遂にその日がきた...(ギャラリー不定点観測 番外篇)

ブログをはじめて二年半くらいになりました。この二年半を振り返
ると公私のいろんな変化に驚かされます。ネットを通じて知り合い
が増えるなんて夢にも思わなかったし(この一年くらい)、職場も異
動になって、仕事の内容も大きく変わったし(この半年くらい)、そ
もそも日記なんてつける柄ではないのに何だろうこの持続力は...(^^;

最近、いろんな時間の長さを意識するようになっているのですが、
こと十年という長さを意識できるようになったのはここ数年です。
私が過ごしてた十代、二十代は、何となく細かく区切られていて、
十年という長さをイメージすることはできませんでした。
＃ それは、私の近視眼的なものの見方に起因するのでしょう...

で、三十代も後半になって見えてきたように感じる十年という振
幅は、ひとつの区切りのようでもあり、ゆったりと巡っていく循
環のようでもあります...

趣味的なところで言えば、十年以上前の映画を愛し、十年以上前
の音楽を愛する(というか、この十年の映画や音楽についていけて
ないだけか)、そんな私がこの十年で新しく覚えた遊び...

それがギャラリー巡りです...

以前、美術を好きになったきっかけについて書きました。
・美術好きになったきっかけ...

もともと展覧会はよく行っていたのですが、ギャラリーに行くよう
になったのは何でだっけか...行きはじめたのはここら辺り...
・ギャラリーを巡る (飯田橋篇)
・ギャラリーを巡る (清澄篇)
・ギャラリーを巡る (銀座篇)

＃ 魔が差したに違いありません...(^^;

それから何年も経っていませんが、いろんな催しでちょっとしたポ
ストカードや数千円の木版画などを買ったりして、少しずつ自分の
欲しいイメージを探ってきました。先日はオークションなどにも見
学に行って、自分なりの相場感が構築されつつあるところでした。

そんな土曜日、ふらっと寄った画廊、そこに、私の目をとめる小さ
な作品がありました...

続く...(^^;