美術と本と映画好き...
徒然と(美術と本と映画好き...)




これも先週の日曜日に観てきました。 目を引いたのは三瀬夏之介さんの『日本の絵』です。 これは MOTアニュアルにも出品されていましたが、その時は他の作 品とともにあって、三瀬ワールドを構成するひとつの要素といった 感じで観てました。しかし、今回は壁の中央に堂々と展示されてい て、ピンの作品としての迫力が感じられました。それは前回感じた 増殖していく迫力とは違って、限られた空間に描きたいものを詰 . . . 本文を読む

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早い早いと言われながら、この前の月曜日までは枝ばかりが目だっ た我が家の前の桜並木。その、日ごとに変わる様子を観察するのが ささやかな楽しみ。通勤に隣駅を利用して、桜並木の下を歩くよう にしてました。 水曜日には1~2分だったのが、木曜日には3~7分くらい。最近 は仕事が立て込んでいて終電帰りが多い。金曜日の夜は最寄りのコ ンビニで缶ビールを買って、ほろ酔い気分での帰宅でした。ちょっ とした憩い . . . 本文を読む

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レオナルドの展覧会。これも先週の日曜日に行ってきました。折り しも強風波浪注意報が発令されてる荒天の日。東海道線も強風のた めに遅れていました... こんな日だからこそ空いているだろうと向かった国立博物館でした が、開場前にはすでに、百人は超える善男善女が列を作っています。 # ちょっと驚いた... だけど入場は思ったよりもスムースで、十五分もしたら本館に入場 できました。奥にはお目当ての『受 . . . 本文を読む

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川合玉堂の展覧会。この前の日曜日に行ってます。 玉堂の作品をまとめて観るのは初めてだったのですが、日本の古き 善き風景は、春を迎えつつある今の気分にしっくりきました。 画面いっぱいに広がる『紅白梅』の枝ぶりに、かわいらしい四十雀 がとまる様子。『嶋之春』の遠くに見える海、そして山。『雨後』 は梅雨時でしょうか、日本画には珍しく虹を描いた作品。曇り空に 透けて見える七色がなんとも言えません。明る . . . 本文を読む

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今年で 14回目だそうです。私は初めてでした... というわけで観た順に... ・山口晃さんの『木のもゆる』 山口さんの新機軸だそうです。色濃ゆい梅のシルエットに機関銃... 最近は作風を変えているように思うのですが、山口さんだったらも っとメタリックな調子が出せるのではないかなぁ...ちと残念。 ・町田久美さんの『成分』 大きな作品でした。何かいつもの作品よりも重くみえるのですが、 手のひ . . . 本文を読む

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すっかりあたたかくなってきて...というわけで久しぶりの投稿です。 別に冬眠していたわけではありません。商売繁盛。 さて... 久しぶりの銀座は画廊巡りです。今日はたっぷり半日かけて、色ん な画廊にお邪魔しました。初めて訪れた画廊も多数。なかなか充実 してました。 そんな中から気になったギャラリーを... ・内田晴之展 (ギャルリー東京ユマニテ) 終了 アルミを使った大きな作品。微妙なバラ . . . 本文を読む

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樋口一葉はとても好きな作家です...以前、こんな作文を書いたこと があります。 ・樋口一葉を読む そんな樋口一葉を主人公に、封建的な社会に生きる女性たちを描い た井上ひさしの戯曲... 空想の好きな一葉はとても一途な女の子です。ぎこちなくなっても 忘れられない師匠、半井桃水に寄せる思いや、女学校を作って日陰 の女性を救ってやろうという気持ち... そんな生真面目さから、現世に未練を残す花蛍な . . . 本文を読む

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笑う角には福来る...てなわけではないのでしょうが、一月からやっ てる森美術館の展覧会です。 いきなり埴輪から始まるとは...確かに笑っています...(^^) 今回の展覧会でよかったのが絵巻の展示です。河鍋暁斎の『放屁合 戦絵巻』や鳥文斎栄之の『三福神吉原通い図巻』がきれいな映像で 観られます。あちらこちらに地名の入った隅田川を、三福神さんは 船にのっかってどんぶらこどんぶらこと上っていきます . . . 本文を読む

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初めて行った国立新美術館です。いきなり藤田嗣治の『カフェにて』 が展示されています。憂いのある表情には見覚えがあるものの、昨 年の藤田展で観たものとはちょっと違うような... # これは姉妹作にあたるのかな... # 一年前の藤田嗣治展の感想 カンディンスキーの『相互和音』、いつもながらにカラフルな抽象 画、気持ちがいい作品ですよね。とてもきれい。 アガムのキネティックアートが面白かった。こう . . . 本文を読む

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というわけで週末の備忘録。 ・永瀬義郎展 (飯田橋 ギャラリースペース パウゼ) ・有元利夫展 (三番町 小川美術館) 小川美術館の有元展はすでに行っていますが、静かだし無料だし、 もう一度行ってもいいかも... 一月に横浜のそごう美術館で観た作品と再会できて、とてもうれし く思いました。 ・そごうの有元展の感想 . . . 本文を読む

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今日は音楽の日、場所は吉祥寺の SOMETIME、テナーサックスの峰厚 介さんとピアノの大西順子さんのセカンドステージを聴いてきまし た。 長らく活動を休止していた大西順子さんは昨年あたりから活動を再 開しています。昨年、阿佐ヶ谷で聴いた時にはとっても嬉しかった... ・峰厚介・林栄一クインテット・フューチャリング大西順子賛 会場は五十人も入ればいっぱいの小屋です。観客の息遣いも伝わっ てくる . . . 本文を読む

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ある意味ここ数年でみた展覧会の中で一番凄いかも... 国立新美術館はとても広々としていて屋根が高く造られています。 そんな空間の壁いっぱいに、黒川さんの作品が紹介されています。 しかも同世代の鑑賞者に対する配慮なのでしょう、普段展覧会では 見ることのないであろう、大きな文字で... だ・け・ど、文字は大きいはずなのに、そこに書かれていることが 読めません。あれっと思って読み返す、読めない、読み . . . 本文を読む

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引き続き先週のキャンバスで遊ぶ。 ウルトラマリンブルーの海が単調だったので、先週思いついた通り に緑(ビリジアンチント)を溶いてみる。緑がかった青を塗ったら画 面に変化がついた。それが土曜日。 日曜日、それだけでは面白くないので、上からウルトラマリンとビ リジアンを重ねて置いた。最初は点にしようとしたけれど、そんな 根気がなかったので筆を動かしながら横長の線を描き入れる。個々 の色はきれいなの . . . 本文を読む

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気づけば三月ですね。 今年の冬はあたたかく、寒い日が少なかったなぁ...と振り返ると、 その数少ない寒い日の一日が東京マラソンでした。 もともと天気は悪かったし、走っている間はあまり寒さを気にしな かった(というより寒くてあたり前だろうと思っていた)のですが、 あとから色んな人に寒くて大変だったろうと言われて、そういえば とっても寒かった...なんて思い返している次第です。 レース中はそれよ . . . 本文を読む

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