goo blog サービス終了のお知らせ 
美術と本と映画好き...
徒然と(美術と本と映画好き...)




明治神宮は初詣に何度か行ったことがあるくらいでした。人がごみ ごみと歩く様子が目について、そんなにいい印象を持っていなかっ たのですが、平日の朝早く行ったらとても静かです... 木目を活かした鳥居をくぐり、砂利道を歩いて行きます。空は青く、 路上には落葉を掃きながら道を清める男...近くに電車の音やホーム のアナウンスが聴こえてくるのが残念でしたが、ぴりっとした空気 に土地の力のようなものを感じ . . . 本文を読む

コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )




皇室の名宝展に行ってきました... いきなり狩野永徳の唐獅子図屏風です。二年前の狩野永徳展には行 けなかったので初見かな。とにかく大きい。こんな大きな屏風があ ったのか... 『動植綵絵』の揃い踏み。私は『芍薬群蝶図』と『蓮池遊魚図』が 印象に残りました。 ちなみに三年前に三の丸尚蔵館で五回に分けて観た時にはこんな風 に書いています... ・花鳥 - 愛でる心、彩る技 (宮内庁三の丸尚蔵館) . . . 本文を読む

コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )




連休の最後に二つの新しい美術館に行ってきました。 根津美術館は久しぶり。四年前に燕子花図屏風を観て以来です。 ・四年前の『特別展 国宝 燕子花図』 隈研吾設計の新しい建物。とてもきれいだけど、箱とお庭と展示作 品がなじんでない印象。まぁ、私が見慣れていないだけなのだけな のですが...来年の四月に燕子花が観られるようなので、その頃に再 訪しようと思います。 今日は天気もよく、吹く風も心地よ . . . 本文を読む

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




これ、なかなか楽しめました... ・大絵画売りつくし (大丸東京店) - 10/19 梅原龍三郎から村上隆まで。カシニョールやら藤田やらヒロ・ヤマ ガタやら平山郁夫やら...その様子、さながらバトルロイヤルのよう でした。 展示作品は売り物ですから、飾りやすそうなものがあれこれあって... 浜口陽三や加山又造の版画。小さいからそれなりに手が出せそう。 以前、日動画廊で観たことのあるブラジリエ . . . 本文を読む

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




森村泰昌さんの公開制作に行ってきました... そう、草月会館に行ったのは 2002年のイサム・ノグチ展以来でした... 参考 イサム・ノグチ展(横浜美術館) 平日の月曜日にどれだけの人が集まるのか、半信半疑で足を向けた のですが、そんな心配は杞憂。会場は大人の観客を中心にほぼ満員。 開演前からわくわくした雰囲気が伝わってきました。 定刻になって出てきた司会者は現代美術家の松蔭浩之さん。森村さ . . . 本文を読む

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




気づいたら五年も経っていました。 決して短くない期間だし、その間の何がしかの履歴が こうして積み上がっていることに、ちょっとしたおっ かなさも感じます。 とはいえ、もうちょこっと続けてみることにしよう... 昨年はこんなことを書いてました。 ・徒然と四年、 . . . 本文を読む

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




名古屋の C・スクエアで開催されている三瀬夏之介展のトークイベ ントに行ってきました。聞き手は豊田市美術館館長の吉田俊英氏で す。 前半は三瀬さんがこれまでのキャリアを振り返るもの。後半は吉田 さんとの質問形式の対話です。前後するところもあるので、以下、 かいつまんで... ・阪神・淡路大震災について 三瀬さんは学生時代に阪神・淡路大震災を間近で体験し、絵が描け なくなったことがあるそうです。 . . . 本文を読む

コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )




