美術と本と映画好き...
徒然と(美術と本と映画好き...)




このところ仕事が繁盛してまして、本年のノルマを何とか納めたのが 大晦日の未明、こんなことは 悪しき二千年問題以来です。本当は今 年読んだ書籍や映画なども総括しようと思っていたのですがタイムア ウト... 秋口から仕事が変わり、これまでの守りのポジションから、より前 へ出ないといけない立場になりました。まぁ、いつまでもひととこ ろに居続けるとお地蔵さんになってしまうので、しばらくはそんな 波に巻き . . . 本文を読む

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そろそろ今年も納めてしまおうかと... ギャラリー系 1. あるく時間のあしあと (秋山さやか展 高橋コレクション) 2. 池田学展「景色」 (ミヅマアクション) 3. 天上のシェリー 西野達展 (メゾン エルメス) # 銀座、京橋、清澄白河、中目黒、谷中、ぽつりぽつりと不定点観 # 測することで、自分なりの地図ができてきたように思います... 楽しい時もあればつまらないときもあります。でも . . . 本文を読む

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というわけで今年もそろそろ店じまい... 美術篇... ◎揺らぐ近代 (東京国立近代美術館) ◎近美の常設展絵画と写真 ○荒木経惟展 (RAT HOLE GALLERY) . . . 本文を読む

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というわけで ウェブ2.0 関連の二冊... ・ヒューマン2.0―web新時代の働き方(かもしれない) (渡辺千賀) ・ウェブ人間論 (梅田望夫,平野啓一郎) 奇しくも同じシリコンバレーから情報発信している二人が同じ時期 に、ウェブ2.0 について書いた新書を上梓、日頃、ネットで遊んで いる皆さんも、読んでみられたらいかがでしょう...? それぞれに個性的な内容です... シリコンバレー . . . 本文を読む

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当日券で... 暴力をテーマにした作品です。だけどそこにプロレスを重ねるのは いかがなものだろう。私がプロレスを見てたのはかれこれ三十年近 く前... ミル・マスカラスが宙を舞い、テリー・ファンクが善玉だった頃で す。そんなもの見るんじゃありません、という母親が、買い物行っ てる合間に隠れて見ていた土曜日の夕方...高校の修学旅行で、ハル ク・ホーガン対猪木の試合に長州力が乱入してきた模様を皆で . . . 本文を読む

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というわけでアラーキーの展覧会は今年二度目です。両国は江戸東 京博物館での個展はモノトーンのセンチメンタルな展示でした。こ ちら青山の個展は色彩豊かな花を中心に... 向かって左手はライカで撮った『LOVE』の展示、一枚、五万円也、 向かって右手は緊縛写巻の全巻そろってたったの一千万円也... 私が好きなのは中央の『花とヤモリンスキー』、一歩間違えればけ ばけばするところを、寸止め。 この . . . 本文を読む

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今回の写真の展示はロバート・フランクとウィリアム・クライン、 共にニューヨークを写した作品です。近美は写真も充実しているな ぁ... 私はニューヨークの人々を写したクラインの作品よりは、都会の風 景を切り取ったロバート・フランクの写真が好みかな... アラーキーは二人の写真について、こんな風に語っています。 > 大好きだね、ロバート・フランクは。『アメリカンズ』っていう > 写真集は、行きず . . . 本文を読む

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さて、『揺らぐ近代』のあとは常設展の鑑賞、あれだけの作品を企 画展に並べながら、常設展でもこれだけ観られる贅沢... 小倉遊亀の『浴女』、その1、その2...浴室を覗いているのはあく までも女性の視線、清々しいのだな... 企画展の『秋木立』に続いて菱田春草の『梅に雀』、独特の空気が 何とも言えません... 東山魁夷の『秋風行画巻』、久しぶりです。山岳の風景は徐々に秋 を深めます。遠くを見つ . . . 本文を読む

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代休が取れたので行ってきました。もともとこの展覧会はチラシの デザインからして破天荒で、正直、行くのをためらっていたのです が、行ってみるとなかなか良い企画だと思いました。 # まさかチラシの嵐を呼ぶ男が菅原道真だったなんて... 第一章 狩野芳崖・高橋由一 日本画と洋画の始まり 日本画のモチーフを油絵で描いた由一と、日本画に油絵のテイスト を持ち込んだ芳崖と...後期だったので芳崖の『悲母観音 . . . 本文を読む

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ようやく仕事がモデラート(意味不明)... 先日、ちょっと調べものがあって、久しぶりに近所の図書館に行っ た。来春の試験勉強をしているのであろう若者たちや、思い思いに 本を読む善男善女、広い窓からは太陽の光がさんさんと降り注いで いる。 遠い昔は図書館という場所にあこがれがあって、司書の資格でもと ろうかと思った時期があった。ひだまりの、ちょっとぬくんだ図書 館の空気に触れて、久しぶりにそんな . . . 本文を読む

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十五年ぶりに再会しました...これはね、珠玉の映画... フランスとポーランド、同じ日に生まれたふたりのベロニカは、遠 い地にいるおたがいの存在をかすかに意識しながら、大人になって いきます... 青みの抜けたセピア色がとても美しい。お話そのものはもの悲しさ を感じるのですが、ぬくもりある色はあたたか... 影の使い方がとてもうまくてね... アパートメントの窓から射し込む日差しだったり、 . . . 本文を読む

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村上春樹が満を持して訳した決定版... そういえばグレート・ギャツビーを私は読んだことがなかった... フィッツジェラルドの作品は何度か挑戦したけど、どうも読めなく ってね... なので、今回がデビュー戦、村上訳はいっきに読んでしまいました。 特に前半のキラキラした感じは他の人には真似できないでしょうね。 こういうイメージの絵があったら欲しいのですが、誰の作品になる のだろうな...クラシック . . . 本文を読む

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AOKIT の生みの親である、青木制作所の所長、青木世一さんとお会 いする機会に恵まれました。 世田谷美術館で開催されている『ルソーの見た夢、ルソーに見る夢』 は、今年の秋の展覧会の中で、もっとも好きな催しのひとつです。 ルソーの絵はもちろん、それに影響を受けた作家さんの作品にも魅 力あるものが多かったのですが、その中でひときわインパクトあっ たのが最後に展示されている青木さんの作品でした。 . . . 本文を読む

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いやー...もう、12月ですよ...外は寒いし季節の移り変わりを肌で 感じる今日この頃、皆様どのようにお過ごしでしょうか... というわけで11月の見聞録です... 美術篇... ◎山本丘人展 (平塚市美術館) ◎建築|新しいリアル 伊東豊雄展 (東京オペラシティアートギャラリー) ○スーパーエッシャー展 (Bunkamura ザ・ミュージアム) ○大竹伸朗 全景 1955-2006 (東京都 . . . 本文を読む

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