美術と本と映画好き...
徒然と(美術と本と映画好き...)




いやぁ...あれもダリ...これもダリ...それもダリ...きっとダリ... どこみてもダリです。皆どの作品が好きなのだろうな... 私は初日に行きました。 ・ダリ展の初日の風景 道行く人たちが行列をみながら『テーマパークみたい』なんて話しな がら通り過ぎていくのですが、これはもう、ひとつのイベントです。 初日の風景にも書きましたが若い人たちがいっぱいいてね... 何もそんな初日から...と思 . . . 本文を読む

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日曜美術館、とはいってもテレビ番組から企画された展覧会なのだ からと、高を括っていたのですが... 必見! 各パートごとに日曜美術館の映像を見ることができます。それぞれ の作品について語られる各方面の人たちの言葉がひとつひとつ味わ い深く...だけど、決してそれだけでごまかすようなことはしていま せん。映像から視線を泳がすとその作品がそこにあるわけです。 つぼにはまる作品が目白押しでした.. . . . 本文を読む

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というわけで初日のダリ展... 16時半ころついたら三十分待ちでした。閉館時間が19時まで 延長されていたので、思い切って並ぶことにしました... 感想はあとで書きますが、充実してますよ。 お客さんは若い人が多かったな。ちょっとしたデートスポッ ト。中にはダリばりの髭をたくわえた気難しげなおじさまも 少々...(^^) 会場内ではルイス・ブニュエルと共同で脚本を執筆した『ア ンダルシアの犬 . . . 本文を読む

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日曜美術館の30年展を観ようと思って歩いていたら、美術館の手前 のところで何やら展示があるようで... 芸大の学生さんが作品を展示しています。どれどれ。 正木記念館は和室、屏風の作品がならんでいる中で床の間、大島真 由美さんの掛け軸の作品が良かった。暗い室内に展示されている作 品は、それぞれライトが当てられています。会場で巻物の説明をし ていたので大島さんご本人なのでしょうか『もともと暗いとこ . . . 本文を読む

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モディリアーニの描く人物。そこに存在する色と形... 無関心のように見えてちょっと傾いだあたま、生真面目なようで不 ぞろいの肩、筆のあとに感じる温もり、混ざった、色... モディリアーニに初めて気付いたのは私が新入社員の頃、上野の西 洋美術館で開催されたバーンズ・コレクション展でした... 面長に瞳のない目はお馴染みなのですが、いつもと違うのはそこに 描かれた女性の肢体です。横長の画面にあら . . . 本文を読む

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ブリューゲルはあった、いきなりそこに... 『イカロスの墜落』、なんでもない昼間、イカロスが落ちてきた。 ボッチャン... 静寂とともに、あとには何事もなかったかのような日常が続いてい る。畑を耕す農民に羊を連れた牧童、何でもないものたちを崇高に みせる技、そんな画面の片隅にはイカロスの無様な足...といっても 皮肉なものは感じさせません... 特別展示されていた西洋美術館収蔵の『鳥罠のあ . . . 本文を読む

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というわけで季節の映画、秋篇です... 秋といえば、夏のギラギラした陽射しから、清みきった空気にいろ んなものがはっきり見えてくる、だけど、だんだんと日暮れていく ような、そんな淡いイメージを感じます... 『髪結いの亭主』なんてどうでしょう。男と女の映画なので、きわ どい描写もあるけれど、そこはやんわりとソフィスティケートされ た手際で、においとか、さわった感じとか、五感にうったえるとこ ろ . . . 本文を読む

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廓の男と女を描いた、二つ枕というちょっと色っぽいタイトルをつ けたこの短編集は、着物の描写といい、男女の機微といい...まさに 現代の浮世絵です... 風俗は変わっていくけれど、人は変わらない... なんて思わせる大人のマンガ...秋の夜長にビールひっかけながら... そういえば何年か前、会社の大先輩に、千束に連れてってやる券を もらったのだけれど、行使してなかったなぁ... # まだ有効か . . . 本文を読む

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先日、大好きな湯島のデリーでカレーを食べていた。 その時、手にとったちっちゃな雑誌... ・雑誌うえの 9月号 上野のれん会が出してる地域情報誌です。 上野だけあってアート関連の記事が満載です。 # 表紙はブリューゲル♪ 山根基世さんのエッセイがなかなか読ませます。 ・思い出の作家-舟越保武さんと 30年 あとは『いかにも』といった感じの南伸坊さん... ・意外とおもしろいかもしれない日曜 . . . 本文を読む

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モダン・バラダイスという語感は素敵だなぁ... と思っていたのですが、いまひとつ入り込めませんでした。いろん な時代の多様な作品をならべていますが、作品同士の繋がりが希薄... たとえば、せっかく写真と絵画を並べているのに、はっとするよう な効果がみられない。サルガドのエチオピアの子ども(汚れのない瞳)、 スティーグリッツの(凛とした)オキーフのポートレイト、金村修の (ごみごみした)メタリック . . . 本文を読む

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やっぱり宗達でした... 宗達の風神雷神に自由な空気を感じます。足元の余白に秘密がある と思いました...宗達は空間を広めにとっていて、少し浮いた感じで す...それが空駆けるイメージにピタっとはまっていました。 光琳の風神はほんのきもち低めで、まんなかの余白がせまく感じら れました。抱一の作はさらにお行儀がよくて、先達の作品をみてし まったら物足りない... 三枚、並んでなければそんなこと . . . 本文を読む

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今日あたりも天気がよくて、とても気持ちよい一日でしたが、吹く 風はもう秋ですね... というわけで秋の備忘録... ・ベルギー王立美術館展 (国立西洋美術館) 9/12 - 12/10 # 私はブリューゲルが好き、デルヴォーとマグリットも... ・クリエイターズ - 長大作/細谷巖/矢吹申彦 (世田谷美術館) - 9/24 # 矢吹申彦さんの作品はいいな... ・モダン・パラダイス (東京 . . . 本文を読む

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夏休みの終わりの、瀬戸内のイメージ... 船のイメージ... 夕焼け... 空... ビルの端っこがフィルムのように... ※ ボーナスショット 高松で一泊した翌日、高松空港にてイサム・ノグチのタイム・アンド・スペース... . . . 本文を読む

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ここ数年は暑い時期でも襟のあるシャツ(ポロシャツかYシャツ)を 着ることが多かったのですが、この夏は久しぶりにTシャツを着て みました。 これが結構、快適なのですね... 私は服装にはそんなに頓着する方ではないのですが、十年位前はT シャツにこだわりを持ってたことを思い出しました。Tシャツって ちょっと数千円出せばとってもデザインがいいのが買えるではない ですか...そんな小遣いが少なかった時 . . . 本文を読む

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内藤礼さんの作品を観たいなぁ...と思っていた... 私はどちらかというと古い作品よりも新しい作品が好きだ、と書く と正確ではないな。何かを観るときにもっとも着眼するのが視覚的 印象なので、目の前にある作品を歴史などと結びつけて観るような やり方を好みません... で、たとえば洋画について言うと、私の視覚が歴史の呪縛から自由 になれるのが印象派以降の作品なのです。日本画はどこら辺からだ ろう。 . . . 本文を読む

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