美術と本と映画好き...
徒然と(美術と本と映画好き...)




Google がこんなことを考えていると言う記事。
Googleが書籍レンタルに乗り出す?

電子書籍などには興味があるのですが、既存の本を電子化
したものを読もうという気にはなかなかなりません。

ただ、この Google のプラットフォームによって、本の切
り売りができるようになれば、『最初からデジタルで販売
するために作られた書籍』のようなものが出てくるような
予感がします。

以前、アマゾン・ショーツについて書いたことがあります
が(これ)、これもそうした試みの一つでしょう。
# 売れているのかしら...?

以前、『万葉』というオンライン雑誌について書きました
が(これ)、電子出版自体、紙のインターフェースに近づけ
る試みよりも、デジタルならではの流通方法が模索されて
くるような段階にきているのかなぁ...と思いました。
# 私が思うまでもなく、とうにそうした世界になってい
# るのか...

例えばその読者が好むコラムばかりを集めた雑誌...

ただ、そうしたものってブログの仕組みで実現できている
ようにも思います。読みたいと思うブログを RSS リーダー
に登録すれば、毎日更新情報があって好きな記事をつまむ
ことができます...

美術関係の情報集めには、ブログの集積がとても役に立っ
ています(いつも読ませてもらっている皆様、どうもありが
とうございます)。大勢の人の生の声が読めるツールによっ
て、これまでは知ることのなかった情報がたくさん得られ
ています。それ以外の分野にも多くの書き手がいるような
状況で、お金が取れるコンテンツを提供していくのは非常
に難しいだろうと思います。

ただ、たまに一般の雑誌などを読むと、その情報収集の幅
広さや編集力に、一般人にはかなわない技術・ノウハウの
集積がみられて、紙媒体がなくなることはないだろうと思
うのです。また、ネット広告も表現力があがっていますが
(これ)、あまり凝った造りにすると、他のことができなく
なってしまい、かえってうざい印象を持つこともあります。
それなら美しい印刷で見開き使ってどかんと見せるほうが
インパクトもあるし、効果的な気もするのですが、どうな
のでしょう...

ところで Google はユーザから課金しないで広告収入で収
益をあげているそうです(これ)。こうしたモデルを前提
にすると、ユーザが触れるコンテンツ、あるいはコンテン
ツ配信の仕組みは無料にして、広告だけで収益を得るよう
になればよい、ということになるのかな。だけどこうした
広告モデルが有効に機能するのかどうかがいまひとつ分か
りません。例えば個人的には Google をよく利用するので
すが、スポンサー枠をクリックしたことはほとんどないの
です...オンラインで買い物することへの敷居はどんどん低
くなっているのでしょうが、こうした広告、実はあまり効
果がない、なんてことになったら、これまた一大事かも...
# そんなことは、ないか...

ともあれこうした新しいモデルが立ち上がっている最中に、
一番得をしているのは無料で情報発信させてもらっている
私たちなのかもしれないな、などと考えてみたりして...

何かよくまとまらないけど(いつもまとまっていないけど)
これでおしまい。う~む。

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