実は、本日5/8まで、国立博物館で生誕100周年を記念した「岡本太郎展」をしていたそうな。
おおおう・・・。
行き損ねた・・・。
実はこれまた岡本太郎ファンな私。
5-6年前くらいには、南青山にある岡本太郎記念館に行ったなあ。
「明日の神話」の修復のためのコインが売ってあった。
エネルギーが凄過ぎて、あてられた感じになった記憶がある。始原の生物そのもののような感じ。
熱と血がハンパないのね・・・。
↓(岡本太郎記念館にあるオブジェの一部;私が撮影してるからブレとボケはご容赦を)


まさに、「凡人の努力の先に天才はいない」というような感じ。
理不尽なまでの不平等を感じさせることったら半端ない!!
私が岡本太郎に興味を持ったきっかけは、実は瀬戸内寂聴のエッセイと小説から。
寂聴が執筆した、岡本太郎の母親である岡本かの子(作家、歌人)を主人公とした「かの子撩乱」を見た時には、芸術を第一の夫とした彼女の執念めいたエネルギーを感じて愕然としたのを覚えている。
かの子は、人気漫画家だった岡本一平と恋愛結婚した。しかし売れっ子だった彼は芸者遊びをして家に帰ってこなくなる。
裕福な家の出を振り捨てて一緒になった彼女は、そのショックで心を病んでしまうが、後に夫の改心と圧倒的な献身とによって圧倒的なまでのパワーを小説や歌に発揮する。<かの子の代表作は、『老妓抄』、『生々流転』など。
彼女が死ぬまで若い男の恋人を侍らせていたことはツトに有名だ。
(一平や太郎がそれを許していたのが凄すぎるが。家族公認の「清らかな家族の形」by 岡本太郎 だったそうな。)
そんな圧倒的な母親のパワーにさらされた息子の太郎が、「爆発」した芸術を出さない訳がない。
裕福だった彼はパリへ渡り、ピカソやコルビジュと交流を深めたが、その中でも、常に母親は太郎の中に居続けた。
でなければ、かの子が死んだという知らせを聞いてから1日中、パリの街を彷徨うようなことはしないだろう。
川崎の二子新地には、かの子の文学碑「誇り」がある。
推薦文は川端康成が書いている(一平がデビュー間もない頃の川端を公私ともに支援していた。つまりは家族ぐるみのオツキアイ)。
母への愛が大き過ぎて、当初予定していた大きさを遥かに凌駕してしまったという(ついでに予算もオーバー;で、世話人の住職がひっくり返りそうになったとか)。
川崎市にある美術館とともに、太郎のエネルギーが満載している所と思われる。
記念展は逃してしまったが、いつかは何処かで作品を拝見したい。

おおおう・・・。
行き損ねた・・・。
実はこれまた岡本太郎ファンな私。
5-6年前くらいには、南青山にある岡本太郎記念館に行ったなあ。
「明日の神話」の修復のためのコインが売ってあった。
エネルギーが凄過ぎて、あてられた感じになった記憶がある。始原の生物そのもののような感じ。
熱と血がハンパないのね・・・。
↓(岡本太郎記念館にあるオブジェの一部;私が撮影してるからブレとボケはご容赦を)


まさに、「凡人の努力の先に天才はいない」というような感じ。
理不尽なまでの不平等を感じさせることったら半端ない!!
私が岡本太郎に興味を持ったきっかけは、実は瀬戸内寂聴のエッセイと小説から。
寂聴が執筆した、岡本太郎の母親である岡本かの子(作家、歌人)を主人公とした「かの子撩乱」を見た時には、芸術を第一の夫とした彼女の執念めいたエネルギーを感じて愕然としたのを覚えている。
かの子は、人気漫画家だった岡本一平と恋愛結婚した。しかし売れっ子だった彼は芸者遊びをして家に帰ってこなくなる。
裕福な家の出を振り捨てて一緒になった彼女は、そのショックで心を病んでしまうが、後に夫の改心と圧倒的な献身とによって圧倒的なまでのパワーを小説や歌に発揮する。<かの子の代表作は、『老妓抄』、『生々流転』など。
彼女が死ぬまで若い男の恋人を侍らせていたことはツトに有名だ。
(一平や太郎がそれを許していたのが凄すぎるが。家族公認の「清らかな家族の形」by 岡本太郎 だったそうな。)
そんな圧倒的な母親のパワーにさらされた息子の太郎が、「爆発」した芸術を出さない訳がない。
裕福だった彼はパリへ渡り、ピカソやコルビジュと交流を深めたが、その中でも、常に母親は太郎の中に居続けた。
でなければ、かの子が死んだという知らせを聞いてから1日中、パリの街を彷徨うようなことはしないだろう。
川崎の二子新地には、かの子の文学碑「誇り」がある。
推薦文は川端康成が書いている(一平がデビュー間もない頃の川端を公私ともに支援していた。つまりは家族ぐるみのオツキアイ)。
母への愛が大き過ぎて、当初予定していた大きさを遥かに凌駕してしまったという(ついでに予算もオーバー;で、世話人の住職がひっくり返りそうになったとか)。
川崎市にある美術館とともに、太郎のエネルギーが満載している所と思われる。
記念展は逃してしまったが、いつかは何処かで作品を拝見したい。

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