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美術と本と映画好き...
徒然と(美術と本と映画好き...)




ここ二ヶ月くらいは帰りが遅い日が続いていたのですが、今日は打ち 合わせ先からそのまま直帰。乗り換えの横浜駅で本屋さんに寄ったら、 文庫本のコーナーの隅に箱が積まれていました。 ・『賃貸宇宙 美麗函入りセット』都築響一 上下二冊を箱に詰めた格好の良い装丁で、印刷も良かったので思わ ず買ってしまいました。展覧会のカタログを見るときに、いつも印 刷会社もチェックするのですが、光村印刷はいつもきれいです . . . 本文を読む

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Google がこんなことを考えていると言う記事。 ・Googleが書籍レンタルに乗り出す? 電子書籍などには興味があるのですが、既存の本を電子化 したものを読もうという気にはなかなかなりません。 ただ、この Google のプラットフォームによって、本の切 り売りができるようになれば、『最初からデジタルで販売 するために作られた書籍』のようなものが出てくるような 予感がします。 以前、アマ . . . 本文を読む

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ようやく届きました...デジタルクリエイターズから出版された本です... ・『映画がなければ生きていけない』 以前も紹介した(これ)十河進さんのエッセイが一冊の本にまとまり ました。とても装丁の美しい本です。現在もメールマガジンで連載 されているのですが、そっちの方はチェックがおろそかになってて、 すっかりごぶさたしていました。ところ、なんと、このエッセイが ブログでも読めるようになりました。 . . . 本文を読む

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これまで多くの小説を読んできた 小説の醍醐味について考えてみる それは人の生き様を目のあたりにすることだったり 人物を自分と重ねて共感することだったりする 丸谷才一の『横しぐれ』は、不思議な後味を持つ 私の心の底の、どこか遠い記憶に繋がっているような... 久しぶりに読み返した、初めて読むように... 主人公の国文学者は探す、手がかりを探す、 遠い日のできごと、種田山頭火と、親父と... . . . 本文を読む

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先日『ポップアートのある部屋』を読んで急に村上龍を読みたくな った。何となく『テニスボーイの憂鬱』、十五年ぶりに読んだ。 土地成金の息子(=テニスボーイ)が愛人をとっかえひっかえする話... と書くと身も蓋もないけれど、何が泣かせたって公衆電話、これが 上手に使われている。私の若き日の思い出も、公衆電話と共にある と言って過言ではない。 築地の近所にある某視聴率調査会社で、アルバイトしていた十 . . . 本文を読む

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ソフトバンク系のオンライン雑誌。 Manyo -万葉- FlipViewer というプラグインを使って紙媒体さながらの インターフェースを実現してます。 紙のこすれる音なんかは悪くないし、こだわりは感じら れるのだけど、インターフェースとしてはどうかなぁ... 広告主体で無料で読ませてやろうという、今時のコンテ ンツ、きれいに作ってあるとは思うのですが... こういった試みは他社でもあって、 . . . 本文を読む

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ふと、村上龍の『ポップアートがある部屋』が読みたくなった。堆 くダンボールが積まれている洋室を必死に探してみたけど見つから ない。仕方がないから飯田橋の本屋で買って、中央線で読んで、東 海道線で読んで、家の近所の深夜まで営業しているレストランで読 み終えた。 この作品での村上龍の文体、音楽やファッションなどの固有名詞を ちりばめる感覚は、まさにポップアート、爛熟した生活に退屈を感 じている人たち . . . 本文を読む

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最新刊が出た! 過去記事はこちら... 音楽ファン必見! ここのところ厄介な仕事が多く、平日はすっかりやさぐれているの ですが、帰宅時の東京行きの中央線でふと眼を上げると電車の吊り 広告、お、最新刊、これは買わねば、と、東京駅でオアゾの丸善に 寄ろうしたら、もう、閉まっているではありませんか...アマゾンで 買っちゃうぞ!、と、やさぐれたまま帰ってきた私。 アマゾンで注文すると手にできるのは週 . . . 本文を読む

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川上弘美の『センセイの鞄』を読みました。昨年、小泉今日子と柄 本明を主演にしたドラマを観てから、何となく気になっていた小説 です。 川上弘美は何度か挑戦した事があったのですが、なかなか読み進め ることができず、苦手にしていたのですが、日経の夕刊に週一で連 載されていたコラムを読んでから、何となく気になる作家さんでし た。平易でじわっと温かみのある文章なのだな。昨年、ウィスキー のおまけについてい . . . 本文を読む

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先日の『老人と海』に継いで、主人公の男臭さを感じさせる小説を 読みました。これは短編集で、鰻、闘牛、蛍、鴨、羆、錦鯉、海馬、 と様々な動物を狂言回しに人の欲望、 この本は、監督今村昌平、主演役所広司のカンヌでグランプリを受 賞した『うなぎ』という映画の原作が収録されていたの買った文庫 本。かれこれ十年前に買ったのですが、何度か挑戦して、その度に 読み切ることができなかったところを、今回は一気に読 . . . 本文を読む

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手塚治虫を久々に読みました。小説家を主人公にした『ばるぼら』 という漫画です... 私は創造する力がないので、芸術家の創作意欲が何に衝き動かされ ているのかよく分からないのですが、そうした欲望を異性の存在に 求めるのはとてもありがちですね。職場を見渡しても若くして所帯 を持っている奴はしゃかりきですからね... そして、そうした芸術家が『創作する』ということをテーマに物語 を紡ぎたくなるのもよ . . . 本文を読む

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そういえばヘミングウェイって読んだ事がなかった... 土曜日の晩にちょっと時間が空いた。持て余して本屋に行った。薄 い小説が読みたかった。薄かったから手に取った。手に汗握った。 翻訳は福田恒存... 海が舞台。自然と人間との息詰まりそうな対話。 年をとることに憧れたことがあった。二十代だった。早く枯れたか った。枯れたら楽に生きられるのではないか、そんな風に思ったこ ともあった。 そんなこ . . . 本文を読む

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散歩は好きですか? 先日、知り合いからこんな本をもらいました。 葉山のこみち 街歩きの本はたくさんあれど、地元の人が自分たちの視点でまとめ た本は、珍しいのではないでしょうか...葉山環境文化デザイン集団 というNPO団体がまとめた葉山の本。葉山を愛する気持ちが伝わ ってくる本です。本書のあちこちに散りばめられた、優しい言葉が 何とも言えません... 避暑地のイメージの強い葉山ですが、近頃は . . . 本文を読む

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実家に帰ると本棚を漁って何冊かずつ持って帰ります。学生時代に 一生懸命読んでいた本の発掘作業。今回、持ち帰ったのは村上春樹 の『中国行きのスロウ・ボート』でした... 私が村上春樹を読んでいたのは十代から二十代の初めです。お気に 入りは『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『羊をめ ぐる冒険』『ダンス・ダンス・ダンス』あたりでしょうか...当時は 長編小説に傾倒していました... 数年 . . . 本文を読む

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いやぁ...明日から夏休み。とりあえず帰り道に東京駅寄って、札幌 行きの切符を買ってきた。自転車を持っていく予定。 さて、 今日も最寄の駅のひとつ手前の駅で降りたら古本屋さんが出ていた。 六月に買い物した古本屋さんです(関連記事:古本屋で値切る)。相 前回同様に美術・映画関係のよさげな本を並べています。 今日買ったのは三冊。 ・みづゑ 1970年 7月号 特集 夢魔の華苑 オギュスト・ルド . . . 本文を読む

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