本文を読む

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




ルオーとマティスの接点... 今日から汐留で開催されてるルオーとマティスの展覧会です。初日 に記念講演会が開催されたので、その時うかがった話をおりまぜな がら... ルオーはとても好きな絵描きさんです。太い輪郭線に厚みのある着 色、そのキリスト教的なモチーフからはあたたかみが感じられます。 1998年に安田火災東郷青児美術館で大回顧展が開催されました。そ の時におおぶりの油彩画がたくさん展示さ . . . 本文を読む

コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )




あ、アニー・リーボヴィッツのドキュメンタリー映画... アニー・リーボヴィッツの名前を久しく聞いたことがなかった... 名前は以前から知っていました。横浜に越してきてからそのままに なってた段ボール、その中から発掘した1992年のエスクァイア日本 語版、3月号の特集はフォト・アートのフロンティア、表紙にあげ られている写真家は以下の五名... ピーター・リンドバーグ カート・マーカス サラ・ム . . . 本文を読む

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )



« 前ページ