誰も期待してない「外事警察」がDVDが出るまでのネタばれ走り書き、果織編は後半戦へ突入。
うーーん。
まさに、自分のためだけの記事だな。
第1回目のメモ⇒外事警察ネタバレ感想覚え書き(果織編No.1)
第2回目のメモ⇒外事警察ネタバレ感想覚え書き(果織編No.2)
++++++++++++++++++
信じていたのに…!!
自分が嘘をついたり陰謀をめぐらせるヒトは、自分が他のヒトに嘘をつかれていたり、別の陰謀に「コマ」として巻き込まれていることに気付きにくい。
自分は「だましている方」だからね。
嘘をついているのは「お互い様」なはずの果織に、「だまされていた」ことに気付いた正秀は逆上しております。
<彼は某国の元工作員で、今回の核がらみの事件の関係者。テロリストとして様々な「準備」に携わった。
「家族」として交流(琴美ちゃんを通じてとか)もあっただろうに。
嘘の中にも本当のものがあっただろうし、本当の中にも嘘があっただろう。
その心中やいかほどのことか…。
しかし、そこはまだ若い果織さん。
この時点では中々たどり着けていない様子。
部屋の電気がついて現れた夫の只ならぬ様子の深い所まではたどり着いてないみたい。
<この時の心情が解るのは、もしかしたら民鉄だけかも…と思ったり。正秀の眼の下のクマも含めて、切なさと萌えのてんこ盛り。
「日本語でしゃべってよ。」
この言葉は、正秀にとって残酷な言葉だったのではないかな…と少し同情。
劇中で、果織は韓国語を殆ど?まったく?解していないように見える。
韓国人(帰化したとはいえ)の夫をもち、貿易会社の専務で、部下のヒトにも韓国人や中国人もいるような環境なのに、彼女は韓国語は解らないし。
<正秀は彼女を理解しようとしてたけど、彼女はどうだったのかな…と少し正秀に同情してしまう私は、ただのイケメン好きです。
正秀は結局、住本に追い詰められた後に民鉄に眉間を打ち抜かれてしまう(打ち抜かせる)けど、夫の亡骸に投げた、その時の果織のセリフが「なんで…」だったのは、そんな彼女の心中を物語るものではないかと。
しかし、そんな彼女も正秀の隠していたもの(壁の中に「いざという時」の箱があった…のを民鉄には伝言していた正秀…涙)を見た時に、少し理解した、深いところ心情に触れたのではないか?
お互いの利益のための「偽の家族」の契約は、彼⇒彼女に提案されただろうし、割り切るようにして始めたものだったろうけども。
でも、お互いに「いつかは本当の家族に。」と願っていた。「本当の家族になりたかった。」ということに。
<なんとなく、ヤマアラシのジレンマを思い出す私。
正秀が死んだ後、住本や陽菜からの接触に警戒心むき出しだった果織が吐いた言葉は、もしかして初めて正秀の一端を理解した瞬間だったのではないかな…と思う。本能的に。
<果織は、極めて本能で動くようなヒトだと思う。
「あなたたちが来なければ、ここで3人で幸せに暮らしてたのよ!!」
距離感をお互いに測りながら暮らしていた彼女は、本能で今度こそは家族を愛そう、大事にしようと思ったのではないか?
だからこそ、琴美をギュッと抱きしめることが出来たのかな…と少し思ったり。
もう離さないよ…と。
だから、住本からの依頼(正秀が用意していた核爆弾のスイッチを韓国のテロリストの所へ持っていく)を断固として断った。
もう関わるものか、と。本能的に住本(とそれを取り巻く団体さん)を嫌ったのではないかなあ…と思う。
しかし、その果織の心情の変化を「見てきたかのように」タイミングを見計らって、黒い軍団が娘を攫ってしまうのが…全くもってやるせない。
娘を返してほしければ、スイッチを持ってこいという。
関わるまいと決めた公安に、果織が再び接触を図ったシーンは描かれていない。どんな心情で電話を掛けたのか、どんな声で、どんな行動をとったのか…私ごときの脳みそでは想像できない。
しかし、強くなりつつある果織さん。
タバコを吸いながら、ある種の覚悟を決めております。参上した住本が「このスイッチは核爆弾の起爆装置だ。」といった所で、道を引き返すこともありません。自分で持っていく、と。嫌がっていた役目を果たそうとします。
今度は、きつーいセリフを住本から聞かされても、言い返すことが出来るのだ。
住本「一度は捨てた娘だろ?」
果織「だから…どんなことがあっても捨てない。」
ある意味、憑き物が取れつつあり、腹が据わってきた果織は、羽田から韓国へ飛ぶ。
そして物語はクライマックスへ。
+++++++++++++++++
そしていよいよ、果織編が終了へ向かう…長かったぜ。
自分と名前が同じで(漢字は違うけど)、同じ年代の彼女を見てると、「もう少し頑張らんかい!!」という妙な心になるのがタマに傷だな。
うーーん。
まさに、自分のためだけの記事だな。
第1回目のメモ⇒外事警察ネタバレ感想覚え書き(果織編No.1)
第2回目のメモ⇒外事警察ネタバレ感想覚え書き(果織編No.2)
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信じていたのに…!!