浅田彰さんと名和晃平さんのトークイベントに行ってきました。 これはTWS本郷で開催されている『NEW DIRECTION #1 :exp.』にち なんだ催しです。若者の展覧会もとても良かったのですが、何はな くても浅田VS名和トークから... 私は途中からの聴講だったのですが、前半は浅田彰さんが出展作家 の作品評をしてました。仕事柄とは言え浅田さん、持ち前の饒舌ト ークで若者君たちの追随を許し . . . 本文を読む

コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )




代官山のヒルサイドプラザで開催されたトークイベントに行きまし た(9/19)。これはアーツ・イニシアティヴトウキョウのレクチャー・ シリーズ「Tokyo Art School」の一環です。 ・レクチャー・シリーズ「Tokyo Art School」 小池さんは佐賀町エキジビットスペースを主宰されていた方です。 昭和初期の建物をギャラリーに改装したスペースでは、杉本博司さ んや大竹伸朗さん、森村泰 . . . 本文を読む

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




長谷川祐子さんのトークを聞きました(9/17)。聞き手は ART iT編集 長の小崎さん。副題は『感動の創造 アーティストとデザイナーの共 存領域』です。 会場の Vantanはクリエイターを目指す若者の学校なので、聴講する 人も若者ばかり。開演前に司会の若い女性が『本日は長谷川さんの 仕事術なども...』なんて話をしていたので、どんな内容になるのか 一瞬不安になったのですが、ご自身が企画した展 . . . 本文を読む

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




東京都庭園美術館の刺繍の展覧会を観てきました。平日の朝一番に 行ったら女の人だらけでびっくり。あんまりいい評判を聞いていな かったのですが、なかなか楽しめました。 ロビーには手塚愛子さんの作品がいきなり。みんな裏側に周って感 嘆していました。あのショッキングピンクは反則。床置きの青糸の 作品がちょっとかわいそうでした。 平面でなく空間で見せる作家さんだというのは所沢ビエンナーレで も感じたこと . . . 本文を読む

コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )




日本橋高島屋のウィーン世紀末展に行ってきました。クリムトとシ ーレの作品を中心に、その前後の時代の作品が並んでいます。 名前を聞いたことのない絵描きさんの作品にも気になる作品があっ て、この時代の層の厚さを感じます。ただ観たものを写し取るので はなく、描く側の気持ち・気分が刷り込まれているように思います。 ・修道院の庭 (ハンス・ティヒ) ・イーゼルの前の自画像 (スザンネ・レナーテ・グラニッチ . . . 本文を読む

コメント ( 10 ) | Trackback ( 0 )




杉本博司さんの作品で好きなのはシアターシリーズなのですが、そ こにこのシリーズを加えます。 杉本さんの作品の全貌を観たのは(もう)四年(も!?)前の個展です。 そこで強烈に刷り込まれてしまったのが白いスクリーンでした。 ・杉本博司 時間の終わり (森美術館) 元映画ファンにとって銀幕の呪縛ってのは生半ではありませんでし た。しかし、それ以外の水平線の作品や蝋人形の作品、あるいは建 物をぼかして . . . 本文を読む

コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )




駒沢公園って初めて行ったなぁ... というわけで KOMAZAWA MUSEUM X ART です。住宅展示場の催しとし ては昨年開催された横浜アート&ホームコレクションが記憶に新し いのですが、横浜に比べるとギャラリー色が薄く、それぞれの家の 中で作家さんが個展をしているような感覚があって、それがとても 面白かったです。ただ、やっぱり住宅展示がメインなので、お客と 間違えられて困惑したりさせた . . . 本文を読む

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




やっぱりジャズはいいなぁ...とあらためて... 今年は十一年振りにアルバムを出した大西順子さん。ブルーノート は今年で三年連続になるそうです... 今日の曲目はこんな感じです... 1. BACK IN THE DAYS 最新アルバム『楽興の時』に入っているオリジナル曲。 2. ROKUBAN こちらも新作のオリジナル。日のあたる道を散歩するようなサウン ドでした。 3. スタンダード . . . 本文を読む

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )



« 前ページ 次ページ »