美術と本と映画好き...
徒然と(美術と本と映画好き...)




今週から勤務地が変わりました。新しい勤務地はちょっとひなびた
ところにあるのですが、通勤時に丸の内界隈を通過するようになり
ました。朝はパリッとしたビジネスマンやOLさんがバリバリ歩い
ていて、おぉ...てな感じです。

帰りにふらふらしていると、CowParade東京 丸の内 2008 という催
しをやっていました。
CowParade東京 丸の内 2008

そこかしこに鎮座する牛。こうしたイベントにはあまり興味がなか
ったのですが、生活の中で偶然にすれ違う何頭かの牛を見るにつけ、
何だか面白くなってくるから不思議です。

というわけで九月の見聞録...

高山辰雄展 (練馬区立美術館)
「美しい青い風が」 - I Love Art 9 ワタリウム美術館コレクション
「引込線」 - 所沢ビエンナーレ・プレ美術展
Akasaka Art Flower 08 (赤坂サカス)
アネット・メサジェ展『聖と俗の使者たち』 (森美術館)
米田知子展 『終わりは始まり』 (原美術館)
ジョン・エヴァレット・ミレイ展 (Bunkamura ザ・ミュージアム)

ギャラリー系
◎京都芸術センターのdualpoints 『Tidal』by 高木正勝/『unicode』by softpad
「ゼロの庭」 - The Story Box (MA2 Gallery)
臼井良平展『Flying goza mat』 (無人島プロダクション)
会田誠展『ワイはミヅマの岩鬼じゃーい!!』 (ミヅマアートギャラリー)
松江泰治展『Nest』 (TARO NASU)

横浜トリエンナーレ2008
自転車を使った初会...
初会に見逃したところを徒歩と船で...
三渓園...
気鋭の作家のトークショー...
近隣の企画
BankART Life II 『心ある機械たち』 (BankART 1929 他)
THE ECHO (横浜 ZAIM)

今月は圧倒的に高山辰雄展、そして横浜トリエンナーレ...

やっぱり日本人の作家、それも活きのいい若手の作家が出ていない
のはとても残念なことです。一方、ZAIM の ECHO展はたしかに面白
かったのですが、展示自体は随分と大人しく感じました。この中の
何人かに国際展で発表するチャンスを与えたら、その作家にとって
どんなに刺激になっただろう...なんて思いました。

ただ、日本人(特に若手)が冷遇されているように見える横浜トリエ
ンナーレですが、もしかしたら国際展としてのステータスをあげて
いくためには必要なステップなのかもしれないのではないかな、と
も考えていました。

今回、ECHO展に出展していた作家が、これから三年間でどのように
成長していくのか、それを次回の横浜トリエンナーレがどのように
受け止めるのか...そんな風に考えたら、ちょっぴり楽しみが増えた
ように思えました。

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