自分が嘘をついたり陰謀をめぐらせるヒトは、自分が他のヒトに嘘をつかれていたり、別の陰謀に「コマ」として巻き込まれていることに気付きにくい。
自分は「だましている方」だからね。
嘘をついているのは「お互い様」なはずの果織に、「だまされていた」ことに気付いた正秀は逆上しております。
<彼は某国の元工作員で、今回の核がらみの事件の関係者。テロリストとして様々な「準備」に携わった。
「家族」として交流(琴美ちゃんを通じてとか)もあっただろうに。
嘘の中にも本当のものがあっただろうし、本当の中にも嘘があっただろう。
その心中やいかほどのことか…。
しかし、そこはまだ若い果織さん。
この時点では中々たどり着けていない様子。
部屋の電気がついて現れた夫の只ならぬ様子の深い所まではたどり着いてないみたい。
<この時の心情が解るのは、もしかしたら民鉄だけかも…と思ったり。正秀の眼の下のクマも含めて、切なさと萌えのてんこ盛り。
「日本語でしゃべってよ。」
この言葉は、正秀にとって残酷な言葉だったのではないかな…と少し同情。
劇中で、果織は韓国語を殆ど?まったく?解していないように見える。
韓国人(帰化したとはいえ)の夫をもち、貿易会社の専務で、部下のヒトにも韓国人や中国人もいるような環境なのに、彼女は韓国語は解らないし。
<正秀は彼女を理解しようとしてたけど、彼女はどうだったのかな…と少し正秀に同情してしまう私は、ただのイケメン好きです。
正秀は結局、住本に追い詰められた後に民鉄に眉間を打ち抜かれてしまう(打ち抜かせる)けど、夫の亡骸に投げた、その時の果織のセリフが「なんで…」だったのは、そんな彼女の心中を物語るものではないかと。
しかし、そんな彼女も正秀の隠していたもの(壁の中に「いざという時」の箱があった…のを民鉄には伝言していた正秀…涙)を見た時に、少し理解した、深いところ心情に触れたのではないか?
お互いの利益のための「偽の家族」の契約は、彼⇒彼女に提案されただろうし、割り切るようにして始めたものだったろうけども。
でも、お互いに「いつかは本当の家族に。」と願っていた。「本当の家族になりたかった。」ということに。
<なんとなく、ヤマアラシのジレンマを思い出す私。
正秀が死んだ後、住本や陽菜からの接触に警戒心むき出しだった果織が吐いた言葉は、もしかして初めて正秀の一端を理解した瞬間だったのではないかな…と思う。本能的に。
<果織は、極めて本能で動くようなヒトだと思う。
「あなたたちが来なければ、ここで3人で幸せに暮らしてたのよ!!」
距離感をお互いに測りながら暮らしていた彼女は、本能で今度こそは家族を愛そう、大事にしようと思ったのではないか?
だからこそ、琴美をギュッと抱きしめることが出来たのかな…と少し思ったり。
もう離さないよ…と。
だから、住本からの依頼(正秀が用意していた核爆弾のスイッチを韓国のテロリストの所へ持っていく)を断固として断った。
もう関わるものか、と。本能的に住本(とそれを取り巻く団体さん)を嫌ったのではないかなあ…と思う。
しかし、その果織の心情の変化を「見てきたかのように」タイミングを見計らって、黒い軍団が娘を攫ってしまうのが…全くもってやるせない。
娘を返してほしければ、スイッチを持ってこいという。
関わるまいと決めた公安に、果織が再び接触を図ったシーンは描かれていない。どんな心情で電話を掛けたのか、どんな声で、どんな行動をとったのか…私ごときの脳みそでは想像できない。
しかし、強くなりつつある果織さん。
タバコを吸いながら、ある種の覚悟を決めております。参上した住本が「このスイッチは核爆弾の起爆装置だ。」といった所で、道を引き返すこともありません。自分で持っていく、と。嫌がっていた役目を果たそうとします。
今度は、きつーいセリフを住本から聞かされても、言い返すことが出来るのだ。
住本「一度は捨てた娘だろ?」
果織「だから…どんなことがあっても捨てない。」
ある意味、憑き物が取れつつあり、腹が据わってきた果織は、羽田から韓国へ飛ぶ。
そして物語はクライマックスへ。
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そしていよいよ、果織編が終了へ向かう…長かったぜ。
自分と名前が同じで(漢字は違うけど)、同じ年代の彼女を見てると、「もう少し頑張らんかい!!」という妙な心になるのがタマに傷だな。
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